【コミケ85】原寸大のIV号戦車(のラッピングバス)が公道を走る! 新作ドラマCDを聴きながら秋葉原へ向かう「アニ店特急 2013」×『ガールズ&パンツァー』バス乗車レポート
2013年12月29日(日)から大晦日の31日(火)まで実施される、国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット85」(以下、コミケ)において、アニメイトではコミケ会場~アニメイト秋葉原までを結ぶ“炎の直行バス”こと「アニ店特急」を、3日間続けて運行している。
もちろんアニメイトが主導する以上、運行するのが「ただのバス」なんてことはない。しっかりと人気アニメ作品とのコラボ便も用意している。本稿ではそんなコラボ便の中から、OVAの発売や劇場版の製作も決定し、来年への期待が高まる『ガールズ&パンツァー』特急の様子をお伝えしていこう。
■ 西住殿、今度はバスの発車アナウンスに挑戦!
最近は、聖地・大洗に10式戦車がやってきたり、秋葉原に89式戦車が上陸したり、色々な場所で大活躍中の『ガールズ&パンツァー』。今回はラッピングバスとして秋葉原に登場だ。こういった大掛かりな企画は、主に聖地である大洗で行われていたため、都内でラッピングバスに乗れるというだけで、テンションが上がる戦車道フリークもいるのではないだろうか。
今回のバスには、等身大あんこうチームの5人&原寸大のIV号戦車D型によるラッピングが施されており、戦車の巨大さを感じ取れる外観となっていた。バスに搭乗するためにやってきたファンも、その大きさにはかなり驚いていたようだ(IV号戦車原寸は横幅約7m×縦幅約2.5m)。
出発のアナウンス音声は、今年の全国高校生戦車道大会を制した「西住みほ」(CV:渕上舞さん)による録りおろし。地元の大洗でアナウンスを経験し、その経験もあってちょっと馴れた(?)のか、その声は以前に比べてちょっとだけ緊張しなくなっているようにも聞こえて、ファンとしてはなんだか少し微笑ましかったり。
出発すると、車内では「アニ店特急」オリジナルの書き下ろしドラマCDが流された。ドラマCDの中では、決勝戦を制して年末を迎えたあんこうチーム全員(キャスト:渕上舞さん、茅野愛衣さん、尾崎真実さん、中上育実さん、井口裕香さん)が、一緒に年末を過ごすエピソードが描かれている。
ストーリーの中には「あんこうチームがクリスマスをどう過ごしたのか」というお話や、あの「せんしゃ倶楽部」なる店が何を販売しているのか……といったエピソードも織り込まれており、本編の内容を覚えている人ほど深く楽しめるような内容になっていた。
そして乗車から30分が経過し、目的地のアニメイト秋葉原店が近づくと、プレゼント抽選会が行われることに。こちらでは、TCG『Precious Memories』の『ガールズ&パンツァー 2.0』に封入された箔押しサインカードや、出演キャストによるサイン色紙などが賞品として用意されていた。バス内の人数は80人に満たない程度、かつ賞品も多いので当選率はかなり高い! チャレンジしてみる価値は十分にあるはずだ。
そんなこんなでバスは無事、アニメイト秋葉原前へと到着。約30分の移動時間は、本当にあっという間に終わってしまった。本便は12月29日から31日まで運行され、チケットはアニメイトにて販売されている。まだ後日分のチケット購入は十分に間に合うので「自分も乗ってみたい!」という人は「アニ店特急」の公式サイトをチェックして、購入を検討してみてはいかがだろうか。
なお、本便の車内でかかっていた『ガールズ&パンツァー アニ店特急スペシャルドラマCD「年末年始です!」』は、2014年1月31日より全国のアニメイトで販売を予定している。スケジュール的にバスには乗れなかった人は、発売後にアニメイト各店舗でドラマCDを手に入れよう。