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『ラブライブ!』μ's 3rdアニバーサリーライブレポ

「μ's 3rd Anniiversary LoveLive!」開催! 感動の歓声で会場が揺れたイベントのレポートをお届け♪

 2013年6月16日(日)、パシフィコ横浜国立大ホールにて、スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』のライブイベント「μ's 3rd Anniiversary LoveLive!」が開催! このイベントは、『ラブライブ!』のスクールアイドル「μ's(ミューズ)」を演じる実際のキャストによる、3度目のワンマンライブイベントだ。

 今回のライブは、当日のチケットが販売開始後に即完売。急遽、全国51箇所の劇場でイベント中の映像をライブビューイングで上映することになるほどで、その人気ぶりにあらためて驚かされる。

 そんな大勢の視線が見守る中、会場のステージにはメンバー全員が集結し、アニメーションPVの振り付けを完全再現したダンス・ステージを披露! さらにイベントのアンコール後には速報記事でお伝えした、NextProject第3~5弾についての発表もあり、最初から最後まで、大盛り上がりのイベントとなった。

 今回の記事では、そんなライブの様子をレポートしていきますので、ぜひご覧ください!

=出演=
高坂穂乃果役・新田恵海さん
絢瀬絵里役・南條愛乃さん
南ことり役・内田彩さん
園田海未役・三森すずこさん
星空凛役・飯田里穂
西木野真姫役・Pileさん
東條希役・楠田亜衣奈さん
小泉花陽役・久保ユリカさん
矢澤にこ役・徳井青空さん


●ライブの開始と同時に客席は9色のサイリウムが咲き誇る

 ライブが開始時刻を迎えると、スクリーンに9人のメンバーのイラストが次々と映し出され、期待の声にざわめく会場。映像が終わると、さっそく本日の1曲目『僕らは今のなかで』のイントロが流れ始め、それに合わせステージに「μ's」の全員が登場! 同時に大きな歓声が会場をつつみ、本日のライブがついに幕を開けた。

 登場した「μ's」のみなさんは、息のあった素晴らしいダンスと歌のパフォーマンスを披露し、客席はメンバーのカラーに合わせた9色のサイリウムを力強く振って声援を贈る。そんな熱気のあふれるまま、2曲目『僕らのLIVE 君とのLIFE』も終了し、ここで改めてステージのみなさんが挨拶。

 それぞれの自己紹介の際には、にこの「にっこにっこにー」や、花陽の「誰か助けてー!」、それぞれお決まりの台詞も炸裂し、それに合わせたコールアンドレスポンスをバッチリと決める客席のラブライバー(『ラブライブ!』のファン)のみなさんは、流石といった様子。全員が挨拶を終えると、ライブを再開し『Wonderful Rush』、『夏色えがおで1,2,Jump!』のアップテンポな2曲を続けて披露して客席をより温めていく。

 ここで、衣装チェンジのために全員が一度舞台裏へと移動して、スクリーンで今日のために用意された、ライブドラマを上映。このライブドラマは「μ's」のメンバーのイラストに合わせて、ボイスドラマが繰り広げられるものだった。

●ライブ中盤はそれぞれのキャラクターソングを熱唱!

 ライブドラマの上映が終わると、ライブが再会。ステージには新田さん、内田さん、三森さんの3人が制服姿で登場して、テレビアニメ第1話の挿入歌『ススメ→トゥモロウ』を披露。客席は、3人のイメージカラーであるオレンジ、白、青のサイリウムが揺れる。

 曲が終わると、新田さんをステージに残してふたりは舞台裏へ。ここからは、各メンバーがソロ曲を順に披露していくことになる。まず最初は、穂乃果の『夢なき夢は夢じゃない』で、曲が始まるとともにオレンジのサイリウム一色に染まる客席。曲中には新田さんが自転車に乗ってステージを走り回る一幕も。

 お次は、ことりの『ぶる~べりぃ♥とれいん』。内田さんの笛の合図とともに客席は白のサイリウムを力強く振り、リズミカルなエールを贈っていた。2年生メンバーのラストを飾ったのは海未の『私たちは未来の花』で、三森さんはマイクをしっかりと握りしめて熱唱。客席は青の一色に染まった。

 ここからは1年生メンバーのターンに突入。まず最初は花陽の『なわとび』で、ステージの階段に腰掛け、しっとりと歌いあげる久保さん。それに合わせ客席は、緑色のサイリウムがゆっくりと揺らし、終了と同時に大きな拍手が。

 一度落ち着いた雰囲気になったところで、凛のキュートな『恋のシグナルRin rin rin!』で雰囲気は一転。歌詞の「Rin rin rlng a bell」の部分では、事前に練習していたのかと疑うくらいに息ぴったりの飯田さんと客席のみなさんのコールが響き、大盛り上がりとなった。お次は、真姫の『Daring!!』。Pileさんの華麗なダンスと、抜群の歌唱力は流石と言わざるを得ない仕上がりで、客席も素晴らしいパフォーマンスに魅了されている様子だった。

 お待ちかねの3年生メンバーのトップバッターはにこ。曲は『まほうつかいはじめました!』で、徳井さんはキュートな装飾が施されたピンクの拡声器を持って歌い、客席はピンクのサイリウムを振って元気な声援を贈る。

 お次は、絵里の『ありふれた悲しみの果て』。水色のサイリウムがゆっくりと揺れるなかで、南條さんは曲をしっとりと歌い上げ、曲が終わると同時に大きな拍手で会場全体がつつまれた。ソロ曲のラストを飾った、希の『純愛レンズ』では、曲に合わせてステージを走り回る楠田さん。客席も紫のサイリウムを振りながら「ハイッ! ハイッ!」と元気いっぱいの間の手を贈っていた。

●満席の会場で披露した3人の『START:DASH!!』

 ソロ曲がすべて終わると、ステージに新田さん、内田さん、三森さんがテレビアニメ第3話のファーストライブの衣装に身を包んで登場。ここで3人は、ファーストライブ前の1シーンを再現する台詞を披露し、15曲目となる『START:DASH!!』のイントロがスタート! ファーストライブを完全再現する演出にファンのみなさんのボルテージもより一層高まり、叫ぶようなコールが会場に響いた。

 再びライブドラマをはさみつつ、16曲目は『これからのSomeday』。ステージには南條さん、楠田さん以外の全員がテレビアニメ第6話のPVシーンを再現した衣装で登場して、歌とダンスを披露する。

 曲が終わると、ここで南條さん、楠田さんのふたりを会場の全員で呼び込むことになり、「生徒会ー!」という掛け声とともに登場したおふたりは、『これからのSomeday』に合わせたライブ衣装で登場。テレビアニメでは見ることのできなかった衣装のお披露目に、ラブライバーの皆さんからは喜びの拍手が上がる。

 これで、再びメンバーが勢ぞろいとなり、そのまま『もぎゅっと”love”で接近中!』と『Wonder zone』の2曲を披露して、本日最後のライブドラマも上映。そのあと、メンバーは和風の衣装にチェンジして再登場し、19曲目の『輝夜の城で踊りたい』で金色の扇を使ったダンスで盛り上げる。

 曲が終わったあとのMCでは、衣装チェンジのために新田さん、南條さん、飯田さん、久保さんが一度舞台裏へと移動。残った徳井さん、Pileさん、内田さん、楠田さん、三森さんはトークを繰り広げたり、Pileさんの「ウェーブがしてみたい!」という要望で、客席のみなさんとウェーブをして楽しい時間が流れる。

●メンバーと客席が一体となった「Snow halation」

 全員が交代でアニメ第11話のライブと同じ物に着替え終わると、新田さんからの「ここからはカッコイイμ'sも見せちゃいたいと思います!」という号令で『WILD STARS』の1曲がスタート。

 このあとのMCでは、『WILD STARS』のダンスが、それぞれが男女役に別れたカップリングになっているという解説があったのだが、組み合わせが穂乃果×ことり、凛×花陽、真姫×にこ、絵里×希というもので、海未ひとりが余っていることが発覚。三森さんは「ペアの練習をしているとき、私はひたすら真ん中でカッコイイポーズを決めていました!」と話して客席の笑いを誘い、それを聞いた内田さんの「ウミちゃん! 穂乃果ちゃんは、ことりがとっちゃったの! ごめんね!」の発言で大爆笑。

 こうして、ライブもあっという間に残り2曲。より一層熱気が増す会場で『No brand girls』を披露したのち、ラストを飾った1曲は『Snow halation』だ。曲のイントロが始まると、これまで9色だったサイリウムが、一斉に白色へと変化。ラストのサビでは色をオレンジへと変え、客席とステージがまさしく一体となって曲を彩り、ライブは一旦幕を閉じる。

●「10!」

 しかし、もちろんライブは終わらない。メンバーの退場後にはアンコールが響き渡り、それに答えるようにスクリーンにアニメ最終話のライブ直前のシーンが映し出される。そして、その9人の「1、2、3、4、5、6、7、8、9!」のコールに合わせて、客席が一斉に「10!」と応えると、ステージにメンバー全員が制服姿で再登場し、μ'sフルメンバーの『START:DASH!!』でライブが再開!

 曲が終わり、素晴らしい会場の一体感に感極まって涙ぐみながら、それぞれ感謝の言葉を語るメンバーのみなさん。さらに、ここで速報でもお伝えしている『ラブライブ!』Next Projectの続報が発表されるのだから、いい意味でスタッフの演出がニクい。

 PS Vitaでゲーム化、さいたまスーパーアリーナでの2daysライブ決定、テレビアニメ2期決定という大発表の連続に、終始MAXだった客席のテンションは、何かの一線を超え、歓声は爆発のような音となって会場を揺らす。それを聞いたメンバーの涙腺もついに崩壊し、ひとりひとりがファンのみなさんへ感謝とメッセージを、喜び・感謝・感動で入り混じった言葉で、想いを精一杯に伝えていく。

三森さんは、「このライブは、メンバーは勿論、みなさんとの絆も、この3年間で深まったことを実感するものとなりました。次は、さいたまスーパーアリーナのステージでお会いしましょう! これから、もっと、もっと頑張りますよ!」と語り、飯田さんは、「アンコールの『START:DASH!!』で、みなさんの「10!」のコールを聞いた瞬間に涙腺が崩壊しました。なにより、今日は9人でこのステージに立てて、本当に嬉しかったです。感無量で言葉になりません。今度は、さいたまスーパーアリーナで、みなさんとお会いできる日を楽しみにしています!」と伝えた。

Pileさんは、「テレビアニメの2期も決定して、初めて参加させて頂いたアニメが『ラブライブ!』で本当に嬉しく思います。ここまでこられたのも、ラブライバーのみなさん、スタッフの方々、そして、こんなにも素敵なメンバーのみんなに出会うことができたからです。本当に、今日はありがとうございました!」と感謝を述べ、南條さんは、「私は今年の1月3日に行なわれた「ラブライブ! μ's New Year LoveLive! 2013」に参加できなかったのですが、当日には絵里の映像をスクリーンに流してもらうという形で、ステージに参加させてもらえて、本当に嬉しく思いました。今回のライブも、みんなはやさしく迎えてくれて、教えてくれて、メンバーをどんどん好きになっていく私がいます。テレビアニメの2期も、ぜひ、応援してください!」と想いを語った。

楠田さんは、「最初は右も左もわからない状態でスタートした『ラブライブ!』の活動は、この3年間で、たくさんのラブライバーのみなさんに支えてもらえたからこそ、ここまでやってこれました。次のライブに関しては、アニサマで立ったステージで、私たち9人だけでライブをするのは立ち眩みがしてしまいますね(笑)。テレビアニメの2期でも、希と一緒に成長していきたいと思いますので、これからも応援をお願いします!」とコメント。

内田さんは、「これまで支えて来てくれたみなさんのおかげで、今日はこんなにも素敵な景色を見ることが出来ました。さいたまスーパーアリーナでのライブも決定して、アニサマで1曲だけ歌ったあの舞台に、今度は私たちだけで立って、皆さんと楽しめるのを本当に嬉しく思います。これからも、みなさんにもっと欲されるようなものを目指し、私たちもその期待に負けないようなパフォーマンスができるようになっていきますので、楽しみにしてください!」と意気込みを語った。

久保さんは、「今日のセットリストもTVアニメに沿ったもので、ファンのみんなに、もっと「μ's」を好きになってもらうためにはどうしたらいいかと、それぞれが自分の演じるメンバーと向き合い、自分自身たちがいままで以上にメンバーを好きになれたライブになりました。「μ's」のメンバーをを好きでいてくれるみなさんに、本当に感謝しています。さいたまスーパーアリーナのライブも頑張り、テレビアニメの2期も心を込めて演じていくので、これからも応援よろしくお願いします!」と語り、徳井さんは、「ライブやテレビアニメなど、さまざまなことを超えるたびに、私たち9人の絆が深まっているのを感じます。今日は、にこたち9人にとっても大事な記念のライブの場でもあり、私はにこになりきるために、「可愛い、私は可愛い」と念じてステージに立ちました(笑)。これからもみなさん、9人のことをたくさん愛してください!」と想いを伝えた。

最後に新田さんが、「こんなにも心強いメンバーがいてくれて、愛情深いスタッフさんに囲まれて、本当に嬉しくて、今このときが幸せすぎて夢みたいです。「μ's」に出会えたこと、『ラブライブ!』に出会えたこと、穂乃果に出会えたこと……そして、みなさんに出会えたことは、私の一生の思い出です! さいたまスーパーアリーナでのライブ、アニメ2期の放送と、まだまだ夢のような出来事が続きますので、これからも応援をよろしくお願いします!」と締めくくった。

 そんな歓喜と感動の中、ライブは本当のラストを迎える。会場全体での「μ's、ミュージックスタート!」のコールでスタートした最後の1曲は、テレビアニメのエンディングテーマ『きっと青春が聞こえる』。メンバーはもちろんのこと、客席のみなさんも一緒に歌い出し、まるで卒業式の合唱のような雰囲気で、最後のひとときが流れる。

 そして、曲が終わると、メンバーの退場のために流れだした『僕らは今のなかで』のインストに合わせて、客席のみなさんの大合唱がスタート。それを聞いたステージ上のメンバーも、我慢できずに途中から歌い出し、1コーラスを会場の全員で歌うという感動のラストでイベントは幕を閉じ、ライブ終了後もしばらく客席に多くの人が残って余韻を噛み締めている様子であった。


<セットリスト>
M1 僕らは今のなかで/μ’s
M2 僕らのLIVE 君とのLIFE/μ's
― MC1 ―
M3 Wonderful Rush/μ’s
M4 夏色えがおで1,2,Jump!/μ’s
― ライブドラマPart1 ライブの練習!? ―
M5 ススメ→トゥモロウ/高坂穂乃果(CV.新田恵海)・南ことり(CV.内田彩)・園田海未(CV.三森すずこ)
M6 夢なき夢は夢じゃない/高坂穂乃果(CV.新田恵海)
M7 ぶる~べりぃ♥とれいん/南ことり(CV.内田彩)
M8 私たちは未来の花/園田海未(CV.三森すずこ)
M9 なわとび/小泉花陽(CV.久保ユリカ)
M10 恋のシグナルRin rin rin!/星空凛(CV.飯田里穂)
M11 Daring!!/西木野真姫(CV.Pile)
M12 まほうつかいはじめました!/矢澤にこ(CV.徳井青空)
M13 ありふれた悲しみの果て/絢瀬絵里(CV.南條愛乃)
M14 純愛レンズ/東條希(CV.楠田亜衣奈)
M15 START:DASH!!/高坂穂乃果(CV.新田恵海)・南ことり(CV.内田彩)・園田海未(CV.三森すずこ)
― ライブドラマPart2 いきなりファッションショー! ―
M16 これからのSomeday/高坂穂乃果(CV.新田恵海)・南ことり(CV.内田彩)・園田海未(CV.三森すずこ)
星空凛(CV.飯田里穂)・西木野真姫(CV.Pile)・小泉花陽(CV.久保ユリカ)
矢澤にこ(CV.徳井青空)
― MC2 ―
M17 もぎゅっと”love”で接近中!/μ's
M18 Wonder zone/μ's
― ライブドラマPart3 ライブ直前!―
M19 輝夜の城で踊りたい/μ's
― MC3 ―
M20 WILD STARS/μ's
― ミニMC ―
M21 No brand girls/μ's
M22 Snow halation/μ's
EN1 START:DASH!!/μ's
― MC4 ―
EN2 きっと青春が聞こえる/μ's

>>ラブライブ!Official Web Site

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