でんぱ組.incが「秋葉原ディアステージの魅力」について語る

でんぱ組.inc大特集!第3弾 「秋葉原ディアステージの魅力を徹底分析?!」インタビュー 毎日が文化祭? その魅力を3人が紹介!

 1月16日に、シングル『W.W.D/冬へと走りだすお!』を発売。それに先駆け、1月5日より「ワールドワイド☆でんぱツアー 2013~一富士、二鷹、三電波!」がスタート!!1月20日には、ZEPP TOKYOを舞台にした「ワールドワイド☆でんぱツアー 2013~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~」も控えているでんぱ組.inc。

3回目となる今回は、彼女たちのホームグランドである「秋葉原ディアステージの魅力」について語ります!

でんぱ組.inc / 相沢梨紗さん、古川未鈴さん、成瀬瑛美さん

でんぱ組.inc / 相沢梨紗さん、古川未鈴さん、成瀬瑛美さん

■ ディアステージは心のオアシスとなる場?!

――今回の取材でお邪魔した秋葉原ディアステージは、3人がディアガール(キャスト)として働いている、秋葉原にあるLIVE HALL(1F)、CAFE(2F)、BAR(3F)が一体化した店舗です。このお店、常連客も多いそうですね。

古川:毎日のように来られる方も多いですね。

相沢:お店が開店して間もない頃は、秋葉原の(メイド系の)お店事情に詳しい人とか、ヲタクの方など、もう「知る人ぞ知る」みたいなところが売りだったんですけど。最近は嬉しいことに、でんぱ組.incをきっかけにディアステージのことを知って、お店に足を運んでくださる方も増えました。
 この間もお客さんの中に、「じつはアイドルのステージとか1回も見たことがないし、メイド喫茶にだって入ったことがなかったんだけど。でんぱ組.incを気になるあまり初めて足を運んだんだよね」という、会社帰りにスーツ姿で立ち寄ってくれた人がいて。その方も、何時しか何度も足を運んでくださるようになったり。「そういう方にも、このお店の魅力や楽しさがちゃんと伝わってる」ことが、すごく嬉しかったんです。

――みなさんディアステージを、「心のオアシス」の場にしているんでしょうね。

成瀬:そうであったら、とても嬉しいです!!

古川:ディアステージって、お酒のメニューが、秋葉原のこの手の店舗系を見渡しても、かなり多いほうだと思います。そのお酒を楽しみに来る方もいらっしゃいますし。お食事やおつまみもかなり充実しているんです。

成瀬:キッチンがしっかりしてるから、チンッして誤魔化すんじゃなく、すべてゼロから作り上げてるんですね。だから食事系は、どれもメチャクチャ美味しいんですよ。

古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音の6人組ユニット。それぞれ秋葉原のアイドルがお給仕する「秋葉原ディアステージ」に所属し、様々な活動を展開。メンバーはもともと、アニメ・漫画・ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクでもある!<br> また最近は秋葉原だけに留まらず、渋谷・原宿などでのライブやイベントなどへ出演、東京コレクションへの参加、異種クリエイターとのコラボレーションなどを活発に展開。<br> さらに蜷川実花、ミキオサカベとのコラボレーションを行うなど、サブカルチャー、アート、ファッション界隈、そして海外からも注目を集める、ブレイク寸前のアイドルユニット。

古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音の6人組ユニット。それぞれ秋葉原のアイドルがお給仕する「秋葉原ディアステージ」に所属し、様々な活動を展開。メンバーはもともと、アニメ・漫画・ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクでもある!
 また最近は秋葉原だけに留まらず、渋谷・原宿などでのライブやイベントなどへ出演、東京コレクションへの参加、異種クリエイターとのコラボレーションなどを活発に展開。
 さらに蜷川実花、ミキオサカベとのコラボレーションを行うなど、サブカルチャー、アート、ファッション界隈、そして海外からも注目を集める、ブレイク寸前のアイドルユニット。

■ だってここは、わたしたちの帰ってこれるホームグラウンドなんですから。

――みなさん、このお店で働き始めてどのくらいなんですか?!

古川:わたしとリーダーは、もう5年くらい?!

相沢:いわゆる初期メン(バー)って言うの? !立ち上げ頃からなので、それくらいは経ってると思います。

成瀬 :わたしは3年半、お店のディアガールの中では中堅くらいかな?!

――みなさん長く在籍しているように、やはり居心地良いんでしょうね。

相沢:メチャメチャいいですね。

古川:わたし、同じところに5年も居るなんてけっこう奇跡的なことなんです。以前にも、他のメイド喫茶で働いた経験はあるんですけど、わたし飽き性なところがあって長続きしないんですけど。ここディアステージは毎日がお祭騒ぎの場なんで、何年いてもまったく飽きないんです。

古川未鈴さん

古川未鈴さん

――それだけ、このお店には独特な魅力があるわけだ。

古川:メイド喫茶って「変わらないこと」が一つの魅力なんですけど。ことディアステージに関しては、毎日が文化祭。連日、何かしらイベントを行っているように、その変化してゆく様がわたしには合っているようで。だから、毎回飽きずにお店へ足を運んでいるんです。

成瀬:たまーに、変なイベントも開催しちゃうんもんね。

相沢: 未鈴ちゃんが、急に「JAM Project Day」とか始めたり(笑)。ディアステージって、働いてる女の子たち全員がプロデューサーと言うか、プロジェクト・マネージャーになることが出来るんですね。

相沢梨紗さん

相沢梨紗さん

――プロジェクト・マネージャー?!

相沢:はい。みずからお店内で、自分の好きなことをテーマにイベントをプロデュースしては、キャストも含め、お客さん全員で楽しんじゃおうという姿勢ディアステージにはあって。さっきも話に出たよう、未鈴ちゃんが「JAM Projectが好きだから、今日はJAM Project一色のLIVE DAYにしよう!!」とか言い出したり。わたしの場合は、毎月1回「りさごはん」と題した、自分でご飯を作っては、それを訪れたお客さんたちに振る舞うイベントをやっています。
 お客さんの中には、そういうイベントをきっかけに足を運んでくれるようになった方も多いんです。

古川:料理に関しては、正直、秋葉原のお店の中でもトップレベルじゃない?!

相沢:オムライスの上に、お姫様をかたどった手作りクッキーが刺さってたりたりなど、美味しいうえに、アミューズメント感もすごいんです。

古川:ディアステージって、「こんなことをやってみたい!!」という楽しい発想を持ってる人だったら、それをどんどん実行できる場だから、絶対にキャストになるのに向いてる場だと思う。

成瀬 :キャストのみんなって、ホント熱量の多い行動力のある子が多いから、その子たちと接してるだけで楽しくなれるよう、毎日でもお店に入りたいくらい!!

成瀬瑛美さん

成瀬瑛美さん

――みなさん、でんぱ組.incの活動と並行しながら、今でもディアガールとしてお店で働いています。でも、スケジュール的には大変じゃない?!

古川: だけど、ここで働く楽しさがあるからこそ、でんぱ組.incとしての活動も頑張れるように、ここで働く楽しさがなくなったら寂しくなっちゃいます。だってここは、わたしたちの帰ってこれるホームグラウンドなんですから。

■ 勇気を持って一歩入っていただけたら、あとはもう、みんな仲間になれるぞという空間が広がっていくので。

――ディアステージの3階は、BARを軸に据えた空間になっています。

成瀬:ちゃんとレシピは頭に入ってるんで、お酒もバッチリ作れますよ! オリジナル・カクテルも多いように、味にはけっこうこだわりを持っています…よね?!

相沢:(笑)。ディアステージにはお酒を飲める子が少ないから、カクテルを作ったはいいけど、キャストによっては味見をして出せなんですよ。

古川:だけどお客さんは、それを楽しんでくれてるんだよね(笑)。ここに足を運んでくれるお客さんたちは、いい意味でゲーム感覚を楽しんでくれているんです。むしろ、そのゲーム感が増すほどに喜んでくれてます(笑)。

成瀬:「抽選会」というイベントをやったときなんか、「連続ビンタ券」を当てたお客さんが「マジかよー!!」と叫びながらも、じつは喜んでくれてたり。

古川:そう、イベントごとに、「えっ、普通それ喜ぶ?!」ということを、みなさんすごく喜んでくれるんです。ディアステージへ足を運んでくださる方々は、本当に「ディアステージ愛」のある方ばかりだし。イベントでも、みずから進んで盛り上げ役を買ってくださる方が多いから、仕掛ける側としては、ホント嬉しいんです。

成瀬:ここは、参加型のお店だからね。

古川:ただし、社長のもふくちゃんも言ってるように、「お店の敷居を低くしたらつまんなくなるから、そこだけはしっかり守っていく」ようにしています。そのせいか、1階のドアを開けれない人も多いようなんです(笑)。確かに、ドアの横は閉まったままのシャッターだし、開閉式のよう、あのドアを開けるのも敷居が高いかも。

相沢:しかもライブ中にドアを開けたら、1階のライブスペースで盛り上がっている、お客さんたちの絶叫声が耳に飛び込んでくるからね。

古川:だけど、そこを勇気を持って一歩入っていただけたら、あとはもう、みんな仲間になれるぞという空間が広がっていくので。

――1階の入り口の扉を開けることが、最初のハードルだ。

古川:何かレクチャーしましょうか? 「まずは、勇気を持て!!」とか?!

――だけど、言われたように、お店に入ってしまったら、そこからはワンダーランドが広がっていきますからね。

古川:入っちゃえば超楽しいです。2階はカフェになっているから、誰でも気軽に楽しめますし。それにイベントがある日は、お店全体がパーティ会場になっちゃいますからね。
 この間も、でんぱ組.incのメンバーであるピンキーこと藤崎彩音の生誕祭をやったんですけど。あのときは、ピンキーがパンダ大好きということで、全館パンダだらけ。キャストまでパンダ仕様の格好をしていたり。あのときは、1階から3階までパンダに埋めつくされてたもんね。

――1階のライブ・スペースでも、みなさん熱狂していますよね。

古川:全部で80人くらいしか入れない、小さなスペースなんですけど。盛り上がったときの熱狂は、本当にハンパないんです。

相沢:あまりにもお客さんたちが熱狂しすぎて、外と中との温度差激しいあまり、ガラスが全部曇ったなんてこともあったくらい。「これはヤバい」と思って、キャストのみんなでガラスを拭き始めたら、なぜかお客さんも一緒にガラスを拭いてたり(笑)。

古川:それくらい熱気あふれる心でキャスト陣はいますから、心が寒いと思ったら、ぜひお店に入ってきてください。心の暖房いらずの状態になれますから。

◆『W.W.D / 冬へと走りだすお!』/でんぱ組.inc

2013年1月16日(水)発売                             

★初回限定盤A【CD+DVD】
TFCC-89414 / 1,500-(tax in)
〈CD収録内容(共通)〉
1.W.W.D 2.冬へと走りだすお! 
3.W.W.D(Off Vocal) 
4.冬へと走りだすお!(Off Vocal)
〈DVD収録内容〉
1.「W.W.D」Music Clip 
2.「W.W.D」メイキング映像 
3. オリジナルコンテンツ映像A(仮)

★初回限定盤B【CD+DVD】
TFCC-89415 / 1,500-(tax in)
〈DVD収録内容〉
1.「冬へと走りだすお!」Music Clip 
2.「冬へと走りだすお!」メイキング映像  
3. オリジナルコンテンツ映像B(仮)

★通常盤【CD】
TFCC-89416 / 1,000-(tax in) 

 
◆ワールドワイド☆でんぱツアー2013

~一富士、二鷹、三電波!~
1/05(土)OPEN 15:30 | START 16:00 大阪/ABENO ROCKTOWN HALL
1/06(日)OPEN 15:30 | START 16:00 名古屋/ 名古屋クラブクアトロ
1/12(土)OPEN 15:30 | START 16:00 札幌/ Sound Lab mole
1/13(日)OPEN 16:30 | START 17:00 福岡/ DRUM Be-1
1/14(月)OPEN 15:30 | START 16:00 仙台/ 仙台CLUB JUNK BOX

~夢見たっていいじゃん?! in ZEPP TOKYO~
1/20(日)OPEN 16:00 | START 17:00 東京/ ZEPP TOKYO

*全席立見:3,800(税込/1 ドリンク500 要

PHOTO:河井彩美/TEXT:長澤智典

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