ノイタミナ新番組『UN-GO』第1話先行上映イベント開催――豊崎愛生さん&山本希望さん&水島精二監督&脚本・會川昇さんのトークも盛り上がったぞっ!!
2011年10月13日より、フジテレビ系列・ノイタミナ枠でスタートする新TVアニメ『UN-GO』。昭和の文豪・小説家・坂口安吾の『明治開化安吾捕物帳』を原作に、アニメならではの切り口から大胆なアレンジを加えた本格ミステリー作品だ。
放送に先駆け、2011年10月2日には第1話の先行上映、およびキャスト陣と水島精二監督、そして脚本を務めた會川昇氏によるトークショーが行なわれた。午前の部・午後の部と2回に渡って行われた本イベントだが、今回は午前の部の模様をお届けしたい。
上映開始前に行なわれたトークショーに駆けつけたのは、主人公・結城新十郎の相棒であり謎の美少年、因果を演じる豊崎愛生さんと、新十郎と深い関わりを持つメディア王・海勝麟六の娘、海勝梨江を演じる山本希望さん、そして水島精二監督、脚本を手掛けた會川昇さんの4名。
因果と言う役どころについて尋ねられた豊崎さんは、「こうしてレギュラーで少年役をやらせて頂くのは、実は初めての経験なんです。まさに"謎の美少年"と言う役どころですが、因果と言うキャラクターが何なのか、を念頭にお話を楽しんでもらえたら。」と語り、これから始まるアニメへの期待を煽ってくれた。また山本さんは自身の演じる海勝梨江と言うキャラクターについて「お嬢様なのに、活発で物怖じしない女性。最初はお嬢様らしい性格を意識して演じていましたが、 "もっと素でいいよ"とアドバイスを頂いたんです。それもあって今は体当たりで演じているので、自分にも近い存在ですね。」とコメント。また「アフレコの度に毎回とても緊張していますが、その想いをすべて梨江にぶつけて一生懸命に演じています。」と語ると、豊崎さんから「いつもすごく頑張っていて、キラキラしています!」と絶賛の声が。それを聞いた山本さんが顔を赤らめるシーンも見られるなど、トークショーは随時和やかな雰囲気の中で進行した。
そして最後にファンへのメッセージを求められると、會川さんは「犯人役のキャスティングに苦労したりもしましたが(笑)、皆さんに楽しんでいただければ幸いです。『UN-GO』を宜しくお願いします!」、水島監督は「スタッフ一同、心を込めて制作しています。音楽も素晴らしいので、ぜひ、注目していただけたら。」、山本さんは「ステキな方々が想いを込めて作り上げた『UN-GO』と言う作品を、皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。独特な世界観を、ぜひ、堪能してください!」、豊崎さんは「『UN-GO』では悩んで、考えて、ぶつかって、ちょっと挫折して、と言うサイクルを繰り返しながら一生懸命にアフレコをしています。この作品ではめくるめく豪華なトリックと言うよりも、人と人との心の揺れ動き方や、事件を起こしてしまった動機の部分が丁寧に描かれています。アニメを見て、皆さんの心の中に何かが残っていったら嬉しいです。」と語り、トークショーは幕を閉じた。
TVアニメ『UN-GO』は、2011年10月13日よりフジテレビ系列・ノイタミナ枠にて放送開始予定。段々と深まる秋の夜長にピッタリの作品『UN-GO』に、ぜひ注目して欲しい。
(取材・文 杉山 玲菜)
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