映画『グスコーブドリの伝記』ジャパンプレミアが花巻で開催
2012年6月12日(火)、場岩手県花巻市のポランの広場&花巻農業高校で、映画『グスコーブドリの伝記』のジャパンプレミアが開催され、キャストの小栗旬さん、忽那汐里さん、草刈民代さん、杉井ギサブロー監督、小松亮太氏(音楽担当)も出席しました。
岩手県花巻市の「ポランの広場」に到着した、主人公ブドリ役の小栗旬さん、ブドリの最愛の妹ネリ役の忽那汐里さん、ブドリの母役の草刈民代さん、杉井ギサブロー監督の4名は小松亮太氏と花巻の幼稚園児のみなさんによる本作の主題歌『生まれ来る子供たちのために』コラボレーション生演奏で迎えられました。
歓迎セレモニーで、演奏のご感想を聞かれたみなさんは、「すばらしい!心洗われました。ビート刻んでしまいましたね。機会があれば来たいと思っていたので、今日来られてよかったです。大自然の中で気持ちよい場所で、リラックスできました」(小栗さん)、「聞き入ってしまいました。可愛かった。宮沢賢治の原作はこの土地に来てみないと想像できない部分があったので、来られてよかったです」(忽那さん)、「映画を観て小松さんの音楽がとても素晴しかったので、今日は生で聞けて、しかも子どもたちも参加してくれて本当にうれしいです」(草刈さん)、「小松さん、子どもたち、ありがとう!賢治のふるさとに来て、しかも自然の中で、小松さん、子どもたちの演奏を聞けて、感激です」(杉井監督)とコメント。
その後、幼稚園児からキャスト・監督へ花束をプレゼントされ、花巻市・大石市長より挨拶があり、小栗さんを「一日賢治課 課長」に任命。さらに宮沢賢治が愛用した帽子のレプリカを小栗さんに進呈いたしました。
ジャパンプレミアの会場である宮沢賢治の母校である花巻農業高校では、生徒たちが世界でもっとも早く本作を鑑賞し、上映後にサプライズでキャスト、監督らが登場すると、生徒たちからは割れんばかりの歓声。熱気に包まれた舞台挨拶となりました。
作品のメッセージを受け取った生徒たちとの質疑応答では、時間内に収まりきらないほど多くの質問と感想が寄せられ、本作に対する熱い想いが感じられました。
『グスコーブドリの伝記』
2012年7月7日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
<STAFF>
原作: 宮沢賢治(「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」)
監修: 天沢退二郎
監督・脚本: 杉井ギサブロー(「銀河鉄道の夜」「あらしの夜に」)
キャラクター原案: ますむら・ひろし
作画監督: 江口摩吏介
主題歌: 小田和正「生まれ来る子供たちのために」(アリオラジャパン)
音楽: 小松亮太
制作: 手塚プロダクション
配給: ワーナー・ブラザース映画
<CAST>
小栗 旬、忽那汐里、柄本 明、草刈民代、林家正蔵、佐々木蔵之介 ほか
『グスコーブドリの伝記』公式サイト
公式facebook