神谷浩史さん&小野大輔さんが男だけの祭りを開催! 男性限定「Dear Girl~Stories~Dear Boy祭」イベントレポート
2013年11月24日(土)、埼玉県・三郷市文化会館にて、ラジオ『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』(文化放送・ラジオ大阪にて放送中)の男性限定イベント「Dear Girl~Stories~Dear Boy祭」が行われた。
今回のイベントは、2013年2月に日本武道館にて行われた「Dear Girl~Stories~Festival Carnival Matsuri」の派生イベント。通常は、番組名の通り、メインターゲットは女性なのだが、この日ばかり男性限定のイベントとして行われた。そして、会場は男性限定だが、全国33都道府県、59か所の劇場にてライブビューイングも行われ、女性ファンたちもこの模様に注目していたのだ。
●モテ超人がモテるノウハウを伝授!
会場に登場した神谷さん、小野さんは、サングラスをして、本物のハーレーに乗ってイカした姿で登場! 2人は、6年以上もラジオ『Dear Girl~Stories~』を放送してきて、乙女向けコンテンツに超詳しくなっていた。その結果、「気がついたらモテ超人になっていた」という2人。今回は、そんな2人がそのノウハウを、会場の男性リスナー(Dear Boy)に向けて、惜しげもなく伝授しようというのだ。
神谷さん「みんなーモテる男になりたいかー!」
観客「うおーーー!」
小野さん「俺たちみたいになりたいかーい!」
観客「うおーーー!!!」
会場の心は一つになった。
●飛び出すお悩み相談!
というわけで、最初のコーナーは、「Dear Boyお悩み相談~モテの地平線~」だ。ステージには、豪華なソファが用意され、その横にはワインとグラスも設置された。優雅にソファに腰掛けた2人は、お悩み相談のメールを読んでいく。
最初の相談は「私は仕事もプライベートも男しかいない、リアル男祭り状態で出会いがありません。どうしたらお2人のように、黙っていても女性が寄ってくるほどのモテモテになりますか?」というもの。と、ここで質問に答える前に、2人は、グラスにワインを注いで、「モテ男に乾杯!」とグラスを鳴らせる。だが小野さんが「さっき乾杯したスパークリングワイン…ファンタグレープ!」とツッコミを入れて、会場はひと笑い。
そして相談を再開する2人。神谷さんは「何もしなくっても寄ってくるというが、それは間違っている! モテ男は努力の上に成り立っている!」という。そして神谷さんが導き出した、モテ男になるためにキーワードは「まずは女のいるところに行け!」であった。場内大爆笑。
続いて2つ目の相談は「モテ男のお2人が、モテるために毎日かかさず、習慣的にかかさず行うことはなんですか? 参考にしたいので、是非教えて下さい」というもの。
ここで神谷さんは「俺はやっぱり、グラスを磨くね。酒は命の水だから、命の水を入れる器、グラスを日常的に磨くっていうことは、ハートを磨くってことだよね!」とキメる。そしてすかさず「毎晩 お風呂に入って、『モンハン4』をやる。もちろん、オフライン、お風呂だけに(笑)」とキメる。またも大爆笑。しかし神谷さん、自分で言った駄洒落に耐え切れなくなって、大照れの様子。その姿もまた、会場のみんなには萌えポイントであった。
そして小野さんは、この会場に来る前にあることをやってきたと言い、スッとズボンの右すそをまくりあげる。「モテる男は、イベント前に、スネ毛そる!」と、キレイにそられた足を披露し、場内は喝采であった。
他にも「お母さんがいつもラジオを聴いています。ぼくも幼稚園でモテたいです。モテ男の基本を教えて下さい」と5歳児からのものも。これには神谷さん、「キス! 上手になれよ。5歳までだぜ、ちゅっちゅできるのは!」と言い放つ。そして小野さんは「いっしょにアイカツやろう!」と女の子を誘う時の秘訣を享受してくれた。
●乙女コンテンツの魅力とは?
そして次なるコーナーでは「乙女向けコンテンツの魅力」をレッスン! いわゆる「乙女ゲー」には、非常に魅力的なキャラが登場する。例えば、2人もアニメやゲームに出演している『BROTHERS CONFLICT(ブラザーズ コンフリクト)』。そのモテるキャラたちの魅力を教えようというのだ。ではどうやってみんなに伝えるのか。分かりやすく伝えるため、『ブラコン』の歌を作ろうということになった。例えば、「大ちゃん数え歌」のような覚えやすい歌に。
ここでは、既にメロディは、用意され、ホワイトボードにAメロ、Bメロ、サビとだいたいの構成を表示。キャラクターの特徴部分を、1つ1つ2人が考えたのだ。みると、キャラの職業や演じるキャストのこと、はては2人のキャラへの印象で構成されている。(※参考:テレビアニメ『BROTHERS CONFLICT』キャラクター紹介ページ)最後は、2人と会場のみんなで、陽気に大合唱! 会場は大いに盛り上がった。
ひとしきり盛り上がったところで、舞台は暗転し、スクリーンにはスペシャル映像「DGSセピア秋の大運動会」が上映された。これは、神谷さんと小野さんと番組スタッフが、一世風靡セピアよろしくサングラス&ジャケット姿で、野球、ゴルフ、縄跳びに挑戦していくおもしろ映像。身体を張ったその姿は、会場のみんなに大ウケであった。
●2014年のモテ男トレンドはこれ!
そしてステージは、小野さんが再登場。ここでは、「2014年のモテ男トレンド」を探ることに。より乙女心を知るために、来年流行る乙女コンテンツをみんなで学んで、コンテンツに出てくる男性キャラを見習おうというのだ。
さらに今回はそのスペシャリストとして、ラジオでお馴染みの「電撃Girl'sStyle」のゆるキャラ・ガルスタおじさん(神谷さん)が登場した。なんとガルスタおじさんは、来年1月発売の「電撃Girl'sStyle」のゲラ(校了紙)を見ちゃったというのだ。そこで、ガルスタおじさんの情報を元に、舞台のスクリーンには、次々と最新情報(?)が公開されていく。
ガルスタおじさん曰く、2013年は、首痛めてる系男子(※首に手をあてているイラストポーズのこと)が流行ったという。そこから2014年版は、「全身痛めている系男子」が流行るといい、スクリーンには、包帯グルグル巻き、ギブス装着の男子イラストが映し出され、会場は大爆笑であった。
他にも、「吸血鬼もの」が流行ったとして、次は「妖怪小豆洗い」だと言ったり、全員○○系(ex.全員神様 全員ドS 全員メガネ)が流行ったといえば、全員ドレッドヘアーが流行ると豪語し、またもや場内大ウケであった。
そして、2013年は、擬人化も流行ったとして、2014年版の擬人化についても触れられた。なんと今回は、擬人化した棒を用意しましたとガルスタおじさん。はなやかなBGMと共にステージに登場したのは、人の背丈よりも高い、巨大なねじれた棒のオブジェ。おじさん曰く、擬人化する前の棒で、クールにたっているのが、女の子ウケするのではという。
そして、今なら小野さんが「棒」の声優になれるとも言う。そこで、急遽オーディションすることに。棒の台詞を小野さんが考えて、そこで演じてみるのだ。「棒ってことは、まっすぐな奴なんじゃないかな……」と、小野さんは糸口をみつけ、オーディションスタート! ムーディーなBGMが流れ出し、小野さんは「俺、棒。自分からはいつでも動けない、その場でくねくねとお前のことばかり考えている」と台詞をつむぎだしていく。
そしてひとしきり演じ切った後は、神谷さんが再登場。やっと出てきた神谷さんに小野さんは「早くこいよー!(泣)」ともらすのだった。
●神谷さんがあの女性に再アタック!
そしてここまで、モテ男になるための秘訣を伝授してきた2人だが、ここで、小野さんが、実は神谷さんが過去に1度だけ振られた過去があると話し出す。このままにしておいていいのか、いいや良くない! と、神谷さんに再び、同じ女の子にアタックしてもらうことに。そもそも事の発端は、2010年のラジオ放送で「神谷浩史聖誕祭」と銘打った回。神谷さんは、かのネオ・ジオンのハマーン・カーン(CV:榊原良子/『機動戦士ガンダムΖΖ』より)の告白するも、見事撃沈されてしまったことにある。
というわけで、会場には、ネオ・ジオンよりハマーン・カーン(※マネキン/CV:榊原良子)が登場したのだった。番組の時と同じく、榊原さんの声で「文化会館に集まったディアボーイの諸君! 私がハマーン・カーンである!」と喋るハマーンちゃんに、客席からは大歓声があがっていた。神谷さんも、ハマーンちゃんと挨拶をかわすが、「マジでー?」とただただ驚いていた。
さて、再びハマーンにアタックするわけだが、立ち話では落ち着かない。というわけで、ベンチに座って2人で話すことに。ステージに登場したキュベレイ風の特製ベンチに、ハマーンちゃんと一緒に座る神谷さん。ハマーンちゃんへの好感度を上げるため、恋愛SLGのように3択方式で、会話を進めていくことに。最初は、「もし、ハマーンちゃんと付き合ったら、一緒にやりたいことはなんですか?」だ。
選択肢は
1.一緒にスポーツをしたい。
2.一緒に住みたい。
3.一緒にザビ家を復興したい。
であった。
神谷さんは「一緒に、洋服を買いに行きたい」と話しながらも3番を選択。これにはハマーンちゃんも「帰ってきて良かった。神谷のような子に会えて」とコメントし、好感度UPにつながったのだった。その後も「神谷さんがハマーンちゃんをほめるとしたらドコをほめる?」「ハマーンちゃんとどんな関係になりたい?」の問いに答え、好感度上げていくのだった。
●さらなる好感度UPの果てに!
そして、更に好感度を上げるために、神谷さんとハマーンちゃんの共同作業として、会場のみんなとコール&レスポンスをすることに。ハマーンちゃんの「立てよ国民! ジーク ネオ・ジオン!」を皮切りに、会場のみんなと「ジーク 神谷!」「ジーク 小野D!」「ジーク Dear Boy!」「ジーク Dear Girl!」「ジーク 三郷!」「ジーク DGS!」と高らかに声を響かせるのだった。
こうして、ぎゅんぎゅんに好感度の上がったハマーンちゃんは、「私を迷わせたのは貴様か、神谷! 大した役者だったよ。相打ちと言いたいが、私の負けだな。コア3で待っているぞ」と言い残して去っていく。
コア3とはサイド3、ジオン発祥の地。つまりのそこがファイナルステージとなるのだ。かくして、ステージはコア3に場面転換し、ウエディングドレス姿のハマーンちゃんが再び登場。緊張する神谷さんは、ついにハマーンちゃんへの告白をするのだった。BGMは「一千万年銀河」。
「ドレス、とてもよく似合っています。それが、僕のためのドレスであると、僕は信じています。初めて会った時から、気になっていました。そう、小学校5年生から。毎週ハマーンちゃんに会うのが楽しみで、あれから、30年近く時が経ってしまいましたけども、もう一度言わせてください。僕と、付き合ってください。お願いします!」
と渾身の告白をする神谷さん。それに対するハマーンちゃんの答えは……。
「ごめんなさい! 私やっぱり俗物とは付き合えません!」
会場からは大歓声が響き、ステージ上では、神谷さんが倒れて伏していた。「何がいけなかったんだー! 今だから言うけど、このコーナーが始まってからベンチに座って立ち上がるまで、俺のチャックが開いていたのがいけなかったのかーーー!(泣)」と意外な事実を告白。これには、会場は拍手喝采の大爆笑! 見事なフラれ姿が、会場のみんなの目に焼きついたのだった。
そしてステージは暗転して、再び「DGSセピア秋の大運動会」映像が上映され、神谷さん&小野さんたちの身体を張った「ボウリング」などの面白映像が披露されたのだった。
●あのエアバンドが登場! さらにはDGSが劇場版第2弾も発表に!!
続いては、ライブコーナーに突入。番組から生まれた、神谷さんと小野さんがボーカルを務めるエアバンド、「MASOCHISTIC ONO BAND(マゾヒスティック・オノ・バンド)」(※他メンバーはDGS番組スタッフ)の登場だ。『DIRTY AGENT』『Dear Girlは眠らない』を大熱唱! ラストに『Say Your Name!~Dear Girl~』を歌い上げ、会場も大盛り上がり。
勿論、これで終わるハズもなく、アンコールの代わりにソイヤコールが巻き起こり、再び「MASOCHISTIC ONO BAND」が登場。最後は、このイベントの公式テーマソング「漢!裸武奏帝」を熱唱。会場のみんなも一緒になって歌い、高らかに漢の歌声を響かせたのだった。
そして最後に、ラジオ番組『神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~』の劇場版第2弾『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2 ACE OF ASIA』の公開が決定したとの大発表が行われた。現在は、各ニュースサイトや公式ページで情報が公開されているが、この日が始めての発表だ。
会場が沸きあがる中、神谷さんたちから、今回は「海外ロケ!」「香港でPVを撮影」「主題歌はMASOCHISTIC ONO BANDが担当!」「観光あり!」「アクションあり(?)」と盛りだくさんになることが語られた。公開は、2014年2月15日(土)より全国劇場にて順次公開予定だ。
かくして、大盛り上がりだったイベントもエンディングとなり、会場は最後まで大歓声に包まれていた。今後も、ラジオの通常放送、そして劇場版の公開と目が離せないぞ。
<公開情報>
■Dear Girl~Stories~THE MOVIE2 ACE OF ASIA
公開日:2014年2月15日(土)
出演:神谷浩史 小野大輔 MASOCHISTIC ONO BAND
監督・企画・プロデュース:内田浩之
脚本・構成:諏訪勝
製作:文化放送エクステンド
制作:ジャンゴフィルム
配給・宣伝:日活
>>「Dear Girl~Stories~Dear Boy祭」公式サイト
>>『Dear Girl~Stories~THE MOVIE2 ACE OF ASIA』公式サイト
[取材&文・小俣猛]