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 テレビアニメ『凪のあすから』スペシャルイベント詳細レポ

花江夏樹さん、花澤香菜さんらメインキャスト総出演! テレビアニメ『凪のあすから』スペシャルイベント詳細レポート

 2014年4月に最終回を迎えたP.A.WORKSが手掛けるテレビアニメ『凪のあすから』(以下『凪あす』)のスペシャルイベント『凪のあすから SPECIAL EVENT 〜Earth color of a calm〜』が、5月18日(日)東京・一ツ橋ホールにて開催された。

 今回のイベントはBlu-ray/DVDの第1巻+第2巻の購入者に向けて行われたもので、メインキャストである花江夏樹さん(先島 光)、花澤香菜さん(向井戸まなか)、茅野愛衣さん(比良平ちさき)、逢坂良太さん(伊佐木 要)、石川界人さん(木原 紡)、小松未可子さん(潮留美海)、石原夏織さん(久沼さゆ)、オープニング/イメージソングのRayさん、エンディングのやなぎなぎさんが一同に集結。全26話を回想したトークや企画コーナー、朗読劇、ライブ、 さらには“花江ジャンプ”(!?)がステージ上で繰り広げられるなど想像以上のステージで、集まった『凪あす』ファンを大いに喜ばせたのであった。

 そんな記念すべきイベントの幕開けを飾ったのはRayさん。アニメ公開前から発表されていたイメージソング『凪 -nagi-』で澄んだ歌声を響かせ、一気に『凪あす』ワールドへと引き込んでいく。

 そしてRayさんと入れ替わるように最初のパートの司会者=花江さんと石川さんが登壇(今回はコーナーによって司会者が入れ替わるという構成だった)。声優陣一人ひとりを呼び入れ、それぞれ挨拶をすると会場からは大きな拍手が沸き起こった。

●それぞれの“『凪あす』愛”が溢れだす

 ここで、元小学生コンビである小松さん・石原さんに司会をバトンタッチ。キャストが好きなシーンをスクリーンで流し、それぞれの想いを語り合う。実際にどんなシーンが選ばれたかというと──石原さん、逢坂さんは偶然にも同じで24話/踏切でさゆが要に告白するシーン。

 石川さんは19話/紡とちさきと要の話し合いのシーン。小松さんは25話/美海が光にまなかのことを「好き」と言って!とお願いするシーン。

 芽野さんは19話/ちさきが梅ジュースで酔っぱらった気分になったシーン(笑)。花澤さんは13話/まなかが光に「おふねひき……終わったら言うね」と伝える一連のシーン。花江さんは15話/光が紡に自らの葛藤をぶつけるシーンをチョイス。名場面の連続に、客席のファンもそれぞれの想いを噛みしめているようだった。

●怒涛の展開にファンも驚き!

 続いては、花澤さん、芽野さんが司会を務めた「夢を叶えて! 凪あすドリームコーナー」へ。その名の通り、キャストの夢をひとつずつ叶えていくコーナー。海の生き物たちを全員で演じたい、男性陣だけでトークをしたい、1番良い音を出してお煎餅を食べたい、“花江ジャンプ”(=1クール目のOPラストで主要メンバーが全員ジャンプする場面)を再現したい……とユニークな夢が続々と叶っていき、会場は終始大爆笑。特に“花江ジャンプ”はひときわ盛り上がり「リハーサルでは失敗したんですけど、本番でこんなに気持ちよく飛べて嬉しい」と花江さんもご満悦の様子だった(笑)。

 そんな和やかなムードから一転、次のコーナーではオリジナル朗読劇が披露された。時間軸でいうとアニメ本編の終盤あたりで、“7人で街にお買い物に行く”というこの日のために用意されたオリジナルのストーリー。今度は観客側が “夢”のようなひと時を味わったのだった。

 そしてイベントもいよいよ後半となり、ライヴパートへと突入する。再びRayさんが登場し今度は前期OP『lull 〜そして僕らは〜』、後期OP『ebb and flow』を披露。『凪あす』の大ファンというRayさんは「『凪あす』が大好きな人の前で歌えることがとても嬉しい。これからも音楽も一緒に愛していただけたら嬉しいです」と満面の笑みで語り、やなぎなぎさんに繋いでいく。やなぎなぎさんは前期ED『アクアテラリウム』、後期ED『三つ葉の結びめ』を届け、その美しい歌声で観客を魅了。「『アクアテラリウム』の歌詞を書いたときは前半部分のお話しか知らなかったんですけど、歌詞に書いていた“デトリタス”(海中に堆積するプランクトンの死骸など有機物粒子)という言葉が、後期のサブタイトルに使われていたりして、これはもしや私、作品に影響を与えてる!?と嬉しくなりました」と『凪あす』を振り返ったのであった。

●これからも『凪あす』の物語は続いていく

 最後のブロックでは花江さんと逢坂さんが今日のイベントについて「まだ終わりたくないね」と今この瞬間の充実を噛みしめるかのようなトークを繰り広げたのち、出演者全員が登壇。「綺麗に終わっているので続きを……とは言いづらいですけれど、Blu-rayやコミックなど、まだまだ『凪のあすから』の世界は広がっていくと思いますので、これからも応援お願いします」(花澤さん)、「『凪のあすから』をずっと心の中に閉まっておいていただいて、何か辛いことがあったら思い出してください。そしてまた何か続きができたらいいなと思っています。『凪のあすから』に関わることができて本当に幸せでした」(花江さん)など、『凪あす』ファンにメッセージを贈った。

[取材&文・逆井マリ]


<凪のあすから SPECIAL EVENT ~Earth color of a calm~>
※Blu-ray/DVDの第1巻+第2巻をご購入の方の中から応募抽選で無料ご招待

開催日:2014年5月18日(日)
時間:開場16時、開演17時
場所:一ツ橋ホール

[出演者]※敬称略
花江夏樹、花澤香菜、茅野愛衣、逢坂良太、石川界人、小松未可子、石原夏織
Ray、やなぎなぎ

■『凪のあすから』

【スタッフ】
原作:Project‐118
監督:篠原俊哉
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクター原案:ブリキ
キャラクターデザイン/総作画監督:石井百合子
キーアニメーター:高橋英樹
美術監督:東地和生
美術設定:塩澤良憲
撮影監督:梶原幸代
色彩設定:菅原美佳
3D監督:平田洋平
特殊効果:村上正博
編集:高橋 歩
音楽:出羽良彰
音響監督:明田川仁
音響制作:マジックカプセル
音楽制作:NBCユニバーサル・エンターテイメント
プロデュース:インフィニット
アニメーション制作:P.A.WORKS
製作:凪のあすから製作委員会

【キャスト】
先島 光/花江夏樹
向井戸まなか/花澤香菜
比良平ちさき/茅野愛衣
伊佐木 要/逢坂良太
木原 紡/石川界人
潮留美海/小松未可子
久沼さゆ/石原夏織
先島あかり/名塚佳織
先島 灯/天田益男
潮留 至/間島淳司
木原 勇/清川元夢
うろこ様/鳥海浩輔

【ストーリー】
その昔、人間は皆、海に住んでいた。
でも、陸に憧れた人たちは海を捨てた。
海で暮らせるように海神様がくれた、特別な羽衣を脱ぎ捨てて……。

海で暮らす人、陸で暮らす人、
住む場所が分かれ、考え方は相容れずとも、
元は同じ人間同士、わずかながらも交流は続き時は流れた。

海底にある海村で暮らす
先島 光、向井戸まなか、比良平ちさき、伊佐木 要と
地上に暮らす木原 紡。

海と陸。
中学二年生という同じ年代を過ごしながら
今まで出会うことのなかった彼らが出会った時、
潮の満ち引きのように彼らの心も揺れ動く。

ちょっと不思議な世界で繰り広げられる
少年少女たちの青の御伽話(ファンタジー)。


<リリース情報>
■『凪のあすから Blu-ray & DVD 第6巻』

発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
発売日:2014年5月28日(水)
価格:
[初回限定版] Blu-ray 7,500円 + 税/DVD 6,500円 + 税
※初回限定版終了次第、限定版特典が付かない通常版となります。

【収録話】
第15話「笑顔の守り人」
第16話「遠い波のささやき」
第17話「ビョーキなふたり」

【初回限定版特典】
・石井百合子描き下ろしスリーブケース
・高橋英樹描き下ろしデジパック仕様
・48ページ フルカラーガイドブック
・キャラクターソングCD2
 1.「あの日のままで」比良平ちさき(cv.茅野愛衣)
    作詞:川田まみ/作・編曲:デワヨシアキ
 2.「ベロペロネ」久沼さゆ(cv.石原夏織)
    作詞:川田まみ/作・編曲:デワヨシアキ

【通常版共通特典】
・音声特典
キャストコメンタリー(第十七話:逢坂良太/石原夏織)
スタッフコメンタリー(第十六話:篠原俊哉/Ray/西村 潤/小倉充俊)

※商品仕様、特典等は予告無く変更になる場合がございます。


>>『凪のあすから』公式サイト
>>『凪のあすから』公式Twitter 【推奨ハッシュタグ:#nagiasu】

(C)Project‐118 /凪のあすから製作委員会
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