マガジン連載の人気サッカー漫画がアニメ化!『エリアの騎士』第3話アフレコレポート!三瓶由布子さん、福山潤さん、伊藤静さんが、兄弟の絆やリアルなサッカー描写の魅力を語る!
2011年12月10日、都内スタジオで、来年1月7日からの新番組『エリアの騎士』の第3話アフレコが行われた。本作は、週刊少年マガジンに連載中の同名サッカー漫画(原作・伊賀大晃氏、漫画・月山可也氏)をアニメ化したもの。
主人公・逢澤駆(あいざわかける)は、名門・鎌倉学館中等部のサッカー部マネージャー務めていたが、大きな葛藤を抱えていた。同部のキャプテンで、U-15 日本代表の司令塔(MF)でもある彼の兄・傑(すぐる)に憧れていたが、彼自身は精神面の弱さが災いし選手としては活躍できないでいた。傑は、そんな駆にストライカーとしての天性を信じ、時には衝突する。2人の幼馴染で天才サッカー少女の美島奈々もまた、2人を見守っていた。だがある日、逢澤兄弟は、突然、交通事故に見舞われてしまう…というストーリー。
今回は、第3話アフレコ直後に、三瓶由布子さん(逢澤駆役)、福山潤さん(逢澤傑役)、伊藤静さん(美島奈々役)に、お話を伺ったので、ここに紹介しよう。
──ご自身の役を演じる上で、どんなことに気をつけたのでしょうか?
三瓶由布子さん(逢澤駆役 以下三瓶):駆は、ことお兄ちゃんのことになると、コンプレックスというか、自分の気持ちの中に暗い部分が出てくるんです。でも、暗くなりすぎないようにやりたいなとは思います。お兄ちゃんのことは好きなんですけども、やっぱり日本サッカー界の至宝という存在が大きすぎて、それは中学生であんまり感じることがない重圧だと思うんですね。そんな気持ちを大切にしつつ、演じたいと思います。
福山潤さん(逢澤傑役 以下福山):傑は傑で、自分の置かれている状況だけじゃなく、日本のサッカーのこと、弟のこととか色々あるんです。彼なりの想いを弟にぶつけていくのですが、もしかしたら皆さんには、厳しいお兄さんに映るかもしれません。駆を通してですね、彼の人となりだったり、昔のことであったりとかを観ていただきたいと思い、演じています。
伊藤静さん(美島奈々役 以下伊藤):実は、私自身がサッカーを全然知らないので、最初は奈々が、プレイに対して何を言っているのか分からなかったんです。だから、ちゃんと理解した上で、キチンと話せることが最低限だなって思っていました。そんな中で、駆のことをものすごく気にかけているので、エールを送りながら、ちゃんとサポートしていけたらなと思っています。
──3話までの収録の中で、注目して欲しいシーンというとドコでしょうか?
三瓶:お兄ちゃんとの会話というか、すごいお兄ちゃんなんですけども、ケンカするところは、やっぱ普通の兄弟というか……。人と人との絆とか係わり合いを観ていただければなと思います。
福山:傑は、サッカーをやってる時は本当にシビアなんですが、家でお父さんとかと話してたりすると、結構緩んだりしている部分があります。家族のシーンの仕上がりが楽しみです(笑)。
三瓶:アドリブ入れてましたよね(笑)。
福山:いれてないよ~。
伊藤:台本どおり?
三瓶:あれおかしいなあ。
福山:いや、あの受けはアレしかないでしょう(笑)。
伊藤:(笑)。3話までだと、一番注目してほしいのは、駆と傑が、お互い違う葛藤を持っていて、それがぶつかったりとかするところだと思うんです。それ以外も、チームメイトで楽しい人が多いです。中学生なのに、すごく貫禄のあるキャラもいて衝撃でした。それを傑が上手くまとめて…っていうバランスが、観ていて楽しいです。
<放送情報>
テレビ朝日 2012年1月7日(土)放送開始予定 午前6:00~
<STAFF>
原作:伊賀大晃/漫画:月山可也
監督:小倉宏文
キャラクターデザイン:鶴田仁美
プロデューサー:松久智治(テレビ朝日)荒木元道(シンエイ動画)
制作:テレビ朝日 シンエイ動画
主題歌「ハイヤーグラウンド」/S.R.S
(トイズファクトリー)
作詞 山口卓也
作曲 山口卓也
編曲 S.R.S
<CAST>
逢澤 駆:三瓶由布子
逢澤 傑:福山 潤
美島奈々:伊藤 静
テレビ朝日「エリアの騎士」番組サイト