映画『ドラゴンボールZ 神と神』アフレコ現場レポート! 主人公・孫悟空役の野沢雅子さん、中川翔子さん、松本薫さんが登場!!
もはや説明不要の大人気コミックとして世界中のファンに愛され続けてきた『ドラゴンボール』。アニメも世界中で放映されており、劇場版も数多く制作されてきた。また、未だにテレビゲームやフィギュアといった関連商品も発売され続け、リアルタイムで観ていなかった若い世代にも親しまれている。
2013年3月30日(土)には、映画作品としては17年ぶりとなる最新作『ドラゴンボールZ 神と神』が封切りとなる。ドラゴンボールシリーズの中でも特出した人気を誇る『Z』の新作であることや、映画としては初めて、原作者の鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを担当するなど、発表されてから常に話題に事欠かない同作。
また本作には、タレントの中川翔子さん(予言魚 役)と、女子柔道選手の松本薫さん(松本白バイ隊員 役)がゲスト声優として参加する。今回、アニメイトTVでは、主人公・孫悟空役の野沢雅子さん、中川翔子さん、松本薫さんにお話を伺う機会を得たので、ぜひチェックしてほしい。
――実際にアフレコをしてみていかがでしたか?
松本薫さん(以下、松本):アフレコは初めての経験で驚くことがいっぱいだったんですけど、とても楽しかったです。
――野沢さんは、松本さんのアフレコをご覧になっていかがでしたか?
野沢雅子さん(以下、野沢):初めてとは思えないくらい良かったですよ。特に、ヘルメットを取った時の第一声が良かったですね。
――中川さんは大のドラゴンボールファンということで有名ですが、実際に『神と神』のオファーが来たとき、どのように感じましたか?
中川翔子さん(以下、中川):(泣きながら)ごめんなさい、今日は本当に涙が止まらなくて……、本当に嬉しいです。『ドラゴンボール』を観て、辛いときも寂しい時もいっぱいの勇気と愛をもらっていたので、人生で最高のミラクルが起きたみたいです!
ジャンプで『神と神』の記事を見て楽しみにしてたら、まさかのお声がかかったんです。悟空、ベジータ、トランクス、(作中の)みんなと同じ空気を吸うんだって思うと、本当に寝られなかったですね。「夢だ。夢だ」と思ってたので、今日、野沢さんにお会いできて本当に嬉しかったです。でもこの(自分の)涙は、世界のドラゴンボールファンの涙だと思います。
――では、実際にアフレコされた感想を聞かせて下さい。
中川:予言魚の声は、「しょこたんだっ!」って分かっちゃうとイヤなので、なるべく“しょこたん感”が出ないように色んな声を作りました。実際に聞くのが楽しみです。
――中川さんの感想をお聞きになって、野沢さんはどのように感じられましたか?
野沢:予言魚のとあるシーンがあるんですけど、そこがすごく可愛いかったですね。いい意味でしょこたんらしくなかった。あれはしょこたんって言っても分からないですよ。
中川:野沢さんにこんな言葉をかけてもらえるなんて嬉しすぎる!!
――松本さんは目指す人が孫悟空なんですよね。中川さんの気持ちに負けないくらい嬉しかったんじゃないですか?
松本:嬉しいんですけど、私、試合の時しか感情が出ないんですよ(笑)。
野沢:いいのよ、試合の時に出してくれれば(笑)。(松本さんの)インタビューでも「孫悟空が目指す人」ってずっと言ってくれてたので、すごく嬉しかったんですよ。
中川:(松本さんに)メダル取った瞬間って、界王拳使ったんですか?
松本:この世の力でやりました(笑)。
――孫悟空に(野沢さん)言ってほしいセリフってありますか?
松本:やっぱり、かめはめ波ですね。
野沢:いいですよ。やってみますか?
野沢さん、報道陣の前で「か~、め~、は~、め~、波~~~~!!!」と、かめはめ波のポーズとかけ声を披露。
中川:キターーーーー!!! もう、拝んじゃいますね!
松本:(気が)見えました! 録音して目覚ましにしたいと思います。
中川:目覚まし時計がぶっ壊れそうですね(笑)。
――中川さんは何か野沢さんにリクエストあります?
中川:リ、リ、リ、リクエストですか!? それを考えるだけで5年くらいかかっちゃうかも。でもせっかくなら……。
野沢:名前呼んじゃおうかな?
中川:ええええ~~~~。じゃあ、せっかくなので「オッス、しょこたん」って感じで、何かお願いします……。
野沢:(悟空の声で)オッス、しょこたん! オラと飯食いに行かねえか!?
中川:ぐぁっはぁぁ~~! 行きます!! 有り難うございます!
――野沢さんは、久しぶりに映画で悟空を演じられていかがでしたか?
野沢:最高ですよ。私の中で悟空は、常に一緒に生きていますから。こうやって皆さんの前に出てこられたっていうのが嬉しいですね。
――今回の映画では、どんなところが見どころですか?
野沢:全部ですね。映画が始まったら、まず東映さんのマークが出ると思うんですけど、もうそこからワクワクしてもらいたいです。
――松本さんはどうですか?
松本:『ドラゴンボール』を観て、悟空のような無敵の強さを目指して柔道を頑張ってきました。こういう形で出演させてもらったので、私が初心に戻ったところを、ぜひ見てほしいなって思いますね。
――中川さんはいかがでしょう?
中川:『ドラゴンボール』を観て人生が変わったっていう方はいっぱいいらっしゃると思います。私もドラゴンボール』を観ることによって孤独だった子供時代が癒やされてましたし、『ロマンティックあげるよ』を聞いて歌手になりたいって思うようになりました。
『ドラゴンボール』はこれから先も永遠に残る宝物だと思います。あと、映画としては初めて、鳥山明さんが脚本に深く関わっているっていうことでゾクゾクしちゃいますよね。この映画が出ることによって、未来を希望に変える子供達が育っていくと思います。
野沢:今回は『ドラゴンボール』の世界の一家が全員出てくるんですよ。私個人としてはそこをぜひ観て欲しい。もちろんバトルもありますので、皆さんなりの楽しみかたをしてほしいですね。ぜひ劇場に来てください。
――では最後に、皆さんでかめはめ波をお願いできますか?
三人:か~、め~、は~、め~、波~~~!
――ありがとうございました!
◆『ドラゴンボールZ 神と神』
2013年3月30日(土) 全国超拡大公開!!
【スタッフ】
原作・ストーリー・キャラクターデザイン:鳥山明
監督:細田雅弘
脚本:渡辺雄介
作画監督:山室直儀
美術監督:加藤治
色彩設定:堀田哲平
【キャスト】
野沢雅子、山寺宏一、森田成一、佐藤正治、鶴ひろみ、田中真弓、堀川りょう、古川登志夫、古谷徹、緑川光、草尾毅、八奈見乗児
スペシャルゲスト:松本薫、中川翔子
>>『ドラゴンボールZ 神と神』公式サイト