「ドラマCD『カーニヴァル』それぞれの時」に出演のメインキャスト14人にインタビュー!! 【保志さん&小西さん編】
アニメイトTVにて紹介した“「ドラマCD『カーニヴァル』それぞれの時」キャストインタビュー[遊佐さん&喜多村さん編]”に引き続き、今回は[保志総一朗さん(嘉禄役)&小西克幸さん(時辰役)]のインタビューをお届けする。今後もインタビューを続々紹介していくので、見逃さないでほしい。
●小西さんからのまさかの「拒絶」に保志さんが大ショック!?
――収録を終えての感想をお願いします。
保志総一朗さん(嘉禄[カロク]役/以下、保志):出番は少ないのですが、嘉禄が登場する=无との重要なシーンですから集中して、余計なことは一切考えずにやらせていただきました。もともと、誰かと絡むというよりも无との対話が多いので…。また、自分の登場シーンと他の方々のシーンの空気感がかなり違うので、僕自身が嘉禄になった気分の収録でした。
小西克幸さん(時辰[トキタツ]役/以下、小西):時辰はアニメにも登場しているのですが、その時は出番がほんの少しだったので今回ドラマCDに出演させていただいたことで、きちんと役と向き合えたというか、彼の本来の姿をじっくりと膝をつきあわせて演じることができたのかなと思います。ドラマCDを通して、時辰というキャラクターに少しでも近付けていたらいいですね。
明るくて楽しげな雰囲気を持っていますが、じつはいろいろな顔を持っている人なのかなと感じる部分がありました。僕の演じた時辰を、原作ファンの方はどう受け止めてくださるのかドキドキしています。受け入れていただけたらうれしいですね。
――今回のドラマCDでの一番の聴きどころや印象に残ったところを教えてください。
保志:時辰が、わりとノリが軽い感じで喋っていたので、楽しそうだなという印象を受けました。嘉禄としてはずっと苦しい雰囲気があるというか、もやもやするセリフが多いというか……。最近、ようやく謎が解明されつつあるので、早く全容が明らかになって、もっと喋りたいなと思います。
小西:自分が登場している場面は逃さず、すべて聴いて欲しいなと思います(笑)。僕は、時辰は多面的なキャラクターだと思っているんです。彼のなかにたくさんのスイッチがあって、それが場面場面でどんどん切り替わっていく感じなのかなぁと。それを彼自身が楽しんでいるような気がするので、そういう切り替わる瞬間を聴いていただけるとうれしいです。まじめなシーンではちゃんとしていますよ! はじめて登場したキャラクターにどういう声がついて、どう演じているのかな? というのを聴いていただけるとうれしいです。
――本編では无や花礫たちが携帯電話を持つようになり、メールで何を書こうか、顔文字は何を使おうかというやりとりがあります。お2人はメールで顔文字や絵文字は使う方ですか?
保志:使います。
小西:そもそもメールします?
保志:するよ! 僕は顔文字も絵文字も使うよ。
小西:え~気持ち悪い!(笑)
保志:いいじゃん!! 使っちゃだめ? あ、でもよく考えてみると、絵文字を使うことが多いかなぁ。
小西:でも、絵文字って機種によっては「=」になることが多いから、あんまり送らないでほしいんですよね。
保志:え、文字化けしちゃうってこと?
小西:そうです。メール本文に絵文字を1つだけ送る人がいて、それがきちんと変換できないと「=」になってしまうわけですよ。すると、この人は何を言いたいんだろうって、僕が「?」ってなるんです。まぁ、全部の携帯電話で絵文字とか同じ使用規格にしてもらえたら何の問題もないんですけどね。
保志:この前、携帯電話を変えたら絵文字の数が増えて、いろいろ使おうかなぁって思ってたのに、表示されないのはショックだよ。なんだよ~!
小西:僕の話、聴いてます?(笑) 絵文字は送らないでくださいね、保志さん!
ちなみに僕は、顔文字も絵文字も使わないです。文字変換もしないです。平仮名から漢字に変換しないので、全部、平仮名のメールです。
保志:それこそ読みにくいじゃん!
小西:だって変換って面倒じゃないですか?僕、予測変換が嫌いなんですよね。意図しない言葉に変換されちゃうし。でも、相手に対して気を使うような内容のメールだったら、顔文字は入れるようにしています。内容がやわらかくなりますし…何かをお断りするときなんて、文字だけだときつい印象を与えてしまいますからね。「m(_ _)m」はよく使うかもしれません。
――與儀が花礫に長文のメールを送るというシーンがありましたが、もしそのようなメールが来たらどう返信しますか?
保志:長文メールは苦手です。返信するときに、こちらもきちんと内容を考えて送らないといけないし、って悩んでしまうので…。2~3行で返すのは申し訳ないので、しばらくどう返信しようかなと考えます。
小西:気を遣いすぎじゃないですか?
保志:そうかな? 最近、友達にもすごい気を遣っちゃうんだよね。
小西:それは年齢ですよ(笑)。
保志:相手から返信がないと何で返信がないんだろうって気にしちゃうし、でも、相手も僕から返信がないと気にされちゃうだろうし、みたいな。
小西:そこまで気にせずに、とりあえず短い返信でも気にせず、すぐ返信した方がいいと思いますよ。そもそも長文メールを送るってことは、相手とそれなりに仲がいいってことじゃないですか。距離がある相手にはそうそう送らないでしょ? と言いつつも僕は、メールはほとんどしないので長文メールが来ても何か一言書いて返信終了です。電話もあんまりしないですし。
保志:でも、メールのなかに質問が入ってたら答えないといけないじゃん?
小西:「わからん」って返しますよ。
保志:答えてあげなよ~!
小西:冗談ですよ(笑) でも付き合いの長い人だったら、分かってもらえると思うからそう送るかも。そうでないならちゃんと送りますよ。もちろん。ま、どうでもいい内容だったら、さっきみたいな返信をすると思います(笑)
――ありがとうございます。では、最後にドラマCDの発売を待つファンヘ、またアニメを楽しみにしている方へのメッセージもあわせてお願いいたします。
保志:「カーニヴァル」のドラマCDが続々とリリースされて、お話も大分進んできています。嘉禄は徐々に正体がわかってきたかな…という感じですので、彼自身の結末を迎えるのはまだまだ先のことだろうなと思っています。みなさんとはまだ長いお付き合いになりますが、最後までお付き合いください。
そして、いよいよアニメがスタートします。みなさんが待ちに待った動くキャラクターたちが堪能できると思いますので、放送を楽しみにしていてください。今年は「カーニヴァル」で盛り上がっていただければうれしいです。
小西:時辰はおもしろくて、結構好きなタイプのキャラクターです。願わくば「時辰、いいね!」という声を返していただけたら、この先もまた登場することができるかなと思います。ひとまずドラマCDを楽しんでいただいて、あわせてアニメも見ていただいて、さらにみなさんのお力で「カーニヴァル」を盛り上げてほしいなと思います。
【商品情報】
◆ドラマCD「カーニヴァル」それぞれの時
2013年4月24日発売/3,150円(税込)
発売元・販売元:フロンティアワークス
販売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
<あらすじ>
无達と別れ、学園都市「クロノメイ」に入学した花礫。
「輪(サーカス)」になるための訓練で、これまで自分がいかに與儀やツクモ達に守られていたかを痛感し、少しでも早く彼らに追いつこうと日々トレーニングに励んでいた。
一方、「輪(サーカス)」に残った无は、嘉禄の世話をするも、
記憶を失った嘉禄に冷たくあたられてしまう。
嘉禄の反応に落ち込みつつも、諦めずに嘉禄と触れ合おうとする无。
それぞれの場所で、前へ進もうとする无と花礫。再び出会う時を信じて――――――。
原作第40譜~第45譜をドラマCD用にアレンジしたストーリーに加えて、
御巫先生書き下ろしによるオリジナルミニドラマを収録!!
<キャスト>
无:下野 紘、花礫:神谷浩史、與儀:宮野真守、ツクモ:遠藤 綾、平門:小野大輔、朔:遊佐浩二、喰:中村悠一、キイチ:喜多村英梨、燭:平川大輔、嘉禄:保志総一朗、時辰:小西克幸、蘭二:逢坂良太、獅示:小野友樹、ツバメ:矢作紗友里 ほか
<初回特典>
ボーナストラック(メインキャストによるテーマトーク)
<コミックス第11巻とのアニメイト連動購入特典>
コミックス第11巻(限定版・通常版のどちらでも可)とドラマCD「それぞれの時」を
アニメイトにて両方ご予約・ご購入頂くと、下野 紘さん&神谷浩史さん&宮野真守さん&遠藤 綾さん&小野大輔さんが出演するキャスト座談会CDをプレゼント!!
■通販リンク
・ドラマCD「カーニヴァル」それぞれの時」
・コミックス第11巻(限定版)
・BD「カーニヴァル」第1巻(アニメイト限定版)
>>ドラマCD「カーニヴァル」公式サイト
>> TVアニメ「カーニヴァル」公式サイト
>>御巫桃也先生サイト
>>月刊コミックゼロサム公式サイト
(C)御巫桃也/一迅社