人気ゲーム『アルカナ・ファミリア』の新ドラマCDリリース決定!プレーヤーキャラのフェリチータ役は能登麻美子さん。メインキャストインタビュー
10月27日に発売されて話題のPSP用ソフト『アルカナ・ファミリア』の新ドラマCDの発売が決定! 今作ではプレーヤーキャラであるフェリチータを、能登麻美子さんが演じる。部下たちもゲームに続き登場し、更に『アルカナ・ファミリア』の世界が広がりました。収録後にメインキャストの皆さんにお話をうかがいました。
●待望のフェリチータの出演。能登さんの声にキャスト一同納得!
――まず収録を終えての感想をお聞かせください。
フェリチータ役・能登麻美子さん:フェリチータは幼い所があったり、達観したような所があったりと、色んな面を見せてくれる子なんだなと思いました。最初(収録テスト時)、気負ってしまい、やややり過ぎた部分もあったのですが・・・(笑)他のキャストの皆さんのお芝居がとてもはまっていて、面白く、私自身は今回フェリチータに初めて声がつくということで緊張しっぱなしだったのですが、ドラマ、芝居の面白さにあっという間に収録が終わった感じでした。
リベルタ役・福山潤さん:ドラマの内容は意外にノヴァが下っ端だったなと。大変満足です(笑)。約1年くらい、愉快なメンバーで繰り広げてきた『アルカナ・ファミリア』ですが、何か足りないとずっと思っていた答えが今日わかりました! それは麻美子成分だったんだと。やっと補われました。フェリチータとリベルタの複雑な関係がなくなればいいのに(笑)。
ノヴァ役・代永翼さん:前のドラマCDではフェリチータはいたんですけど、声が入っていない状態で、今回は声がつくということでとても楽しみにしてました。声を聞いた瞬間、ぴったりだなと。「能登さんの声が入ったら、このメンバーはまとまるよ」と納得できたのと同時に癒されました。ただ幼なじみということもあり、甘くしてもいけない、冷たくてもいけないと距離感が難しかったですが、接し方など新しい発見がありました。収録自体はテンポが良くて、絡んだことのない方と絡めて楽しかったです。
デビト役・吉野裕行さん:ゲームの収録では一人なのでイメージを自分の中で膨らませてやらないといけないけど、こうやってみんなで集まってやれるとやっぱりいいですね。ドラマ本編はにぎやかな感じで、思っていたよりバカばっかりなんだなと(笑)。もっとしっかりしたメンバーだと思っていたのに。特にダンテはダジャレが多くて。ノヴァも虐げられていたり、ちょっと残念でした(笑)。フェリチータはしゃべってくれるだけでありがたいです。能登さんで良かったなと。
パーチェ役・杉田智和さん:やっぱりドラマCDは何から何まで違いますね。以前なら「今、蹴りが飛んできた」と想像しながら芝居してましたが、今日は具体的な蹴りを出す声が聞こえて、それに合わせて芝居ができて。楽しかったです。フェリチータとの会話はイメージしてきましたが、それ以上のクォリティーのフェリチータが炸裂してました。
ルカ役・中村悠一さん:半年ぶりにキャラをやらせていただきましたが、僕なりにキャラの変化を感じて、半年で人って変わるものだなと思いました(笑)。また今回、初めてフェリチータに声が付きましたが、ゲームの時はしゃべっていたけどテキストのみです。その時、口調などはわかっていたので僕の中で声をイメージして掛け合いをしてました。僕のイメージでは能登さんの声を想像していなかったんですけど、聴いたらとてもマッチしていて、ファンの方にはフェリチータを含めて、もっと『アルカナ・ファミリア』が好きになるくらい、魅力的なキャラになったと思います。
ダンテ役・小杉十郎太さん:ゲームでは一人だったけど、こうやって集まると「本当にファミリーなんだな」と改めて実感できました。ここまで来たらアニメになるといいんじゃないですか? フェリチータはもう「トレビアン!」です(福山さん「それフランス語ですよ!」)。まあ、同じ事務所なのでどんなに深い仲になっても問題ないかなと(笑)。
ジョーリィ役・遊佐浩二さん:ジョーリィはマッドでサディスティックな面が多いのに、今までそれを受ける相手の声がなく寂しかった。「この豚野郎!」いや違った、「子豚」とノッティ(能登さん)に面と向かって言えて、喜びを禁じえませんでした(笑)。台本がコミカルな方向だったこともあり、非常にテンポ良く収録できてよかったなと思います。フェリチータの存在も大きかったですね。余計にテンポが増して、いい収録になったんじゃないかと思います。
●聴きどころは部下に恵まれないノヴァと笑えるダンテ!?
――ドラマCDの聴きどころやおすすめシーンを教えてください。
能登さん:"みせしめ"のところです。
それぞれタロットカードの名前で呼び合い雰囲気もちょっとシリアスになっていて、大人のムードが漂うドキドキするシーンだと思いました。
福山さん:「社会の縮図がここにある」と言っている聖杯の幹部であるノヴァの社会の営みのベールを脱いだところですね。彼が外部の人間に対して、あんなに居丈高なのか、それは内部で報われていないからというのが明らかになって。お芝居の上でリベルタがノヴァに対して優しくできるのではないかなと思います。
代永さん:ダンテですね。部下を励ますシーンがあるんですが、すごくおもしろいです。ダンテなのか、小杉さんなのか、わからないくらい(笑)。きっと笑いが止まらないと思います。
吉野さん:僕もダンテで、まんじゅうのくだりです。製品として収録されるのかはわからないけど、無理矢理笑わせようとしてるところは間違いなく入っているはずです(笑)。
杉田さん:全てです。聴けばその理由が分ると思います。
中村さん:全体的にコミカルなシーンが多めになっていますので、もしゲームをやっていなくて、ドラマCDから入る場合でも楽しみやすいですし、ドラマCDを導入部として「この作品にはこんな一面もあるんだよ」と知ってもらうためにもいい内容になっているんじゃないかなと思います。本編の注目要素である、みせしめと、キャラ同士のコミカルな掛け合いがしっかり収録されているのでおすすめできる1枚です。
小杉さん:聴いてくださる方にわかっていただきたいのは、我々は台本から一字一句変えていません。まして本番で変えてしまうなんて失礼なことは……(一同爆笑)。あとダンテの部屋でフェリチータと何があったのか、そこはご想像にお任せします。
遊佐さん:フェリチータだけでなく、今回のCDから部下のキャストも新たに登場したので、組織の内部がより描かれているのではないかと思います。フェリチータの未熟ながらも部下に対する愛情とか、部下の愛情に恵まれないノヴァとか、上司という立場を利用して自分の発言に笑いを強要するダンテとか。そんなところで先輩の威厳を見せ付ける小杉さんとか(笑)。
●ファミリーの絆やタロットカードにまつわる設定などが魅力のゲームと一緒にドラマCDを楽しもう!
――最後に楽しみに待っているファンの方とまだ『アルカナ・ファミリア』を知らない方へメッセージをお願いします。
能登さん:まだ知らない方にはぜひゲームをプレーしていただきたいと思いました。タロットカードにまつわる設定、世界観はとてもおもしろいですし、マフィアの描かれ方もお洒落で魅力的だと感じました。今日初めて聴かせて頂きましたがキャストの方々の声を聞いているととてもドキドキしますね(笑)皆さんもきっと同じ気持ちなのだなと思いました。
ドラマCDはキャラが一同に会して一つの物語を動かしていて、とても聴きごたえがあると思うので合わせてお楽しみ頂けたらと思います。
福山さん:我々はいつものテンション、いつもの仲でやっていましたが、その"いつも"の中に大切なものがあるんです。それをあなたが発見してください。
代永さん:ゲームでは大筋に迫った話が描かれていますが、このドラマCDはコメディタッチなのでゲームの息抜きに聴いてもらって、またプレーしてもらえればもっと楽しめると思います。隅から隅まで『アルカナ・ファミリア』の世界にひたってください。
吉野さん:代永君の言った通りです。ゲームをじっくりプレーして、ドラマCDもしっかり聴いて、僕ら以上に『アルカナ・ファミリア』を知ってください。そして僕らに教えてくれたら助かります(笑)。これからも『アルカナ・ファミリア』を愛してください。
杉田さん:男性キャラが多い作品ですが、男性にもぜひプレーしていただきたいです。フェリチータも可愛い、スミレさんも素敵、ミレーナもまたこれがいいんですが、何故パーチェのルートで出てこないんだ!
中村さん:僕らが作品を作る時は「皆さんが喜んでくれたらいいな」と願いながら演じています。でも、ひとたび僕らの手を離れたら、その世界を広げたり、盛り立てていくのは僕らだけでは無理なので、ぜひ皆さんの力もお借りして、もっと大きなコンテンツとして育てていけたらいいかなと思います。僕らキャストもそんな想いを持って、『アルカナ・ファミリア』を送り出しているので、これから先も応援していただければ、また次の展開もあるかもしれないので一緒に頑張りましょう!
小杉さん:キミの家に『アルカナ・ファミリア』はあるかな?ゲームとこのドラマCDを手に入れればキミもファミリーの一員だ。チャオ!(一同爆笑)
遊佐さん:小杉さんのギャグはちゃんとわかったかな? これで笑うのが大人です(笑)。ゲームの素晴らしさはみんなが伝えてくれました。それでもわからない人はやらなくていい! 後悔したくないならプレーしなさい。以上です(笑)。
ドラマCD『アルカナ・ファミリア』capitolo 1
~アーレ! ノヴィーツィア! 頑張れ新米幹部~
2012年1月25日発売
初回特典:出演キャストによる収録感想コメント
定価:3,150円
発売:フロンティアワークス
PSP用ソフト『アルカナ・ファミリア』
2011年10月27日発売
限定版:8,190円(税込)
通常版:6,090円(税込)
発売:COMFORT
原作・開発:HuneX
『アルカナ・ファミリア』公式サイト
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