科学アドベンチャーシリーズ『ROBOTICS;NOTES【ロボティクス・ノーツ】』の第2報では、システム面をご紹介!
6月28日に発売予定の5pb.の新作『ROBOTICS;NOTES』。本作は、『CHAOS;HEAD NOAH』『STEINS;GATE』に続く、科学アドンベンチャーシリーズの第3弾。「ロボット」「拡張現実」「夢」をテーマに、「99%の科学と1%のファンタジー」で構成されたヒューマンストーリーが展開する。
第2報となる今回の紹介では、特徴的なゲームシステムや物語に深く関わる要素などに触れていこう。
■空間に情報が付加される新システム「ポケコントリガー」
主人公・八汐海翔は「ポケコン」と呼ばれる7インチのタッチパッドデバイスを持ち歩いている。プレイヤーは、「ポケコン」を任意に呼び出すことができ、メールやミニブログなど各種アプリケーションを起動できる。
ポケコンに搭載されているストリートビュー、3Dマッチムーブアプリ「居ル夫。」は、前作『STEINS;GATE』における携帯電話にかわる本作最大の特徴。「居ル夫。」を起動すると、ポケコンのカメラから撮影された映像に、肉眼では見られない文字情報や3DCG映像が合成表示される。たとえば、制服姿の女の子を「ポケコン」のカメラ越しに見てみると、メイド服姿で映し出される、といった具合だ。
■物語の核となるロボットたち
科学アドベンチャーシリーズのキーテーマである「科学」。今作では「ホビーロボット」から「巨大ロボット」まで多くのメカが登場する。
主人公たちが所属する中央種子島高校ロボット部は、代々、巨大二足歩行ロボット「ガンつく1」(正式名称:ガンヴァレルをつくろうプロジェクト試作1号機)を造り続けている。本作では、ロボットの完成までのドラマが楽しめるぞ。
■世界観
「ポケコン」の普及により拡張現実が身近な存在となった近未来の種子島。そんな島にある中央種子島高校の「ロボット研究部(ロボ部)」が本作の舞台となる。ロボ部に所属する主人公・八汐海翔や部長・瀬乃宮あき穂を中心に、少年少女たちがそれぞれの夢を追いかけながら巨大ロボットの製作に携わることになる。
ちなみに、本作は2019年、世界線変動率「1.048596」を舞台としている。世界線についての詳しい説明は割愛するが、『ROBOTICS;NOTES』は前作『STEINS;GATE』のトゥルーエンド後の世界であることは間違いない。
■世界の危機を知らせる謎の文書「君島レポート」
ある日、主人公・海翔は「居ル夫。」でしか見られない「君島レポート」という謎の文書を発見する。そこに記されていたのは、君島コウと名乗る人物による世界を巻き込む陰謀の告発だった。ひょんなことから海翔は、種子島中に隠されたこのレポートを探すことになる。
今回は「君島レポート1」の一部を特別に公開。はたしてこのレポートが、海翔たちの運命をどう変えるのか……。
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■君島レポート1
これは仮に私が殺されたときのための、バックアップとなるレポートである。私は何者かに脅迫を受けている。奴らは巧妙に自らの存在を隠しているが、私は心理的精神的圧迫感を知覚しており、電磁波兵器で攻撃されている可能性が高い。あなたがこれを読んでいるのがいつのことなのかは分からない。あるいはすでにワン・ワールド・オーダーが成立してしまっている頃かもしれない。いずれにせよ私はすでにこの世にいないだろう。そうなったときのために、私が知り得た事実をここに記す。
NASAは重大な事実を世間に公表せず隠蔽している。ユリシーズ計画は単なる太陽探査計画ではなかった。2000年11月に太陽の南極圏を調査した際、磁気活動に明らかに説明不能な状況が見られた。磁気単極子――SFでよく語られるモノポールに相違ない!――は間違いなくそこに存在していたのだ。しかしNASAはそれを事実無根だと笑い飛ばした。世界中のメディアを利用して徹底的なプロパガンダを行い、一部流出した事実は完璧に嘘だったと人々に認知させた。この情報操作の件から見て、背後にはタヴィストックが暗躍していることは間違いない。
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【製品情報】
タイトル:ROBOTICS;NOTES
対応機種:Xbox 360、PlayStation 3
ジャンル:拡張科学アドベンチャー
プレイ人数:1人
発売日:2012年6月28日
価格:7140円(税込)、限定版:9240円(税込)
CERO年齢区分:C(15才以上対象)
クレジット表記:(C)MAGES./5pb./Nitroplus
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