各界のマンガ好きが推す「マンガ大賞2014」の結果が発表！　大賞は『乙嫁語り』！

　本日3月27日、各界のマンガ好きが推す「マンガ大賞2014」の結果が発表となった。今回ノミネートされた10作品の中から見事大賞を受賞したのは、森薫氏の描く『乙嫁語り』！

　マンガ大賞とは、書店員を中心にした各界のマンガ好きが、2014年の一押しマンガを選定する、有志によるマンガ賞となっている。選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たち、書店員をはじめとするさまざまな職業の方が選考員として大賞を決定。

　マンガ大賞の選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品。 一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出。二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品がノミネートとなる。選考員はその全てを読んだうえで、トップ3を選択。その結果を集計し、年の一推し『マンガ大賞』が決定する。

　結果を発表した発表会には森薫先生本人が登壇。以前に同じくマンガ大賞を受賞した羽海野チカ先生からのメッセージや、マンガ大賞実行委員会お手製のプライズなどが贈られた。

　また、受賞した森薫先生直筆の記念イラストも公開。こちらのイラストは、マンガ大賞の公式サイトにて大きい画像で見ることができるので、ぜひそちらもご覧いただきたい。

　なお、マンガ大賞2014の最終結果は下記のとおり。

【大賞】
『乙嫁語り』
森薫
94ポイント

【2位】
『僕だけがいない街』
三部けい
82ポイント

【3位】
『さよならタマちゃん』
武田一義
66ポイント

【4位】
『七つの大罪』
鈴木央
59ポイント

【5位】
『ひきだしにテラリウム』
九井諒子
54ポイント

【6位】
『重版出来！』
松田奈緒子
46ポイント

【7位】
『ワンパンマン』
原作：ONE　作画：村田雄介
43ポイント

【8位】
『亜人』
桜井画門
32ポイント

【9位】
『足摺り水族館』
panpanya
31ポイント

【10位】
『坂本ですが？』
佐野菜見
9ポイント

　どれも審査員が自信を持っておすすめする作品ばかりとなっている。興味を持った方は、ぜひ実際に作品を読んでいただきたい。

>>「マンガ大賞2014」公式サイト