アニメ
『ねらわれた学園』中村亮介×荒木哲郎「同窓会」イベント開催

映画『ねらわれた学園』中村亮介(監督)×荒木哲郎(演出)マッドハウス同期の2人による「同窓会」トークイベントが開催!

 眉村卓さんの原作を監督の中村亮介さん自ら脚本を執筆(内藤裕子さんとの共著)して、新しい解釈でアニメ映画化した『ねらわれた学園』。その監督、中村亮介さんと、演出の荒木哲郎さんは実はマッドハウスの同期。というわけで、2012年11月30日(金)に2人による「同窓会」トークイベントが、シネマサンシャイン池袋で開催された。

その際の質問とその答えをご紹介!

●中村亮介さん

――監督にとって今回作品に荒木さんが参加してくださりいかがでしたか?

中村さん:劇場作品の初監督ということで、制作の方もかなり厳しい状況にもなっていたので、荒木君がそのタイミングで演出に入ってくれて本当にありがたないと思っています。マッドハウスは同世代のスタッフが同じ作品に参加することがないですが『DEATH NOTE』の時は自分から志願して参加させてもらいました。僕は初めて荒木君の絵を見たときに衝撃を受けて、同じ演出を目指している同志として「こんな(すごい)奴と競わなければいけないなんて勘弁してほしい」と思いましたね。


――作品作りの上で一番心がけた点は?

中村さん:本作の主人公は中学生なので生き生きした感じとか、現代アニメは動きが小さいものが多いのでより動きを大きく、一歩進めた感じを心がけていました。自分の思っていることや感じていることに未整理だと思うので、感情に関しても整理しすぎないようにしました。僕に一番似ているキャラクターはナツキじゃないかな?キャラクターをゼロから作っていると、どこかしら自分の要素は入っているんじゃないかと思います。京極とケンジは両方憧れかな(笑) 作品の中に自分の思いを詰め込んだので、見て頂いた方にその思いが届けばいいなと思っております。


●荒木哲郎さん

――今回作品に参加するに至った経緯は?

荒木さん:妻の肥田文が元々本作の編集スタッフだったのですが、僕が監督をしていた『ギルティクラウン』という作品の制作が終わったところで演出の手が足りないという話があり参加しました。過去に僕が監督をした『DEATH NOTE』という作品で中村君に素晴らしい回を作っていただいた恩返しができると思い、喜んで参加させてもらいました。


――中村監督との出会いはいかがでしか?

荒木さん:マッドハウス入社当初は中村君が東大出身というところを意味もなくクローズアップしていましたね。勝手にいけ好かない奴なんだろうと思っていましたが、いい人だったので安心しました(笑)会った直後より今の方がずっと色々と話しをしているんじゃないかなと思います。


――劇中に登場するキャラクターについてはいかがでしたか?

荒木さん:本編中でさあ戦いだ!っていうシーンで、ケンジが突然海に行こうと言い出すシーンとかは中村君ににているなと思います。個人的にはカホリがお気に入りのキャラクターですかね。見た目が魅力的だったなと。僕の演出とは違って女の子の演出もいやらしくないギリギリの見せ方というのがすごく良かったんじゃないかなと(笑)。


――作品に参加されていかがでしたか?

この作品の力になれたのなら、良かったなと思っています。この先も長い時間愛される作品として残ってほしいなと思います。」

【STORY】
古都・鎌倉の中学校。2年に進級したケンジと、幼なじみでケンカ友達のナツキ、そして密かに気になる存在のカホリ。どこにでもあるありふれた日常の中、ナツキやケンジたちの前に現れた、京極という少年。謎めいた転校生・京極の存在が14歳の少年少女たちの心と身体、学園の空気を危うげに揺り動かしていく。

出演:渡辺麻友 本城雄太郎 花澤香奈 小野大輔
原作:眉村卓(講談社 青い鳥文庫所載) 監督:中村亮介
主題歌:渡辺麻友『サヨナラの橋』 オープニングテーマ:supercell『銀色飛行船』

『ねらわれた学園』大ヒット上映中!


>>『ねらわれた学園』公式サイト
Twitter  @neragaku

(C)眉村卓・講談社/ねらわれた学園製作委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

ねらわれた学園の関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング