谷山紀章さん初主演映画『縁-enishi-』劇場公開直前上映イベント開催!谷山さん、浪川大輔さん、勝杏里さん、AYABIEなど豪華キャストが登場!!
谷山紀章さん初主演映画『縁-enishi-』が5月8日よりTOHOシネマズ系にて劇場公開スタート。それを記念した直前イベントが5月2日、東京・渋谷C.C.Lemonホールで開催。
『縁-enishi-』の先行上映のほか、谷山さん、浪川大輔さん、ヴィジュアル系ロックバンド、AYABIEのメンバー、宮地真緒さん、三津谷葉子さん、鈴木拡樹さん、勝杏里さんなどの出演者が勢ぞろい。スピンオフ作品『トレニア-裏切りの代償-』、同じくスピンオフ作品で今夏公開予定の『美女と天ぷらとサムライ』の関連コーナーも行われた。
●クライマックスでは谷山さんと浪川さんが対決! ハードボイルドアクション映画『縁-enishi-』
『縁-enishi-』は『ゲーム☆アクション』などの映画を手掛けた村松清秀監督の作品で、7年間、行方不明で死亡認定された、“死人”と呼ばれる者達の激しくも悲しい戦いと愛憎劇を描いたハードボイルドアクション巨編。
映画初主演の谷山さん、対抗組織のボス役を浪川さん、ヴィジュアル系ロックバンド、AYABIEのメンバー、宮地真緒さんと三津谷葉子さんの女優、多くの特撮作品でヒーローを演じてきた名優、宮内洋さんと伴大介さんなど豪華キャスト陣も話題だ。
イベントではまず『縁-enishi-』の先行上映からスタート。谷山さん演じるハヤトとAYABIE・KENZOさん演じるケイジは二人でバーを経営し、裏稼業でもコンビを組むが会話のテンポが小気味よく、スタイリッシュ。謎の少女・アカネ(宮地)や情報屋・吉田鈴木(勝)との掛け合いも楽しい。アクションシーンでは一転してクール。そんなギャップが魅力的なコンビ。
浪川さん演じるリョウが率いる対立組織・トレニアのメンバーは目的のために手段を選ばない。その非情さは見事なまでのアンチヒーロー。アカネを巡り、中盤から白熱するバトルは手に汗を握る。劇中に展開するリアルで激しいアクションは大迫力。特にハヤトとリョウが対峙するシーンはゾクっとさせられる。そして驚くべき結末と感動が押し寄せるだろう。宮内さんと伴さんという名優の長ゼリフの掛け合いも見せ場の一つ。
上映後には場内から多くの拍手が沸き起こり、観客の反応も上々だった。
●トークショーでは谷山さんの恥ずかしい撮影エピソードを公開!?
上映後は出演した谷山さん、浪川さん、宮地さん、三津谷さん、勝杏里さん、AYABIEのKENZOさん、夢人さん、タケヒトさん、インテツさん、そして村松監督によるトークショー。「妥協せず、通常の倍くらいキャストの皆さんに付き合っていただきました。自信を持って出せる作品になりました」。今回のオファーを受けた時、谷山さんは「いよいよ僕もスクリーンデビューかと。とても、いいお話だなと二つ返事で受けさせていただきました」と余裕の表情。しかしメイキング映像で撮影初日の緊張感いっぱいの様子が映し出されると照れ笑い。「映画撮影は初めてだったから怖い人ばかりだったらどうしようって(笑)」。
浪川さんは「撮ったのは一番太っている時で、終わった後は5キロやせたくらいハードでした。初めてのキャストさんも多くて、新鮮で楽しい現場でした」と振り返った。
また宮地さんが待ち時間に浪川さんがトランプを持参し、出演者で七並べなどで遊んだ話をすると「俺、トランプやってないよ!」と驚いた様子の谷山さん。「二人(谷山さんとKENZOさん)は出てたから」と言われ、「やりたかったな」とポツり。
●『縁-enishi-』のスピンオフ2作品を紹介するコーナーも
『縁-enishi-』のスピンオフ2作品のコーナーもあり、まず劇場公開に先駆けてdmm.comで配信中の配信中のスピンオフ作品『トレニア-裏切りの代償-』のコーナーではヒロインのアンジュ役の喜屋武ちあきさん、浪川さん、夢人さん、インテツさん、鈴木拡樹さんが登場。『トレニア-裏切りの代償-』はハヤトとケイジと敵対する組織・トレニアにクローズアップした作品で、鈴木さん演じるジュンが敵の組織に属するアンジュを守るため、トレニアと対決する物語。
今夏に公開されるスピンオフ作品『美女と天ぷらとサムライ』は勝さん演じる吉田が主人公のコメディ作品。勝さん、美女役の嶋田恵里香さん、武之助役のタケヒトさん、KENZOさん、宮地さん、谷山さん、松村監督がステージでトークを繰り広げた。
●役を入れ替えての生アフレコは大爆笑
作品のダイジェストとメイキング映像を見た後には、作品の映像を使い、配役をチェンジしての生アフレコするコーナーもあった。共演者の役を本人の目の前で演じるだけにやりにくそう。浪川さんは『トレニア-裏切りの代償-』で自分が演じていない、ヒロインと主人公役を演じたり、勝さんに至っては『縁-enishi-』の生アフレコで4役を演じ分ける大活躍。観客だけでなく、村松監督も「特等席で見られて得した気分」と嬉しそう。
イベントのラストでは村松監督からの希望での生アフレコでは、谷山さん演じるハヤトと浪川さん演じるリョウが決戦前日に話すシーンはお互いに役を入れ替えた。熱のこもった芝居に場内も感動していたが、浪川さんが間違えると谷山さんと三津谷さんからアドリブで「間違えたな」と突っ込まれて会場は大爆笑。4時間半に及ぶイベントで勢いを付け、後は公開を待つばかり。
●アクションだけでなく、人間の“縁”も見てほしい
村松監督が「アクションも見どころだけど、ハヤトやケイジと接するアヤネ、アカネとシオンの対応だったり、人間の縁について考えながら脚本を書いたつもりです。そういう部分も見ていただければうれしいです」と語る『縁-enishi-』は5月8日公開。お見逃しなく!
<取材・文:永井和幸>
『縁-enishi-』
5月8日よりTOHOシネマズ系にて劇場公開開始
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