『サカサマのパテマ』出演の藤井ゆきよさん、岡本信彦さん、吉浦康裕監督が、第26回東京国際映画祭グリーンカーペットに登場!
10月17日(木)より東京・六本木で開催した「第26回東京国際映画祭」の特別招待作品に選出された吉浦監督最新作『サカサマのパテマ』。
本作の主人公・パテマ役を演じた藤井ゆきよさん、エイジ役の岡本信彦さん、吉浦康裕監督と主要スタッフが、映画祭オープニングイベントのグリーンカーペットに登場した。今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ご紹介しよう。
主演の藤井ゆきよさんは、グリーンカーペットに映えるオフホワイトのミニワンピース、岡本信彦さんはグレーのスーツで登場。岡本さんは「ノブくーん」というファンの割れんばかりの声援と温かい拍手で迎えられ、藤井さんはファンからの花束まで貰う一幕も。海外も含む多くのマスコミの取材をうけつつ、ファンの声援に応え、日本のアニメーションを代表して華々しく、堂々と、豪華絢爛なグリーンカーペット上を大いに盛り上げた。
『サカサマのパテマ』は、地底から降ってきた少女パテマと、‘空’を忌み嫌う世界に住む少年エイジとの奇妙な出会いと冒険を描く、「サカサマ・トリップ・スペクタクル」。
誰も観たことも、想像したこともない本作は、観る人に新たな感覚と興奮を与え、観終わった後には、誰かと話したくなること間違いなし。
主人公パテマを演じるのは本作で初の主役に大抜擢された藤井ゆきよさん。彼女の透き通る声が、天真爛漫なパテマをより明るく活発なイメージに創り上げている。エイジを演じるのは絶大な人気を誇る若手声優の一人の岡本信彦さん。孤独を抱えていたが、パテマと出会って新たな世界を知ることでどんどん成長していくエイジを感情豊かに演じている。
カーペットを歩き終えた藤井さんは、「緊張しましたが、とても楽しかったです。まさかこんな華やかな場所に参加できるなんて夢にも思っていなかったので、本当に嬉しかったです。ファンの方から花束までいただいて、勇気づけられました」と映画祭の熱気に大興奮。
また岡本さんは、「グリーンカーペットのことは以前から聞いてはいたのですが、まさか自分が声優として参加できると思っていなかったです。日本のアニメは世界に通用する文化なのでこれからも『サカサマのパテマ』の、そして更にアニメの素晴らしさを伝えていけたらと思います」とコメント。
日本の映画祭に初出品が決まった吉浦監督は、「とにかく華やかでした。普段滅多にネクタイを締めることがないのですが、こういう場にでてくることも必要ですね(笑)。東京国際映画祭はこれからアニメにも力を入れてくれると伺っているので是非こういう機会を増やして欲しいです」と語った。
既にフランス、イギリスでの公開も決定し、世界に通用する日本のアニメーションの次世代を担う吉浦監督の長編最新作『サカサマのパテマ』は、いよいよ11月9日より全国で公開となる。
<公開情報>
11月9日(土) 全国劇場公開
【STORY】
手を離したら、彼女は空に落ちていく。
かつて大異変が人類を襲った…。夜明け直前の“空”を見上げる少年、エイジ。彼の住むアイガでは、「かつて多くの罪びとが空に落ちた」と“空”を忌み嫌う世界であった。そこに、突然現れたサカサマの少女。彼女は必死にフェンスにしがみつき、今にも“空”に落ちそうである。彼女の名前はパテマ。地底世界から降ってきた。エイジが彼女を助けようと手を握った時、彼女に引っ張られるようにふたりは“空”へと飛び出した。恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。この奇妙な出会いこそ、封じられた<真逆の世界>の謎を解く禁断の事件であった。
製作:サカサマ会(アスミック・エース、グッドスマイルカンパニー、角川書店、ディレクションズ)
配給:アスミック・エース
>>『サカサマのパテマ』公式サイト