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『うた☆プリ 2000%』第1話プレミア上映会レポート

まるでライブ会場のような盛り上がりに! 「『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』第1話 プレミア上映会」イベントレポート!!

 現在放送中のテレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%』の放送を前に、ユーザーを招待した「『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%』 第1話 プレミア上映会」が3月30日、東京・シネマサンシャイン池袋にて行われた。

 本作は、2010年6月にPSP専用ゲームソフトとして発売され、アイドルを目指すイケメンキャラクターと作曲家を志すヒロインとのさわやかな恋愛ストーリー、作中に登場するアイドルたちが歌うキャッチーなキャラクターソングやグッズなど、魅力的なコンテンツを展開して大人気となった『うたの☆プリンスさまっ♪』を原作にしたアニメ。一昨年の『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』の放送をきっかけに、その人気を不動のものとすると、出演キャスト陣によるライブイベントも満員盛況を博した。

 上映会イベントは3日間行われたが、そのうちの2日目の模様をレポートする。この日は寺島拓篤さん(一十木音也 役)、諏訪部順一さん(神宮寺レン 役)、鳥海浩輔さん(愛島セシル 役)が参加した。

●イベントは第1話の先行上映からスタート!!

 会場にはプレミア上映会の参加券を手に入れた約400人の観客が来場。上映が始まるのを今か今かと待ち受ける中、第1話「Op.1 ポワゾンKISS」の上映がはじまった。

 第1話は、多くのファンの心をつかんだ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』第1話『Op.1 七色のコンパス』同様、作中に登場するアイドルユニット・ST☆RISHによるライブシーンからスタートした。アニメとリンクするかのように、会場内からも拍手や大歓声がわき起こっていた。アイドルらしい主題歌『マジLOVE2000%』と華麗なダンスシーンで大盛り上がりのあとは、本編へ。

 今回の物語は、デビューしたST☆RISHの6人と、作曲家を目指すヒロインの七海春歌がシャイニング事務所のマスターコースに進み、そこで教育係の先輩アイドル・QUARTET NIGHT(寿 嶺二、黒崎蘭丸、美風 藍、カミュ)や異国のアイドル候補生・愛島セシルと出会い、さまざまな物語を繰り広げていく。

 QUARTET NIGHTによる歌『ポワゾンKISS』とハイセンスなダンス、コミカルなシーンでのかわいらしいSDキャラクターなど、随所に『うた☆プリ』らしいこだわりを感じさせる仕上がりだった。

 EDには、一ノ瀬トキヤ役で出演している宮野真守さんが歌う『カノン』が流れ、そこでもライブシーンを思わせるキャラクターの楽器演奏シーンをはじめ驚くような演出の数々に、会場の大歓声がやむことはなかった。


●次回のライブイベントではバク宙を披露!?

 見どころ満載の第1話の上映が終わると、会場は余韻に包まれたままトークイベントへ。寺島さん、諏訪部さん、鳥海さんがステージに登場すると、観客は大きな拍手で3人を迎えた。トークイベントは、『うた☆プリ』上映会ではお馴染みの小野健一さん司会によるインタビュー形式で進行。

 まず、第2期のアニメが決定したことについて、寺島さんは「びっくりしました。こんなに早く2期がやるのか! と、その人気のすごさを実感しましたし。僕、ライブ(2012年1月15日開催の「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVELIVE1000%」)で、冗談のつもりで『次のタイトルは2000%です』って言っちゃったら、本当になってしまって、さらに驚きました」、諏訪部さんは「2期を望む声が多かったので嬉しかったです。でもタイトルの『2000%』には自分も驚きました」、鳥海さんは「1期は主に猫役だったので、ギャラ泥棒と言われていました(笑)。でも今回は1話から人間なので、ホッとしています。やっと人の言葉が喋れるなって」と2期がスタートする喜びを嬉しそうに話していた。

 1話を見た感想について、アニメ好きで知られる寺島さんはダンスシーンでのキャラクターの動きについて、作画スタッフの苦労を想像しつつ、「個人的にすごく好きなのは『マジLOVE2000%』の曲のなかで、セシルと翔が手をあわせるところと、セシルの“A”って言うところ!」と興奮気味に話していた。

 諏訪部さんは「絵が綺麗でした。映画館のスクリーンで見てこれだけ綺麗というのは、すごいことですよね。感動しました」、鳥海さんは自身のナレーションからはじまったことに驚いたそうで、「もしかしたら使うかも、と言われて収録したんですが、本当に使用されるとは。でも、あの声はセシルではなく素で喋っています(笑)」と秘密を明かしてくれた。

 キャラクターたちの激しいダンスシーンについて、「ライブなどでみなさんが踊ればいいんじゃないですか?」と小野さんが話をふると、「無理です」と3人は声を揃えて回答。鳥海さんが「だって、バク宙してる人いますよ?」と言うと、音也がバク宙している姿を思い出した寺島さんは何とも複雑な表情に。「今から、10年くらいトレーニングすれば大丈夫!」と諏訪部さんの励ましを受けつつも、「下野紘さんも一緒にやらないといけないんですけど、大丈夫かな…」と心配そうに言い、会場を笑いに包んでいた。

●先輩役だけど、中の人は後輩! 「逆転現象がおもしろいです」(諏訪部さん)

 1年半ぶりにキャラクターを演じた感想について、「すんなり役に入れた」と声を揃えて話す寺島さんと諏訪部さん。1期は主に猫役だった、と語った鳥海さんは前作でセシルとしてしゃべったのが1話分だけだったそうで、「アニメではほぼ初に近い感覚でした。ゲームの方では幼い感じで演じていたのですが、アニメでは等身が大きくて。演じるのは不安がありましたが、結果、アニメはアニメでみなさん同様、すっと役に入れました」と話していた。

 本作からアニメに参加する先輩キャラクターについて、寺島さんは「1話でいきなり歌とダンスシーンがあるなんてビックリですよね。でも、めちゃくちゃカッコいい! ただ、カミュが♪鼓動が~というシーンで右の胸を叩いているのがちょっと気になりました。右に心臓があるのかなって(笑)」と発言し会場の笑いを誘うと、森久保祥太郎さん演じる寿嶺二について、「れいちゃんはとっつきやすくていい先輩です」と話していた。

 諏訪部さんは、黒崎蘭丸と彼を演じる鈴木達央さんについて、「先輩キャラの蘭丸を演じているのは後輩のタツくんなんですよね。この逆転具合がおもしろいです。とっつきにくい男の蘭丸がアニメではどう絡んでくるのか楽しみです」と語った。

 鳥海さんは、「事務所の後輩・前野くんが先輩役です。カミュは、1話では歌い終わったあとにフェードアウトしましたが、このあとものすごい登場の仕方をします。期待の斜め上を行きます! スタジオでそれを見て、みんながびっくりしましたから」と、アフレコ時のことを思い出しながら、カミュの登場シーンについて興奮気味に話した。

また、「カミュはさる国の伯爵で、セシルはさる国の王子。立場はこちらが上なのに、ずっと『愚民が!』って言われるし、お説教もされるし。でも、前野くんはセリフのひとつひとつが気持ちよさそうですね」とカミュを演じる前野智昭さんの楽しそうなアフレコの様子についても語ってくれた。

●『うた☆プリ』キャラソンは前作以上の出来に

 アフレコはすでに半分くらい終了しているそうで、2話以降の見どころについて「前回よりもパーソナルなところに踏み込んでいるので、見ごたえがあるはず。キャラクターをより好きになれるシーンが盛り込まれています」(寺島さん)、「お当番回のキャラソンの入りどころに注目してもらいたいですね。1期では校内放送で歌ったレンが、2期ではどこで歌い出すのか?アニメのシチュエーションに合わせた演出が施されている曲なので、楽しみにしていてください」(諏訪部さん)、「僕はまだメイン回の収録をしていませんが、いっぱい喋っている回はあります。ST☆RISHとまだ出会ってませんから(笑)。メンバー1人1人と、きちんと会話するシーンがほぼ毎回あります」(鳥海さん)と、それぞれのキャラクターの見どころについてたっぷりと語ってくれた。

 また、キャラクターソングについて、「みなさんと同じように収録しました。あとプラスして、どういう風に世の中に出るかわかりませんが『マジLOVE1000%』も収録しました。他にもちょっとした何かも……。オンエアを最後まで見ていただければわかります」と、鳥海さんからはファンの期待をあおるような発言も飛び出した。

 諏訪部さんは「表題曲もカップリング曲もいい感じです。カップリングの方は今までにないテイストですが、きっと気に入って頂けると思います」と楽しそうに語った。寺島さんも「目線がひとつ上にあがったというか、成長した感じが見える歌です。キャラクターたちの新しい一面が見えてきたなかで、歌がストーリーとどうかかわるのか、ぜひ見てほしい」と、作品のテーマでありリンクしている“歌”について話してくれた。


●会場一体となっての『マジLOVE1000%』レコーディング!

 キャスト3人によるトークが終わると、ここでサプライズが。「『うた☆プリ』歓声レコーディング」と題し、アニメ本編で使用するライブの歓声を収録することになったのだ。

 ここからは、音楽プロデューサーの上松範康さんも登場。「『うた☆プリ』は、ファンのみんながここまで大きくしてくれたと思っています。だから、ST☆RISHとみんなの共演を叶えたい!と思って、このレコーディングを提案させていただきました。まだどうなるかわからないけれど、監督にみんなの歌を届ければきっと!」と、歓声レコーディングの企画意図を話してくれた。

 そして、いよいよレコーディングへ。当初の予定では、『マジLOVE1000%』内の歓声だけを収録することになっていたそうなのだが、なんと『マジLOVE1000%』を1コーラス収録することに。「昨日、思いつきました」という上松さんの言葉に、観客は大喜び。歌を流しながらの練習では、諏訪部さんを中心に寺島さん、鳥海さんも一緒に歌ってくれるという大サービスも。

 1度の練習で完璧に歌えている観客を見て、レコーディングは即本番へ。『マジLOVE1000%』をレコーディングしたあと、歌詞の一部♪今宵はほら二人で1000%LOVE~の“1000%”を“2000%”に変えたバージョンも収録。上松さんと、レコーディングのために会場に入っていた音響監督のはたしょう二さんから「OK」が出ると、観客はお互いに拍手を送りあっていた。

 あまりに息ぴったりのレコーディングの様子に、「レディたち、歌手になるかい?」と諏訪部さんがレンの声で語りかければ、観客のテンションも最高潮に。


●最後は諏訪部さんへのサプライズ♪

 終始大歓声に包まれたイベントもいよいよ終盤に。出演者から観客へ挨拶が…というところで、上松さんが「挨拶をしようと思いましたが、1つ、サプライズがあります!」と言うと、ハッピーバースデーの曲と共にケーキが登場。

イベントの前日、3月29日は諏訪部さんの誕生日ということで、ここでお祝いすることに。諏訪部さんは、ステージに運ばれたケーキを挟んで観客と一緒に記念撮影をして大喜び。また、観客から♪ハッピーバースデートゥユー~と歌を贈られると「子羊ちゃんたち、最高にうれしいバースデープレゼントだ。ありがとう」と、レンの声で感謝の気持ちを述べると、会場からは大歓声とともに「おめでとう!!」とさらに誕生日を祝う祝福の言葉が諏訪部さんに送られていた。

また、寺島さんにケーキを食べさせてもらった後は、「本当に知らなかった。ありがとうございます!」と改めて喜びを口にした。そして、今度こそイベントの最後として寺島さん、諏訪部さん、鳥海さん、そして上松さんからメッセージが述べられた。

上松さん:
『うたの☆プリンスさまっ♪』が世の中に出てくることができたのは、みんなの応援がすごかったから……みんなが応援してくれたから、『うた☆プリ』は存在しています。それを忘れずに、アニメを楽しんでほしいですし、これからも応援してください。

鳥海さん:
前回、1000%楽しんだ方は今回、2000%楽しんで……いやもっと、楽しんでもいいと思います。みんなでここまで大きくしてきた作品なので、全力で楽しんでください。

諏訪部さん:
『うた☆プリ』は応援して下さるみなさんの愛情がダイレクトに感じられる作品です。レディたちの応援があれば、もっともっといろいろな展開ができるはず!これからも応援よろしくお願いします!

寺島さん:
アニメを見ていて、キャラクターが登場しただけで自然と歓声が上がる作品なんて、そうそうないと思います。ST☆RISHが現実のアイドルと同様に認識していただけて、みなさんに愛されるアイドルになったことが、いち関係者として本当にうれしいです。これからも『うた☆プリ』が、ST☆RISHが、そしてみんながキラキラできるように、いっぱい応援してください。


>>『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%』公式サイト

(C)UTA☆PRI-2 PROJECT
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