【マチ★アソビ】船上で出会う『まどか☆マギカ』や『シュタインズ・ゲート』のキャラたち! パワーアップした“橋の下美術館”をレポート!
徳島を中心としたアニメの祭典“マチ★アソビvol.6”が、2011年5月3日~5日に開催された。年3回のペースで開催されているマチ★アソビだが、5月は“川”、10月は“山”(山上ステージ)を舞台として有効活用するのが恒例となっている。
そんな、5月のマチ★アソビを代表する大掛かりな展示が、今回紹介する“橋の下美術館”だ。
橋の下美術館とはその名の通り、徳島を流れる新町川にかかる橋の下(裏)を、巨大なイラストのキャンバスにしてしまおうという試み。橋に掲げられたイラストは、水上を走る船から見上げる形となる。
2回目となる橋の下美術館には、『ブラック★ロックシューター』、『カーニバル・ファンタズム』、『ゴッドイーターバースト』、『テイルズ オブ エクシリア』、『桜の温度』、『Fate/Zero』、『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』、『シュタインズ・ゲート』、『魔法少女まどか☆マギカ』の9タイトルが参加した。
橋の下美術館は、新町川沿いの船着場からスタートする。大人気の企画のため、参加には長蛇の列で待たなければならない。乗船名簿に書き込んで順番が回ってきたら、保険料の100円(費用はこれだけ)を支払って、新町川を走るクルーズのスタートだ。
小型の船舶で5月の川面を走るのは、それだけでも十分に気持ちよくて楽しい。次に向かう橋に掲げられた作品の主題歌がBGMとして流れて雰囲気を高めながら、9つの橋を巡っていく。
実は前回の橋の下美術館はあまりに近く、巨大なキャンパスでとても全容を撮影することはできなかったので、今回はもう少し広範囲を撮影できる機材を用意した……のだが、今回はなんと、前回よりも掲示されたイラストがさらに大きく、なぜか近い!
とても写真には全体像が納まりきらず、またしても橋の下美術館に敗れる結果となってしまったが、せめて“どれぐらい近くてデカいのか”が少しでも伝われば幸いだ。
『ブラック★ロックシューター』から始まった船旅は、最後は『魔法少女まどか☆マギカ』でフィニッシュ。乗船中はイラストを見るにせよ、写真を撮るにせよ、乗客は安全な範囲で身を伏せたり、カメラを持つ腕を伸ばしたりと工夫に余念がない。もはやこれはひとつのエンターテイメントと言えるほどで、あまりにも使える写真が少なかった自分も翌日思わずリベンジを挑んでしまった。
いずれにしても徳島以外では味わえない楽しい体験なので、来年以降のマチ★アソビでもぜひ期待したい企画だ。現地ではアニメファンはもちろん、子供連れで美術館めぐりを楽しむ家族の姿も多く見られていた。
<取材・文:中里キリ>
>>マチ★アソビ公式サイト
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