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「K-Who is the next-」イベントレポート

アニメ『K』劇場公開が発表された「K-Who is the next-」イベントをレポート! 新グッズ企画コーナーで商品化にいたったキャスト考案の意外な商品とは?

 2013年5月26日(日)、パシフィコ横浜においてテレビアニメ『K』のイベント「K-Who is the next-」が行われた。今回のイベントには2万人以上の応募が寄せられ、その中から選ばれた約4,500人のファンが会場にかけつけ、浪川さんを始めとする豪華キャストのトーク、バラエティーコーナー、ライブが繰り広げられた。本稿にてその模様をお届けしていこう。

●オープニングからカクテル対決へ! はたしてそのお味は?

 イベントのスタートはアニメのダイジェストムービーで幕をきられた。女性ファンが多いためか、社、狗朗、八田、伏見、周防がスクリーンに映し出されるたびに歓声が会場に轟く熱狂ぶり。キャスト陣によるオープニングトークを終えると、バラエティーコーナー「オリジナルカクテル対決」が始まった。

 このコーナーは、ステージ上に用意された食材を自由に使い夏にピッタリなオリジナルカクテルを作るというもの。浪川大輔さん&小松未可子さん、小野大輔さん&佐藤聡美さん、津田健次郎さん&堀江由衣さん、福山潤さんの4チームに分かれ、櫻井孝宏さんが審査を行った。優勝したチームのカクテルは、アニメイト渋谷のカフェスペースにて商品化されるということもあり、どのチームもやる気満々! しかし、やる気はあれど、たくさんのフルーツに紛れ込んだ海苔のつくだ煮やあんこ、ゴーヤ、生ハムという際どい食材にキャスト陣は食い付きが良く、櫻井さんは「各チームに1人ずつ不安なヤツがいる」とこれから生みだされるものに一抹の不安を抱いている様子。

 カクテル作りがスタートすると、さっそく生ハムをとりわけ始める津田チームに、順調な滑り出しを見せる小野チーム。自チームのカクテルを味見して寒気をおぼえてしまった浪川チーム。櫻井さんの体を労わるジュースをと、野菜をもりもりと取り分ける福山さん。野菜をミキサーに投入しすぎたせいか、ミキサーの中身がなかなか混ざらないハプニングも起きていたようだ。

 数々のハプニングと味見を経て、4チームのカクテルが出揃うとそれぞれのカクテルのテーマが発表された。浪川チームは、小松さんの好きなものである納豆などの食材を投入し「私の好きを受け止めて!」カクテルが完成。小野チームは、いちごとバナナと牛乳、あんこをベースとした「オイシイヤ~ツ」カクテル。津田チームは生ハムを食べてから梅の酸味と塩見がきいたカクテルを飲む「あかいヤ~ツ」カクテル。そして福山さんが、野菜を炭酸で割った「炭菜ジュース」ならぬ「みどりのヤ~ツ」カクテルを披露した。

櫻井さんの不安が的中したのか、どのカクテルも個性的な味わいに仕上がっており、味の激戦が繰り広げられていたようだ。そして審査の結果、唯一普通に飲める味に仕上がった小野さん&佐藤さんチームの「オイシイヤ~ツ」が優勝作品に決定した。前述した通り、今回優勝に選ばれたオリジナルカクテルはアニメイト渋谷のカフェスペースにて提供される予定。カクテルが提供開始された暁には、櫻井さん曰く「あんこが全てを支配している」いちごバナナみるくベースのカクテルを飲みに、ぜひ足を運んで味わってきてみてはいかがだろうか?

●続! 商品化企画コーナーで飛び出すキャスト考案『K』グッズ

 お次は「ヒット商品を作れ! 商品化企画対決!」コーナーにて、キャスト陣が考案したオリジナル『K』グッズのプレゼンが行われた。カクテル対決と同様に、このコーナーで採用された商品は全国のアニメイトにて販売される予定となっている。コーナー内で提案されたグッズには、一言さまサウンドドロップ、「燃やせ……」とボイスが鳴るチャッカマン、ククリの“K”んこうお弁当、バット型ハンコ入れ吠舞羅(ホームラン)バットなど、キャラクターの特徴をいかしたアイデアが次々と飛び出した。

 浪川さんは、プレゼン用のスケッチブックで表現した狗朗のウィッグや、いつでも尊になれるカチューシャを実際に装着し体を張ったプレゼンを披露し、あまりに完成度の高いお面やカチューシャに観客は大爆笑。このプレゼンが功を奏したのか、浪川さんの考案した「Kなりきりセット」が商品化する運びとなった。浪川さんとしては、他にいい案がたくさんあったため、まさか自分の商品が選ばれるとは思ってもみなかったと驚きを隠せなかったようだ。キャスト陣が考案したその他のアイデアも、こっそりと商品化される可能性があるとのことなので、『K』グッズの動向に注目が集まりそうだ。

 プレゼンコーナーのお次は、キャスト陣による生朗読劇「第一回クイズオブキングス」が披露され「続けてやっちゃえ、リアルクイズ対決!」コーナーへ突入! このコーナーでは、朗読劇内にて繰り広げられたハチャメチャクイズ大会さながらのボケ合戦が展開! 問題の答えをいかにボケて解答するかに懸けていたのか、珍回答が続出し観客からの笑いも絶えないほど盛り上がった。

 バラエティーコーナー後は、angelaによるライブパートへ突入。「To be with U!」「いつかのゼロから」を歌い、会場の熱がグッと上昇。エンディングを担当した小松さんが登場し、マリンバを生演奏しながら「冷たい部屋、一人」をしとやかに歌いあげた。その後「境界線Set me free」をangela、小松さんがコーラスでせめぎ合うようなハーモニーを会場に響かせた。ラストナンバーはアニメ主題歌である「KINGS」を観客とともに熱唱し、『K』ファンは熱狂したイベントはフィナーレを迎えた。先日の速報記事でもお伝えした通り、キャストメッセージ後に続編の劇場公開が2014年に決定というサプライズ発表も行われ、オープニングからエンディングまで、観客たちの熱が冷めることは無かった。次ページでは、キャスト陣からのメッセージを紹介していこう。

●フィナーレはキャスト&ファンの「総員、抜刀!!」

■angela KATSU
ちょうど1年前のこのぐらいのときから『K』はどんな作品になるのかと考えていたわけですけども、1年後にこれほどの方に愛される作品になると……僕は思っていました(笑)。そして続編が決定ということで1つお願いがあります。もう、ロボットでも幽霊でもサイボークでもいいです。周防尊に会わせてください!!

■angela atsuko
約1年前の日比谷公会堂で主題歌を歌った時は、これからこの作品はどうなるのかなと思っていました。でも今日は、みんなとウェーブできるまでになり私の中で胸アツでした! 今日はありがとうございました!

■福山さん
『K』の収録は、絵が100%出来上がっているんじゃないかというくらいド綺麗な状態で、スタッフの本気や気合いを肌に感じながら収録がスタートしました。これはすごい作品になるんじゃないかと思っていたなかで、今この会場に立てているわけですから、やっぱり「気合い」は大切ですね。八田の収録中も声を張り上げまくっていていつまで持つかなと心配していましたが、気合いで全然いけました!(笑)。次やる機会があればガンガン気合いを入れていきますので、みなさんよろしくお願いします!

■津田さん
今日ここにいるみなさん、ここに来られなかったけれども作品を応援して下さったファンのみなさんのおかげで、こんなに素晴らしく楽しいイベントになりました。続編ということで、僕にはひとつお願いがあります! ロボットでも幽霊でもイイです、もう一度周防をやらせてください!! そして、これからも『K』を応援してください。みなさんの心をこれからも「燃やせ」。ありがとうございました!

■堀江さん
アンナちゃんは尊様のことが大好きなので、そんなアンナちゃんならロボットでもサイボーグでも尊様が帰ってくる日を待っていると思います。いつかそんな日が来たらいいなと思っています。

■櫻井さん
こんなにたくさんの方と『K』のイベントでお会いできてとても嬉しいです。みなさんの熱意は炎のように燃えあがって火傷をしたような気分ですけども、その痛みがまた心地いいような……別にMっけがあるわけではないですよ?(笑) 今回は僕ら《吠舞羅》チームのキャストが多く自由にやせてもらいましたが、これで青のチームがうじゃうじゃいたらどうなるんだろうっていう夢も膨らみますよね。こうしてお会いできる機会がありましたら、また参加させていただければと思います。本当にみんな、おーきに!

■佐藤さん
私も『K』が大好きで、今日会場のみなさんの愛情と一体感を感じて、この作品に関われて本当に良かったなと改めて強く思いました。それに、今日のイベントはたくさんみなさんに助けられて、頑張れました! カクテルが渋谷のアニメイトさんにて販売されるようになった暁には、私も飲みに行きたいと思います。ありがとうございました!

■小松さん
こんなに大きな会場でみなさんと一緒にすごい場面をみたり、衝撃的な商品の誕生に立ち会ってしまったり、いろいろなことがありました。そして初めてマリンバを使って「冷たい部屋、一人」という曲をみなさんに披露できてとても嬉しかったです。こうしてまたみなさんにお会いできることを楽しみにしておりますので、次もしお会いできることがあれば、今日できたウィッグとお面を被りながらお会いできたらと思います(笑)。

■小野さん
みなさん今日は思う存分抜刀できましたか? angelaさんが《セプター4》の制服を着ていたのが僕はとても嬉しかったです。angelaさんの昨年のライブが「抜刀祭」というタイトルで、最初はどうしよう、『K』が抜刀するアニメというくくりでしか見られていないと、これは自分たちのせいだと勘違いしていました。

でも、実際にライブを見てみたらものすごく感動しました。これからもみなさんの力で「抜刀」という言葉を広めていきましょう! というわけで、「総員!」といったらみんなで「抜刀!」しませんか? 今日はクロも、抜刀したい気分です。みんなという主君のために! それでは、「総員!」、(客席から)「抜刀!!」 ありがとうございました! 続編でお会いしましょう。

■浪川さん
今のみなさんの抜刀している姿を見て、美しいなと思いました。1年前に行われた『K』イベントの舞台上で小野君とオセロを延々と打ち続けていた時は、なんというアニメが始まってしまうんだろうと一抹の不安を抱えていたとは思えないほどです。今日も、こんなに大きなステージでカクテルを作るというね(笑)。

いろいろなエネルギーを受けながら素晴らしいキャスト、スタッフ、そしてみなさんのおかげで『K』がここまできました。続編ではロボットでもいい、幽霊でもいい、僕もどこにいるか分かりません! 本当にもう一度、シロなの? 王なの? なんなのアナタ?というのを明確にしていきたいです。そして、これが最後の『K』の舞台にならないように続編を楽しみにしたいと思います。では最後は、小野君が「総員」、と言いましたら「抜刀」をしましょう。

小野さん:準備はいいですか? 総員っ!!

一同:抜刀!!


<K-Who is the next->
【日時】5月26日(日)16:00開場・受付開始/17:00開演
【会場】横浜パシフィコ 国立大ホール

【出演】※敬称略
浪川大輔(伊佐那社役)
小野大輔(夜刀神狗朗役)
小松未可子(ネコ役)
津田健次郎(周防尊役)
櫻井孝宏(草薙出雲役)
福山潤(八田美咲役)
堀江由衣(櫛名アンナ役)
佐藤聡美(雪染菊理役)
angela


>>アニメ『K』公式サイト

(C)GoRA・GoHands/k-project
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