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映画『009 RE:CYBORG』初日舞台挨拶レポ

映画『009 RE:CYBORG』初日舞台挨拶レポート! 神山監督、宮野真守さん、小野大輔さん、斎藤千和さん、大川透さん、丹沢晃之さん、増岡太郎さん、吉野裕行さん、杉山紀彰さん、玉川砂記子さんが勢揃い!!

 2012年10月27日(土)、東京・新宿バルト9において映画『009 RE:CYBORG』の初日舞台挨拶が行われた。

 本作は、石ノ森章太郎氏の原作『サイボーグ009』を劇場アニメ化したもの。これまで何度もアニメ化された大人気作だ。今回は、『攻殻機動隊S.A.C』でお馴染みの神山健治監督が、完全オリジナルストリーで描いている!

 この日のステージには、神山監督をはじめ、キャストの宮野真守さん(009役)、小野大輔さん(002役)、斎藤千和さん(003役)、大川透さん(004役)、丹沢晃之さん(005役)、増岡太郎さん(006役)、吉野裕行さん(007役)、杉山紀彰さん(008役)、玉川砂記子さん(001役)が登壇。しかもキャスト陣は、サイボーグ戦士風の赤いTシャツ&マフラーを着用しての登場で、観客達は大いに沸いたのだった。

●みんなでディスカッションして作り上げた!

【神山健治監督コメント】
 企画が立ち上がったのが3年前! 石ノ森先生の原作をお借りして、『009』を現代に蘇らせようと、企画がスタートしたんですが、その途中で大きな震災もありまして、大変な状況の中、スタッフ一同、キャストの皆さんと一緒に作り上げました。とにかく皆さんに観ていただきたいという想いで一生懸命作りました!


【宮野真守さん(サイボーグ009:島村ジョー役)コメント】
 歴史ある作品ですし、新しいチャレンジをして作り上げていくという、この作品に参加できた事を、心から幸せに思います。自分も新しいジョーが出せるようにというか、この作品の中で躍動できるように、役や物語を理解していこうと、アフレコ中も、みんなとディスカッションを交わして、みんなと一丸となってしていきました。ホントに魂注ぎ込んで、作った作品、息を吹き込んだ作品なので、楽しんでもらえると嬉しいです。


【小野大輔さん(サイボーグ002:ジェット・リンク役)コメント】
 僕も、魂を吹き込んでいくという作業が、こんなに心地いいものというか、やりがいのあるお仕事させていただいたなって実感しています。現場で監督に、「このシーンの意味はなんですか?」って、問いかけた時に、ホントに真摯に説明をしてくれて、僕達もそのディスカッションをできたのが楽しかったです。

 なんか、アフレコがすごく短い時間だった気がするんですね。もっとやっていたかったって思える様なアフレコでした。"彼の声"っていうのは何なのかっていうのを、僕ら役者陣も改めて突き詰めました。それって実は、皆さんの中にも、あるものなんじゃないかなっていう風に思っています。この映画を観て、そういったところを感じていただけると、僕らも演じた役者冥利に尽きるなと思っています。スタッフ、キャスト一同の魂がこもった映画なんで、是非、皆さんも、熱い気持ちで観ていただければと思います。

●みんなの愛の上に成り立った作品!

【斎藤千和さん(サイボーグ003:フランソワーズ・アルヌール役)コメント】
 本日、皆さんにお届け出来るっていうのが、こんなにも幸せなんだっていうのを改めて感じています。そして、『009』という作品は、ホントに歴史ある作品で、今ままで携わってきた色んな方、今まで『009』という作品を愛してきた方の、愛の上に成り立って始まっています。

 でもさらに、今回の映画のテーマの"終わらせなければ、始まらない。"ということで、新しい取り組みもたくさん入っています。それに携われたことが本当に、私は幸運だと思っています。その分、自分が出来ることを120%、ここにいる全員で、200パーセントぐらいの力でお芝居をやったつもりでいます。新しい歴史を目撃していただけたらと思っております。何よりも、すごーくエンターテイメント作品ですので、楽しんでいただけたら嬉しいなと思います。


【大川透さん(サイボーグ004:アルベルト・ハインリヒ役)コメント】
 よもやですね、サイボーグ戦士になることができるなんて、思いもかけない嬉しさで、仕事に臨みました。そして、よもやですね、こんな格好で、皆さんの前に立つことは考えたこともなかったので、今、恥ずかしいと同時にですね、ものすごく緊張しています(笑)。

 004は、皆さんご存知の通り、もう全身から色んな武器が出てくるんです。描かれている004が、「ホントにこいつ身体の中に兵器がある!」みたいなものすごいリアル感があって、スゴイんですよ! ものすごく深遠なテーマを抱えつつも、非常に面白く観られる作品だと思います。


【丹沢晃之さん(サイボーグ005:ジェロニモ・ジュニア役)コメント】
 一言だけ、ネタバレしちゃおうかな~。僕(ジェロニモ)、脱ぎます(笑)。あと、光ります!結構、早めに出るんで、そこを楽しみにしていて下さい!


●これ以上言ったらネタバレに!

【増岡太郎さん(サイボーグ006:張々湖役)コメント】
 張々湖は、最後のほうでちょっと決意して何かをするところがあるんですが、そこはちょっとカッコイイかなって思っているんです。そういったところも含めて、とにかくドえらい作品に関わってしまったなって思います(笑)。


【吉野裕行さん(サイボーグ007:グレート・ブリテン役)コメント】
 007は、変身能力を有したサイボーグです。変身したりしなかったり、しなかったりしたりする役です。それはおいて、作品を楽しんでいただけたらと思います。


【杉山紀彰さん(サイボーグ008:ピュンマ役)コメント】
 ピュンマは、分析して、何か情報を持ってくるんですが……。これ以上言うとネタバレになってしまうという(笑)。観ていただければ、あっ確かに喋ったらネタバレになるなっていうのが分かっていただけると思います。

 みんなの活躍をどの様に分析してサポートしていくか、というところも含めて観ていただければと思います。この『009』というのは、僕が小さい頃から観ていた作品で、そういう作品に関われたこと自体、非常に光栄に思っております。今回、この劇場作品で皆さんも楽しんでいただけたらと思います。


【玉川砂記子さん(サイボーグ001:イワン・ウイスキー役)コメント】
 えー、ジェロニモくんの訂正をします。脱いだんじゃありません、破けちゃうんです(笑)。今回もですね、私は、口パクがなくて、加工ボイスです!以上です(笑)。



 映画『009 RE:CYBORG』は、2D版、3D版が、全国で公開中だ。サイボーグ戦士達の勇姿を是非、体感してほしい!

◆映画『009 RE:CYBORG』
2D/3D 全国公開中!

<STORY>
物語の舞台は、2013年の現在。
ロンドン、モスクワ、ベルリン、ニューヨーク、上海……大都市の超高層ビルが次々と崩壊するという、同時多発爆破事件が発生。いつ、誰の意思で計画されたかもわからない無差別テロは、世界を不安とパニックに陥れていた。
かつて世界が危機に陥るたびに、人々を救った9人のサイボーグ戦士がいた。その役目を終え、各々の故国に帰っていたゼロゼロナンバーサイボーグ達は生みの親であるギルモア博士からの呼びかけによって、再び再結集しようとしていた。一方、ゼロゼロナンバーサイボーグのリーダーである日本人、009こと島村ジョーは、過去の記憶を消し、東京・六本木でひとり暮らしていた。サイボーグ戦士最後の切り札であるジョーは、ギルモア博士によって30年間、3年に一度、記憶をリセットされ、高校3年間を繰り返していたのだ。
全世界同時多発爆破事件の犯人とは?ヒーロー不在の時代、彼らは、誰がために戦うのか?彼らが立向かう、新たな時代の「正義」とは? ジョーの記憶が呼び覚まされた時、ゼロゼロナンバーサイボーグの、新たな戦いが始まる!

原作:石ノ森章太郎
脚本・監督:神山健治
音楽:川井憲次
キャラクターデザイン:麻生我等
絵コンテ:青木康浩、林祐一郎
アニメーションディレクター:鈴木大介
演出:柿本広大
リードアニメーター:植高正典
美術設定:渡部隆、滝口比呂志
美術監督:竹田悠介
色彩設計:片山由美子
撮影監督:上薗隆浩
サウンドデザイナー:トム・マイヤーズ
ラインディレクター:川端玲奈
制作プロデューサー:松浦裕暁
製作プロデューサー:石川光久
プロデューサー:石井朋彦
共同制作:Production I.G/サンジゲン
配給:Production I.G/ティ・ジョイ


>>『009 RE:CYBORG』公式サイト

(C)2012『009 RE:CYBORG』製作委員会
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