人気ラジオ番組『癒されBar若本』がこの夏、大復活!パーソナリティの若本規夫さんと新アテンダントの清水香里さんにインタビュー!!
若本規夫さんがパーソナリティを務める『癒されBar若本』は2007年からスタートし、昨年惜しまれつつ終了したが、このたび約1年ぶりに帰ってきた!
新アテンダントの清水香里さんと共に、前シリーズ同様に、毎回ゲストをお招きして、楽しいトークを繰り広げる番組になりそう。初回収録を終えたばかりの若本さんと清水さんにお話をうかがいました。
●人気ラジオ番組『癒されBar若本』が復活! 雰囲気もガラリとチェンジ
――『癒されBar若本』が1年ぶりに復活して、第三期シリーズに突入しました。感想をお聞かせいただけますか?
若本規夫さん:『癒されBar若本シーズンZwei』が終わった後、またやりたいなと思ってました。ただやるからにはこれまでの番組とは違った雰囲気の番組にしようと。
――『癒されBar若本』がどんな番組なのか、ご説明いただけますか?
若本さん:トークはあまり得意でない僕だけど、僕を自由に泳がせて、しゃべらせて気楽なラジオを作りたいというスポンサーが現れて始まって。ディレクターやスタッフ、リスナーさんが、若本というパーソナリティをどうころがしていくか。そんな番組かな。そして毎回ゲストを迎えて、素のトークやこの番組ならではのドラマを楽しんでもらえるラジオです。
●今シリーズのパートナーは清水香里さん。若本さんは2度目ぼれ!?
――番組ではシリーズごとに、アテンダントパーソナリティを迎えていますが、今シリーズで清水香里さんを迎えることになったきっかけを教えてください。
若本さん:僕はアシスタントではなくアテンダントと呼んでいるんだけど、今回候補の人を決めるにあたって、昨年末にAT-Xで放送された忘年会番組で彼女と一緒になった時、僕の前に現れて、「数年前にラジオでお世話になりました」と丁寧なあいさつをしてくれたのが印象に残ってて。いろいろなイベントでもMCなどやっている様子がうかがえたので、彼女にしようと。実は会ったのは2回だけなんだけど。
決まる時はそんなもんだよ(笑)。
清水香里さん:番組ゲストで呼ばれるかもと伺ってはいたんですけど、その後、マネージャーさんから「アテンダントに決まりました」と言われて。最初、言われた意味が理解できなくて数分無言になっちゃいました(笑)。若本さんには今から8年前くらいに私のラジオ番組にゲストで出演していただいたのが初めてで、2度目の忘年会特番も若本さんはエンディングのサプライズ出演であまりお話もできなかったので、「何でなんだろう」って。若本さんとご一緒させていただくことはすごく楽しみだった半面、プレッシャーもありました。
●コンセプトはパーソナリティもゲストも「素」
――実際に一緒に番組をやられた感想をお聞かせください。
若本さん:初回からこんなにスムーズにのっていけるとは正直思ってなかったので、これからもっとレベルアップしなきゃいけないと思うと怖いかな(笑)。
でもゲストあっての番組だから、我々がシャカリキになってもしょうがないので、ゲストの良い部分を二人でいかに引き出していけるかですね。
清水さん:収録する前に若本さんと打ち合わせをする時間をいただいた時、コンセプトなどをお伺いしたんですが、おっしゃっていたのが「素で」。頑張り過ぎず、無理に盛り上げようしないで自然体でリラックスした状態でやれればいいのかなと。若本さんという大先輩にのっかる気持ちで、他のラジオと違ってゆったりしたおしゃべりができたかなと思います。
若本さん:僕は無理に楽しそうにしたり、テンションを上げたりするのはやめたくて。その時の気分で笑ったり、時にはしんみりするのもいいし。僕と彼女の素の流れが風にのってゲストに伝わり、ゲストも素になっておしゃべりする。できるだけそういう番組にしたいですね。
●サブタイトルは若本さんお気に入りの雑誌がヒント
――今回の番組名のサブタイトルに"風のワンダラー"と入っている理由を教えてください。
若本さん:『風の旅人』という"心の旅"をコンセプトにしたグラフ文化誌があるんですけど、すごく気に入って、こういう雰囲気を番組で表現できないかなと思ったのがきっかけで。実際に誌面で掲載されている詩を朗読できないかと問い合わせたら、快諾してくれて。ただコラボみたいに見えてしまうからサブタイトルで誌名は使わないでほしいと。それで番組のサブタイトルを考えている時、ふと"旅人"をドイツ語でなんて言うのかなと調べたら"Wanderer(ワンダラー)"で。これならそのままじゃないからいいかなと(笑)。語感もいいし。"風のツーリスト"じゃ旅行代理店みたいで、締まらないしね。「どんなところにも飛んでいきたい」というコンセンプトにも合うので決めました。
●風のように耳に届く、大人が聴ける番組に
――前シリーズと同じ部分、また変わったところがあったら挙げていただけますか?
若本さん:これまではゲストにお酒を出したり、にぎやかな雰囲気だったけど、今回はのんびりした気持ちで風のように耳に届く、大人が聴ける番組にしたくて。今までのリスナーは驚くかもしれないけど、我々も成長しないといけないから。ゲストを迎えてトークしたり、ドラマを演じたりするのは変わりません。でもドラマもバラエティっぽい内容だったけど、奥行きが深いものにできたらいいなと考えてます。
清水さん:ドラマパートはおうちで台本を読んでる時はすごく緊張しましたが、実際にこんな近くで素晴らしい声や演技を聴けるのがうれしかったです。
――呼ばれるゲストはどのように決められるんですか?
若本さん:だいたいスタッフに任せますね。僕もノミネートするけど、みんな、忙しい人達だから。僕も毎回、誰が遊びに来てくれるのか、楽しみ。
●お悩み相談コーナーでは若本さんが一刀両断!
――メールを募集するコーナーもありますがご説明いただけますか?
若本さん:"若本規夫に訊け"は皆さんからの相談メールにお答えします。どんな相談事でもいいけど、独断と偏見でズバズバいくから。新聞や雑誌の悩み相談の回答者みたいにうまくできないので即決します。
清水さん:今回の回答もすごく速かったですよね(笑)。
若本さん:相談というのはする時点で答えが決まってるんだよ。それを相手が言ってくれるかどうかで。僕は一刀両断するけどね(笑)。
清水さん:あと皆さんから"心の旅"をテーマにしたメールも募集してます。
若本さん:誰でも心の旅をしていて、いつも頭の中で一人ごとを言うことで自分というパーソナリティを保っている。そんな一人ごとを気軽に送ってもらえれば。心象風景でもいいし、実際に旅をしたエピソードでもいい。あなたにとっての心の旅だと思えれば。うさばらしでも書いてスッキリするならOKです。
●今までになかった自由で新しいラジオを目指す
――最後に番組を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。
清水さん:『癒されBar若本』の常連の皆さん、よろしくお願いします! 普段の私は友達といる時もしゃべりっぱなしでテンションが高いほうですが、いつもは見せていない素の、のんびりした私も見ていただけると思います。若本さんとゲストの方のお話は心に響くことが多くて。大先輩のお話はなかなかお伺いする機会がないので、リスナーの皆さんと同じように楽しみにしてます。
若本さん:前シリーズから聴いてくれてる人には進化した『癒されBar若本』を感じてほしいですね。そして今回から初めて聴いてくれる人は自然に流れる風のような心地良さを、番組を通して感じてください。今までになかった、自由で新しいラジオを作っていきたいのでサポートよろしく!
<取材・文:永井和幸>
>>『癒されBar若本~風のワンダラー~』番組公式サイト
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