アニメ『天使のどろっぷ』メインキャスト&伊藤浩二監督、藤原啓治音響監督にインタビュー! 新たなフェチを刺激する、学園メルヘンファンタジーとは一体!?
2013年5月よりアニメ専門チャンネルAT-Xにて放送開始予定の新番組『天使のどろっぷ』。本作は、WEBコミック誌「COMIC メテオ」で連載中の中嶋ちずなさんによる同名マンガをアニメ化した作品だ。
今回は、メインキャラクターを演じる松嵜 麗さん(ぼたん 役)、後藤麻衣さん(しのぶ 役)、五十嵐裕美さん(うん 役)、巽 悠衣子さん(ひばち 役)、三澤紗千香さん(ももこ 役)に加え、監督・伊藤浩二さん、音響監督として参加している藤原啓治さんのインタビューをお届け!
――それぞれ演じられたキャラクターの魅力と感想を教えてください。
ぼたん役・松嵜麗さん(以下:松嵜):私の演じた、ぼたんはこの作品の中では一番まともな子だと思います。周りに振り回されつつ、でもそれを楽しんでいるのかなと。演じる上でも、しのぶたちとワキャワキャできて楽しくやらせていただいています。ぼたんの魅力は、嫌がっている時の様子がかわいかったり、妄想したりしているところです。
しのぶ役・後藤麻衣さん(以下:後藤):しのぶという名前に反して、元気いっぱいのキャラクターです。生きている中で、おそらく使うことのない言葉を、セリフでいっぱい言わせて頂けてなんだか思い出深い作品になりそうです。しのぶの魅力は、原作マンガを読んでいても思ったのですが、いつも笑顔でいるところですね。あと笑顔は彼女の最大の強さであり、魅力だと思います!
うん役・五十嵐裕美さん(以下:五十嵐):うんちゃんは、他のキャラクターが感情の起伏が激しい中であまり感情を表に出さない子です。自称「天使」の女の子なので、常識や羞恥心がないところが可愛いですね。ぼたんやしのぶとのテンションの落差がメリハリになっていると思います。今後、羞恥心の目覚めなどアニメでも、うんの変化が見られたらいいですね。
ひばち役・巽悠衣子さん(以下:巽):普段は極度の恥ずかしがり屋で、人と目を合わせることもできないひばちは、今のところこの中で一番の変態だと思います(笑)。アニメではまだ登場シーンが少ないですが、これから妄想癖など、ひばちの変態な部分の魅力を出していければいいなと。
ももこ役・三澤紗千香さん(以下:三澤):ひばちのルームメイトのももこは、原作を読ませていただいた時には、まともな子だと思ったのですが、実は全くそうではなかったので、意外な一面のある面白いキャラクターですね。羞恥心で心が折れそうになるところなど、ギャップによる萌えを楽しんで頂ければと思います。
――本編は、たまごを10万個生むと願いが叶うという設定ですが、なんでも願いが叶うとしたら何をお願いしますか?
松嵜:世界平和です。
後藤:大きな願いの後で恐縮ですが、好き嫌いが多いので、なんでも好き嫌いなく美味しく食べられるようになりたいです。
五十嵐:老後の保障? いい老人ホームに入りたいです。
後藤:生々しい!
巽:私は後藤さんとは反対に、なんでも美味しく食べられてしまうので、食べても太らない体を手に入れたいです。
三澤:私は猫が好きなのですが、猫アレルギーで少し戯れているだけでも涙と鼻水がとまりません。なので、猫アレルギー体質を直して欲しいです。実家で猫を飼っているので、それに耐えられるような強靭な肉体が欲しいです!
――原作マンガの編集部からの質問です。『天使のどろっぷ』は「天使×百合」で新たなフェチを刺激する作品ですが、皆さんにもフェチがあれば教えて下さい。
松嵜:作業していて手がいっぱいになったら口にくわえている姿が好き。荷物を両手に持って、きっぷを口にくわえているとか。
後藤:男性のごつごつしていて骨ばった手の感じとか好きです。
巽:私は血管フェチなので、浮き出た血管を見ると触りたくなってしまいます。
五十嵐:匂いフェチです。飼っている犬の肉球をよく嗅いでます。
三澤:眼鏡フェチなので、男女問わずメガネだったらなんでも美味しいです。黒縁眼鏡から明治の文豪みたいな古風な眼鏡も好きですね。
――音響監督を務められた藤原啓治さんにおうかがいします。音響監督として作品に携わられていかがでしたか?
藤原啓治さん(以下、藤原):最初に原作をいただいて、読んだのですが最終的によくわからなくて、若干混乱気味でした。ですが、台本や資料を読んでいるうちに、これは決して品がない作品なわけでもないのかなと思うようになりました。なるべく、爽やかなコメディに仕上がればいいなと思っています。アフレコも、ノリと勢いでやってもらえれば、かえって爽やかになると。
――監督を務められた伊藤浩二さんへおうかがいします。作品を監督されていかがでしたか?
伊藤浩二さん:こういう内容のものをアニメにするのは、どうなのかなと思ったのですが、実際に制作に取り掛かったときに、やり方次第でこういうのもありだなと思いました。これまで、ギャグものの演出はやったことがなく、是非やりたいと思っていた分野だったので、進めてみるとわりと自分が思った通りになったので、満足しています。
――では、最後にアニメの放送を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。
松嵜:最初にオーディションで資料をみたときには、私もびっくりしたのですが、ちゃんと読み進めて行くと、楽しく笑える作品なので、皆さんにも楽しんで頂けたらなと思います。
後藤:いろんなところで「衝撃的」という文字が躍っているのを目にする作品ですが、登場人物の女の子たちが本当に可愛いです。まだまだアニメには登場していないキャラクターもたくさんいるので、その子たちもアニメに出てこられるように、皆さまのお力を貸して頂ければと思います。応援して下さい。
五十嵐:実は、この作品を去年末くらいから知っていました。秋葉原で、すごく大きな看板に「おもらし天使アニメ化!!」って書いてあったのをたまたま見て、とても印象深く頭に残っていました。今回オーディションの資料が来た時に、そのことを思い出してびっくりしました。なので、私はこの作品に運命を感じています。是非、続編があることを願っています。
巽:本当に衝撃的なファンタジーというか、どこまで突き詰めていいのか、これはどこから出て来たんだろう、というようなことも完全にファンタジーにしてしまっています。絵柄もかわいいし、女の子たちがとてもキラキラしていて、楽しい作品に仕上がっているので応援よろしくお願い致します。
三澤:原作を読んでいて、素敵な少女マンガかな、と思ったら急激な話の展開になって最初はビックリしましたが、これは女性にも男性にも好かれる作品なんじゃないかなと思っています。また、若い人から大人まで楽しめる作品で、スパイスも効かせつつ素直に楽しめる作品だと思いますのでよろしくお願いします!
藤原:この作品は、一部のマニア向けというわけではなく、意外と万人受けするものかも知れないなと思っています。幅広くいろんな人に受け入れられる作品なのではないかなと思いますので、続編が作れるように応援して下さい。
◆アニメ『天使のどろっぷ』
放送時期:2013年5月12日(予定)
放送局:AT-X
制作話数:未定
【キャスト】
ぼたん:松嵜 麗
しのぶ:後藤麻衣
うん:五十嵐裕美
ひばち:巽 悠衣子
ももこ:三澤紗千香
【メインスタッフ】
監督:伊藤浩二
キャラクターデザイナー:奈須一裕
美術監督:杉山祐子
色彩設計:日比智恵子
コンポジットディレクター:今泉秀樹
編集:櫻井 崇
音響監督:藤原啓治
アニメーション制作:AICフロンティア
【作品概要(あらすじ)】
憧れのお嬢様学園「聖アズマリア女学園」へと入学した新中学1年生、ぼたんとしのぶ。しかし入学初日に自ら「天使」を名乗る少女、うんに出会い、うんの頭の上にある輪っかを食べてしまったことで、学園生活が大変なことに! なんとぼたんとしのぶは「天使のたまご」 を産む体質になってしまったのだ。うんは「天使のたまごを10万個産むと、願いが叶う」と言うが……。ちょっとおかしな体質になってしまった少女たちが織り成す、新たなフェチを刺激する学園百合コメディ!
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