洲崎綾さんや田丸篤志さん、監督の山田尚子さんも登場! テレビシリーズの1年後が描かれる『たまこラブストーリー』初日舞台挨拶レポート
2014年4月26日(土)、東京の新宿ピカデリーにて、同日より公開された劇場アニメ『たまこラブストーリー』の公開初日舞台挨拶が実施された。
今回公開される『たまこラブストーリー』は、2013年に放送された京都アニメーション製作のオリジナルアニメ作品『たまこまーけっと』の続編となるアニメ映画だ。
ステージには「たまこ」役の洲崎綾さん、「もち蔵」役の田丸篤志さん、「みどり」役の金子有希さん、「かんな」役の長妻樹里さん、「デラ」役の山崎たくみさんに加え、監督の山田尚子さんが登壇。公開への意気込みを語った。
■キャスト陣は“1年の成長”を表現
まずは、司会の山崎たくみさんがステージへと登壇。基本的な注意事項伝達を「デラ」的なノリで済ませつつ、今回の登壇者を呼び込む。
『たまこラブストーリー』はTVシリーズの『たまこまーけっと』から1年ほど間を置いての公開となったが、本作においては作中でも現実と同様に1年の月日が経過しており、登場人物たちの成長した姿が描かれている。今回登壇したキャスト陣や、それを描く監督・山田尚子さんも、登場キャラクターたちの“成長”に、大きな感慨を抱いている様子だった。
州崎さんは「17歳の女の子としてのたまこを表現できるよう、より繊細に感情の機微を意識しました」と話しており、その変化を演技の中に取り込んでいることを明かしていた。実際に劇場で本作を視聴する際には、その辺りの変化についても注目してみよう。
なお、そんなキャストの演技について山田さんは「みなさんキラキラしていました。16歳から17歳への小さな変化を、本当に丁寧に演じて頂いて……。本当にみんなを、なでまわしたい!」と、興奮気味に語っていた。
この後には、各人が“心に残った場面”などを挙げる場面も。青春を題材に扱った本作だけあって、やはり「たまこ」と「もち蔵」のシーンを挙げる登壇者が多かった。そんな2人の“ラブストーリー”がどんな結末を迎えるのかは、ぜひ劇場で確認していただきたい。
今回のイベントは、以上で終了となった。公式サイトでは、スタッフ陣によるイラストコメントや監督へのインタビューも掲載されている。興味がある人は、公開前にチェックしておこう。