小野賢章さん、小野友樹さん、諏訪部順一さん、鈴村健一さん、鈴木達央さんが登壇! 『黒子のバスケ』2nd SEASON BD・DVD&CD発売記念イベントレポ
大人気テレビアニメ『黒子のバスケ』。先日、第3期の制作が発表されたことでも話題の同作が、2014年6月15日(日)、渋谷のアイアシアタートーキョーにてイベントを開催した。
OVA先行上映会や、ゲストを交えてのラジオ公開録音など盛りだくさんとなったのだが、本稿ではこの第1部(昼開催)の様子をお届けする。
【登壇者】
小野賢章さん(黒子テツヤ 役)
小野友樹さん(火神大我 役)
諏訪部順一さん(青峰大輝 役)
鈴村健一さん(紫原 敦 役)
鈴木達央さん(高尾和成 役)
●イベント第1部ではラジオ第116回の公開録音を実施! ゲスト3人とともにトークやゲームに燃える!!
開演時間となり、まずはオープニングトークからスタート。ステージ上に姿を現したのは小野賢章さんと小野友樹さんだ。登場するなり、手を振る観客に応えたり、会場に駆け込んできた来場客に「急いで!」「転ばないように気をつけて! でも急いで!」と声をかけたりと、自由にふれあうふたり。場内は一気に暖かい空気に♪
そして上映するOVAの話題へ。このOVAは6月20日(金)発売の『黒子のバスケ』2nd SEASON 第6巻に収録されているもので、この場で先行上映されたのだ。小野賢章さんは、本作について「帝光中時代の、黒子と青峰の出会いを描いているんですよ」と説明。
OVA(第41.5Q)『もう一回やりませんか』上映中は、笑いや歓声がそこかしこからあがっていた。帝光中1年生時代の「キセキの世代」のやりとりを、アニメでハッキリと見られるのは今回のOVAがはじめて。それだけに、ファンの興奮もひとしおのようだ。上映が終わったときも、大きな拍手が沸き起っていた。
上映後は、小野賢章さんと小野友樹さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組「黒子のバスケ 放送委員会」公開録音♪ まずは、ラジオのOPテーマ『NEXT GAME』を生歌で披露。会場のボルテージをさらに「アゲアゲ」(by小野友樹さん)にした! なんでも、この曲をステージ上で歌うのは今回がはじめてだったとのこと。「やっと歌うことができました」と感慨深げにしているふたりが印象的だった。
そして、いよいよ本編へ! 公開録音のゲストである、諏訪部さん、鈴村さん、鈴木さんの3人が登場する。ゲスト3人は、一人ひとり呼び込まれあいさつ。OVAに触れ「あれで1年やりたいね」と言う諏訪部さん、「何頭身なのアイツ!」と紫原敦の等身大パネルを眺める鈴村さん(ステージ上には登壇者5人のキャラクターのパネルが置かれていた)、「(高尾和成が)人気投票で3位になってた」と驚く鈴木さんと、コメントも様々で会場はまたも歓声に包まれる。
先輩方をゲストに迎え、「第2期の熱戦を振り返ろう」「第3期への勝手なリクエスト」等のテーマでトークが繰り広げられた。第2期の熱戦については、ゲストそれぞれが各校の試合に触れた。秀徳戦では、鈴木さんが「気がつくと新技ってヤツにやられるんです」と不満をもらすも、新技という形で“成長”を見せ合える両チームの関係は、いい方向に変化していると感じた様子。「試合を重ねるごとに、相手に対しての真剣度合いが変わっている」と言及した。
桐皇戦について語ったのは、もちろん諏訪部さん。「(青峰については)憑き物が落ちた感」があるとし、試合終了のブザーがなったシーンは「自分の中では、やっていてすごくこだわったところ」と感慨深げに告げた。さらに「ここからは解説に磨きをかける」とも意気込み、会場を沸かせた。
また「第3期への勝手なリクエスト」では、鈴村さんが「『キセキの世代』には共通のアザがあって……」「宇宙バスケ軍団と……」と言いはじめ、しまいには一大スペクタクルが生まれていた。
そして、リスナーから寄せられたメッセージコーナーを経て次へ。ここからは、本ラジオではおなじみのコーナー「ヘリクツ 1on1」。あるお題について屁理屈を言い合い、言い負かしたほうが勝ちという対戦形式のゲームコーナーだ。今回の対戦は、誠凛vs桐皇、陽泉vs秀徳と、高校別での対戦。
1戦目(誠凛vs桐皇)のお題「一緒に富士山に登るとしたらどっち!?」では、「黄瀬涼太」を勧めることになった諏訪部さんが圧勝! 誠凛のふたりが推す「赤司征十郎」について、「『使えないな』と思ったら置いていっちゃうタイプですよ」と相手の不利になるポイントをキッチリおさえ、結果文句なしで勝利した。
2戦目(陽泉vs秀徳)のお題は「友だちのお母さんが気に入りそうなのはどっち?」。鈴村さんは「氷室辰也」を、鈴木さんは「緑間真太郎」をと、両者とも相棒を推すことになった。話術の応酬が見どころとなったこの対決。鈴村さんと鈴木さんの妙な説得力に、観客からは思わず納得の声が。勝敗は甲乙つけがたくドローとなった。
そして5人全員によるバトルロイヤル形式でも一戦行われ、コーナー終了。最後に、誠凛コンビがラジオのEDテーマ『Tomorrow Never Lies』を生歌で披露し、公開録音もイベント自体もエンディングへ……。
再び壇上に揃い、あいさつをした5人。とくに鈴村さんは「国内で黒子のバスケ関連のイベントにでるのは今回が初めてだった」と満足げに語り、「試合は一旦終わってしまいましたけど、原作を読んでいるとちょいちょい(紫原が)解説で出てるんで」と、アニメ第3期に思いを馳せていた。
第3期はもちろん、この先様々な展開が待っているであろう『黒子のバスケ』。そこに期待する熱量は、ファンもキャスト陣も同じのようだ。
[取材&文・松本まゆげ]
【STAFF】
原作:藤巻忠俊(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
監督:多田俊介
シリーズ構成:高木 登
キャラクターデザイン:菊地洋子
美術監督:鈴木路恵
色彩設計:佐藤真由美
撮影監督:荒井栄児
3DCG監督:磯部兼士
編集:植松淳一
音響監督:三間雅文
音楽:池 頼広
アニメーション制作:プロダクション I.G
製作:黒子のバスケ製作委員会
【CAST】
黒子テツヤ:小野賢章
火神大我:小野友樹
相田リコ:斎藤千和
日向順平:細谷佳正
伊月 俊:野島裕史
小金井慎二:江口拓也
木吉鉄平:浜田賢二
黄瀬涼太:木村良平
緑間真太郎:小野大輔
青峰大輝:諏訪部順一
紫原 敦:鈴村健一
赤司征十郎:神谷浩史
花宮真:福山 潤
氷室辰也:谷山紀章
他
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