ロフトプラスワンで『電波女と青春男』トークイベント開催! 大亀あすか、渕上舞、加藤英美里の豪華メンバーに惹かれて熱狂的なファンが集結!!
5月4日、東京・新宿区のロフトプラスワンにてトークイベント「電波女と青春男再」が開催された。これはアニメ『電波女と青春男』の放送開始を記念し、同作品に出演する藤和エリオ役の大亀あすか、前川さん役の渕上舞、御船流子役の加藤英美里のほか、制作スタッフも一堂に会して大いに語り合おうというもの。
『電波女と青春男』は、同名小説(入間人間・著、電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)のアニメ化。多くのヒット作を生んでいるシャフト(新房昭之総監督)の制作、ロックバンド・神聖かまってちゃんにヒロイン・藤和エリオ役の大亀あすかをフィーチャーしたユニット「エリオをかまってちゃん」によるOPテーマ「Os-宇宙人」の発売もあり、話題が沸騰している。
本来このイベントは3月に予定されていたが、東日本大震災の影響で中止になり、あらためて開催が決まった。事前には出演者以外の詳細があきらかにされていなかったにもかかわらず、チケットはソールドアウト。第一話でエリオが食したピザをモチーフにしたこの日限定メニュー「一気食いピザ」が開演を待たずに完売になるなど、詰めかけた満員のファンは、待ちに待ったイベントを堪能していた。
19時に開演するとまずは制作スタッフ(三木一馬=アスキー・メディアワークスプロデューサー、綾奈ゆにこ=シリーズ構成・脚本、宮本純乃介=キングレコードプロデューサー、田中潤一朗=TBSプロデューサー)による第一部のトークコーナーがスタート。
ロフトプラスワンの仕様で出演者はお客様とともに飲食をするシステムとなっており、一同、楽しくお酒を飲みながら、時にTVアニメの納品スケジュールに関してなどのきわどい話題にも斬り込んでいく。
事前に回収したアンケートをもとに、一話のジャイアントスイングを担当したアニメーターは誰か、電波らしさと青春らしさを出す工夫は、新房昭之総監督はなぜ顔出しをしないのか、「Os-宇宙人」に神聖かまってちゃんを起用したきっかけは、と縦横無尽のトークを繰り広げると、時間は瞬く間に過ぎていった。
第二部は大亀あすか、渕上舞、加藤英美里が登壇してのWebラジオ「電波メールと青春ラジオ」の公開録音。つづく第三部もブルーレイ/DVD第1巻のオーディオコメンタリー生収録であったため、万全を期して三人はアルコールなし。しかし、ソフトドリンクを飲みつつもお酒が入ったかのようなテンションでオーディエンスをいじり、場を盛り上げていく。
高校時代はどんな委員会に所属していたかという話題になり、渕上舞は年に一度しか活動しない選挙管理委員、大亀あすかは生徒会書記、加藤英美里は委員会活動がなく軽音楽部でドラマーをやっていたと、各々アニメのような過去を告白。甘酸っぱい雰囲気を醸しだしたところで休憩を挟み、いよいよ映像に合わせてライブでオーディオコメンタリーを付けようという第三部に突入した。
エリオの母・藤和女々、藤和エリオ、御船流子、前川さんが出現する度に「かわいい~」という声が上がる三人。実況に気を取られるあまりに観ようとしていたシーンを見逃すこともしばしばだったが、「簀巻きの上から出ているアホ毛がかわいい」「生足フェチの人にはたまらないですよね~」「主人公の丹羽真がなんだかんだと言いながらエリオにかまう優しさが女子視点で萌える」、などと当意即妙のコメントを挟み、ダイレクトな客席の反応も入ったオーディオコメンタリー収録を無事完遂した。
最後はロフトイベントのお約束、2オーダー目以降の注文数に応じて多くの抽選券がもらえるシステムのプレゼント大会。サイン入りポスターが惜しげもなくふるまわれ、『電波』ファンは満足した様子で帰宅の途についた。
なお、この生オーディオコメンタリーを収録した『電波女と青春男』ブルーレイ/DVD第1巻は6月22日に発売される。
>>アニメ『電波女と青春男』公式サイト
>>Webラジオ「電波メールと青春ラジオ」:アニメイトTV