下野紘さんとヒャダインさんの仲良しコンビが唐揚げをひたすら食べ歩く!?　話題のDVD『ヒロちゃんヒャダちゃん きまグルTV』が5月23日発売！

　声優・下野紘さんとアーティスト・ヒャダインさんの仲良しコンビによる初の映像作品『ヒロちゃんヒャダちゃん きまグルTV』が2012年5月23日に発売！　日本唐揚協会の協力を得て、唐揚げLOVEな下野さんと、揚げ物苦手なヒャダインさんが2日間唐揚げの名店を食べ歩きます。

　さらに、ふたりの願いが叶って、OP&ED撮影のために北海道でのロケも敢行！　男たちの過酷な挑戦と夢が詰まった2枚組DVDになりました。おふたりに制作のきっかけ、DVDの見どころをご紹介いただきました。

下野紘さん(左)、ヒャダインさん(右)。

――まず、このDVDを制作することになった経緯を教えてください。

下野紘さん(以下、下野)：DVDを出しませんかというお話をいただいた時、『水曜●うでしょう』みたいな、旅番組テイストの作品にしたくて。ちょうど日本唐揚協会さんの協力もいただけることになって、何をしようと考えた時、ヒャダイン君が揚げ物を苦手と知ったんです。これまで彼からプライベートでさんざんドッキリを仕掛けられていたので、そのリベンジと彼に唐揚げの素晴らしさを知ってもらおうと、2日間ずっと唐揚げを食べ続ける企画になりました。

ヒャダインさん(以下、ヒャダイン)：撮影直前まで東京都内をまわる、緩い旅企画だと聞かされてて、当日に本当の内容を知りました。関東の唐揚げの名店をまわるだけでなく、北海道にまで連れて行かれて。大人がすることじゃないです。唐揚げがテーマなのに、下野君はジメっとしてて。油淋鶏(ユイリンチー)の唐揚げをびちゃびちゃにする甘酢みたいな男です。いいこと言った！

下野：ジメっとした男だから、カラっとした唐揚げにあこがれるのかもしれない(笑)。

――アーティストのヒャダインさんが出演しながら、音楽的な企画でないのは不思議です。

ヒャダイン：そうだ！　どういうことだ!!

下野：そんなの決まってるでしょ？　キミを音楽で使ったら破格のギャラになるから。1曲使ったら、この予算だと映像なしで終わりだよ！　なんて言ったって今、日本で注目を集めるヒットメーカーですから。

ヒャダイン：そんなこと言う？　キミだって、声優界のトップランナーだろ？

――まあまあ。今回、日本唐揚協会の全面協力というのもムダにぜいたくなような(笑)。

下野：しかも安久鉄兵会長自ら参加されるとは。お会いした時、「あっ、テレビで見たことある人だ！」とビックリしました。関東のおいしい唐揚げ店をピックアップしていただいてます。

ヒャダイン：安久さんがまたクセのある人で、妙にバラエティ慣れしているというか。

下野さん：思いのほか、グイグイ来るので驚きました。

――何店舗まわったんですか？

下野：2日間で、1日目に4店、2日目で3店行きました。

ヒャダイン：それ以外でもコンビニの唐揚げも食べるという唐揚げ尽くしで。ファミチキが思いのほか、重かった。酒を飲んだわけでもないのに液キャベを飲みました。1日目で油淋鶏の添え物に出てきたトマトが愛おしくて。1日目の最後に酢のものを口にすることを許された時は救われた気がしました。

下野：でも7店共、会長のお墨付きだけあって、どこもおいしかったです。

ヒャダイン：本当に、こんなおいしい唐揚げを食べたことないというくらい。また塩味、しょう油味、酢揚げなどバラエティ豊かで。

下野：この企画以降、ますます唐揚げが好きになったし、声優界初の唐揚げニストの称号までいただきました。唐揚げ好きにはたまらないDVDになったと思います。

――でも人前に出るお仕事も多いお二人なので、揚げ物を摂り過ぎると影響も出るんじゃないですか？

下野：そこはファンケルのカロリーリミットにお世話になってます。あと「食事の脂にこの1本」。

ヒャダイン：僕は顔がテカテカになったし、野菜もほとんど食べてないから便通が悪くなって大変なことに。

――女性は油ものに対して気にされている方も多いと思いますが、このDVDを見てどう思うでしょう？

ヒャダイン：女性も油ものが嫌いなわけではないと思うので、大好きな紘君が食べている姿を見て、愛と食欲の二つの欲求を満たすんじゃないでしょうか。

下野：強引にまとめるな！　でも唐揚げを連続で見続けることで脳の満腹中枢が満たされるかもしれませんよ。もちろん唐揚げ好きの人にとっては、今すぐ食べたくなる、食欲増進効果もあります。

――それぞれのお店の店長さんともお話をされたりしたんですか？

ヒャダイン：はい。どのお店の方も個性的でした。2件目に台湾出身の方が副店長をされていて、いい人でした。また場所を非公開にしているお店ではオヤジさんが寡黙に揚げていて。

下野：そのお店の唐揚げがまた大きくて。想像以上の大きさに衝撃を受けました。

ヒャダイン：そう意味では、下野君の素の表情も見られる、ファンにはたまらないDVDとも言えますね。

下野：あとヒャダイン君が崩れ落ちる姿を何度も見られるのも貴重ですよ。あの表情の曇りっぷりは最高だったね。基本的には何でも出ますという彼が、もう二度と出たくないとダダをこねたりして。

ヒャダイン：収録の翌日、茶色い食べ物はクロワッサンでさえも目にするのがつらかったですから。

下野 紘さん

ヒャダインさん

安久鉄兵さん(旅の案内人)

――今作は唐揚げの名店の食べ歩きがメインですが、なぜか北海道でもロケしたそうで。それはなぜですか？

下野：それは僕たちが『水曜●うでしょう』が好きだからです。

プロデューサー：唐揚げロケが過酷だったので、ごほうびの意味も込めて。

下野：番組でOPとEDトークやコントをしていた、あの場所に行ってきました。

ヒャダイン：もちろん、雪上をころげ落ちたり、ダイブもしました。正直、北海道の寒さと雪をナメてました(笑)。どんな映像になったのかはDVDを見てのお楽しみということで。

――改めて、このDVDの見どころを挙げてください。

ヒャダイン：下野君が段々、素の表情に戻っていく姿ですね。つらくなっているのに唐揚げ好きと自称しているため、我慢して食べてました。

下野：そんなことねぇよ！　本当においしく食べさせていただきましたよ。

ヒャダイン：彼がテレビの企画で、ラーメンを食べ比べした時も数字が良かったようで、数字を持っている男ぶり、グルメ王ぶりをご覧ください。

下野：そんなこと言うなら次はお寺に置き去りにするからね。

ヒャダイン：やめてよ！　怖いのも苦手なんだから。

下野：彼の苦手を克服して、素晴らしさを知ってもらおうという裏コンセプトもあるので。

――仲良しふたりによる楽しい旅かと思ったら、何かそうでもないような。

下野：そんなことないですよ！　なぜか飛び蹴りはくらったりしましたけど。

ヒャダイン：飛び蹴りされる声優が見られるのもこのDVDだけ！

下野：確かに。でもいつもいじられたり、だまされる側の僕が、だまして、攻めるほうにまわっているのも画期的だと思います。

プロデューサー：第2章ではどちらを陥れようか、考え中です。

下野：もう明日から疑心暗鬼な日々を過ごすことになりそうです(笑)。

ヒャダイン：あっ、下野君だけでなく、僕もカラアゲニストの試験を受けた様子も収録されているので、その結果もDVDで見てください。

下野：日本唐揚協会さんの教則DVDとしてもオススメです。このDVDを見たらあなたもカラアゲニストになれるかも！

――では最後に皆さんへメッセージをお願いします。

下野：僕とヒャダイン君がバカなことに挑戦する姿を単純に笑ってもらえたら。また僕が愛する唐揚げの素晴らしさ、おいしさも映像を通して疑似体験してください。第2章の内容は未定ですので、素敵なアイデアや企画があったらフロンティアワークスまで。どんな企画でも受けて立ちます！

ヒャダイン：日本唐揚協会さんのようにご協力いただける方も募集してます。

プロデューサー：格安で使える廃校や廃病院などの情報もお待ちしてます。

下野：それはイヤです。実は僕もビビりだから。でも、さらに過激になっていくんでしょうね。

ヒャダイン：ふたりの大の男が右往左往する姿も今後も楽しんでくれれば本望です！


◆『ヒロちゃんヒャダちゃん きまグルTV　～　第一章 唐揚げ、そして伝説へ・・・』
発売日：2012年5月23日(水)予定
価格：4,179円(税込)
収録時間：140分程度(片面1層　２枚組)
発売元・販売元：株式会社フロンティアワークス

【出演】※敬称略
・下野 紘　
・ヒャダイン　
・安久鉄兵(旅の案内人／一般社団法人　日本唐揚協会　会長)