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『ドットハック セカイの向こうに』キャスト&監督が初日舞台挨拶

3DCGアニメーション映画『ドットハック セカイの向こうに』全国公開スタート!桜庭ななみ、松坂桃李、田中圭、松山洋監督が初日舞台挨拶

 『.hack(ドットハック)』シリーズの最新作、映画『ドットハック セカイの向こうに』が1月21日より全国公開スタート。その初日舞台挨拶が2012年1月21日、東京・テアトル新宿で行われ、有城そら役の声を担当した桜庭ななみさん、田中翔役の松坂桃李さん、岡野智彦役の田中圭さん、松山洋監督が登壇した。

 『ドットハック セカイの向こうに』は、全世界規模のオンラインゲーム「THE WORLD」にハマったゲームのプレーヤー達が次々と意識不明になる事件が発生するなか、危機に対して立ち上がるというストーリー。ネットとリアルの世界をまたぐ壮大な3D劇場用アニメだ。

 演じた感想について、桜庭さんは「動きが細かく、口の動きもリアルでそれに合わせるのが難しかったです」。今回声優初挑戦となる松坂さんは「ぼそぼそしゃべるキャラなので、監督から『もうちょっとテンション下げて』と言われたのが特に大変でした」。同じく初めてだった田中さんも「表情や心情、絵などリアルに作られていたので気持ちを合わせやすかったです」とそれぞれ語った。松山監督は「田中さんは現場に来た瞬間から智彦のイメージ通りでした。松坂さんはテンションや声のトーンを下げるのに苦労されたと思います。桜庭さんは、リアルとネットパートに出演していたのでセリフ数も多かったのですが、ガッツで乗り切ってもらいました」と、3人の演技と収録の模様をコメント。「曖昧な境界線がテーマでもあり、今、人間性や好き嫌いがはっきりしないからこそ、キャラの掘り下げにこだわりました」と作品でのこだわりを語った。

 「作品を見てもらって何か感じてもらったら嬉しいです」(桜庭さん)、「翔の『僕たちは、思っている以上につながっているのかもしれない』というセリフが好きで共感できました」(松坂さん)、「桃李君の挙げたセリフのように、作品を通じてみんながつながっていけばいいなと思います」(田中さん)、「.hackプロジェクトの10年の夢が本日かないました。これを次の作品作りに活かしていきたいです」(松山監督)と最後にメッセージが送られ、舞台挨拶は締めくくられた。

 映画『ドットハック セカイの向こうに』は1月21日よりテアトル新宿、シネ・リーブル池袋ほか全国公開(配給:アスミック・エース)。


映画『ドットハック セカイの向こうに』公式サイト

左から、松阪桃李さん、桜庭ななみさん、田中圭さん、松山洋監督。

左から、松阪桃李さん、桜庭ななみさん、田中圭さん、松山洋監督。

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