アニメ
松岡さんがメイドに!? 「ノーラジオ・ノーライフ」公録レポ

松岡禎丞さんがメイドさんに!? MF文庫J「夏の学園祭2014」「ノーラジオ・ノーライフ ゲーマー兄弟がラジオをするそうです。」公開録音ステージレポート

 2014年7月20日(日)に、秋葉原UDX & AKIBA SQUAREにて開催されたMF文庫J「夏の学園祭2014」。その中で、大好評のままアニメの放映が終了した『ノーゲーム・ノーライフ』のラジオ番組「ノーラジオ・ノーライフ ゲーマー兄弟がラジオをするそうです。」(以下ノーラジオ・ノーライフ)の公開録音がおこなわれた。

ステージにはパーソナリティを務める、松岡禎丞さん(空役)、茅野愛衣さん(白役)、そしてゲストとして、井口裕香さん(クラミー・ツェル役)らメインキャスト3名が登壇。本稿では、数々の罰ゲームをかけての対決で盛り上がったイベントの様子をレポートしていく。

●繰り広げられる心理戦!? 「じゃんけん」から収録がスタート!

 イベントが始まると、松岡さんの「さぁ、ゲームを始めよう」の掛け声でパーソナリティ2人が登場。全てがゲームで決まる頭脳バトルラジオ番組である「ノーラジオ・ノーライフ」は、公開録音でも罰ゲームをかけた「じゃんけん」から幕開けとなった。
 「今回は本気で勝ちに行く」と宣言した松岡さんは、「俺はチョキしか出さない!」と茅野さんに対して心理戦を持ちかける。「わ、わかった」と、茅野さんは少し困惑したようなリアクション。そんな2人のやり取りに、観客達からは笑い声が絶えない。

 その後、松岡さんの「盟約に誓って」の掛け声に合わせ、会場全体での「アッシェンテ」という、アニメでは勝負の前におこなうお馴染みのセリフを合図にじゃんけんが始まった。観客達が勝負の行方を静かに見守る中、松岡さんは宣言通りチョキを繰り出すも、茅野さんがグーを出してあっけなく勝負が決まってしまった。

●イケイケな井口さんに、松岡さんはタジタジ!?

 じゃんけんが終わり、タイトルコールで本格的にラジオがスタート。先ほどの罰ゲームは「ゲストである井口裕香さんの下の名前を、3回以上呼ぶ」というもの。松岡さんは「さすがに呼び捨てじゃなくていいよね?」と茅野さんに確認をとるも、会場からは「え~」という声があがり、結局呼び捨てというルールが加えられてしまった。

 そして、ゲストである井口さんが登場。早速「初めてラジオにお邪魔するから、緊張するね。よしつぐ!」と、井口さんが松岡さんの下の名前を呼ぶ先制ジャブ。これに対して松岡さんもなんとか呼び捨てで返したが、井口さんにリードされるような形になってしまい、罰ゲームがちゃんと成功するのか不安になるスタートとなった(笑)

 さっそく席についた井口さんが、「なんか松岡くんの机がびしょびしょ!」と指摘。どうやら松岡さんが飲んでいた炭酸水が、ストローを逆流してこぼれてしまっていたようだ。ここで茅野さんが「それじゃあ、私ティッシュもらってくる」と席を立ち、松岡さんと井口さんが二人っきりになる展開に!

 ここぞとばかりに「よしつぐ」と下の名前を呼び、松岡さんを攻め立てる井口さんだが、それから逃げるように松岡さんが席を立ち移動。それをまた井口さんが追走する、というやり取りが繰り広げられる。そして、とうとう松岡さんはステージの端にまで追い詰められてしまう。しかしそこで、松岡さんがステージを覗きこんでいる茅野さんを発見!「様子を伺うな~!」と一喝して会場は爆笑に包まれた。また、井口さんは「私は楽しいけど、終わった時に松岡くんに嫌われてそう」と呟き、観客の笑いを誘った。

●少しずつ、本物の兄弟のようになる2人の演技

 トークは、大盛況のまま放映が終了したアニメの話題へ。『ノーゲーム・ノーライフ』は、収録がアニメ開始よりもかなり前に終えたということもあり、ラジオでもあまりアフレコ現場での話はしていないようだ。
 そのため、「空白の2人で声を揃える部分が難しかった」「アフレコの段階でしっかりとイラストがあったりして、スタッフの愛が感じることができる作品でした」などのトークは、ここでしか聞けない裏話となった。また井口さんは、回を重ねるごとに松岡さん、茅野さん2人の息が、まるで本物の兄弟のようにあっていく様にいたく感動していた。

●ステフを飛ばして見事な大勝利! しかし……

 ここで対決コーナー「ステフ危機一髪」が開始された。茅野さんがニコ生描いたステフの似顔絵を貼り付けた「黒ひげ人形」がステージに登場。こちらを使用して、3人で交互に剣をタルに刺していき、ステフを飛ばした人が勝利という普通のルールとは異なる対決がおこなわれた。

 3人が次々と剣をさしていき、その度に観客からはヒヤヒヤするような歓声が上がる。そして7回目、松岡さんが剣を刺すとステフが飛び出し、見事に松岡さんの勝利となった……はずが、なぜか「ステラを飛ばしたから」という理由で松岡さんが罰ゲームを受けることに。さらに井口さんの「もう3人で罰ゲームをやろう」の一言で、結局全員に罰ゲーム「自分の名前を下の名前で呼ぶ」が決行されることになってしまったのであった……。

●メイド松岡さんが、萌え萌えな魔法をかける!?

 続いてはラジオでもお馴染み「コミュ症脱却プログラム」のコーナー。こちらは1人ではコミュニケーションを取ることができない空と白のために、演じる2人がコミュニケーションのお手本をみせる、というもの。ノゲラー(リスナーの通称)には「◯◯のシチュエーションの時、どうすればいいか?」というお題を募集している。今回は、ゲストの井口さんを含めた公開録音バージョンでお届けすることになった。

 早速「友達にメイド喫茶に無理やり連れていかれた時、やたらとメイドさんが絡んでくるときはどうすればいいか?」というお題が読まれる。ここで茅野さんが「松岡くんがメイドやる?」とまさかの提案。
 会場からも今日一番!? の大歓声が上がった。結局、井口さんと茅野さんがお客さん役、松岡さんがメイド役を実際に演じることになってしまった。「メイドって猫っぽい感じだよね?」という茅野さんに、松岡さんが「にゃー!」とリクエストに答える場面もあり、萌え萌えの可愛らしいメイド役で、無茶ぶりに答えるという男気を見せた。その勇姿に観客達からは大きな拍手が送られていた。

●茅野さんのセリフに、会場メロメロ!?

 お次はゲーム対決コーナー「兵士の心を動かせ! チェス対決」がおこなわれた。こちらのコーナーでは、アニメで空が意思を持つチェスのコマを奮起させて戦ったチェス対決になぞらえ、観客達の心を動かしたセリフを言った人が勝者というもの。判定は観客の拍手で決定する。

 一番手は茅野さん。「愛衣ちゃんいっきまーす!」の掛け声のあとに「白、11ちゃい。こどもだから、わかんない」という可愛らしいセリフを披露。会場からは「可愛い!」の声が上がる。
 二番手の井口さんは、妹チックなセリフの茅野さんに対抗して「泣いてないわ、泣いたことすらないわ」というツンデレなセリフで勝負に出る。こちらも会場の反応は上々で、観客からは拍手が起こっていた。
 そして、大トリを飾る松岡さんは「これなら絶対勝てる」と自信満々で、「まぁ、前半は終わったが、後半からもトゥギャザーしようぜ!」と、ノゲラーにはお馴染み!? ルーオオシ蛾を入れたセリフで会場を爆笑の渦に巻き込んだ。

 勝負の結果、第一位に輝いたのは茅野さん。井口さんいわく「セリフも良かったけど、最初の愛衣ちゃんいっきまーす! がよかった」とのこと。そして第二位が井口さん、ということで最下位の松岡さんが再び罰ゲームを受けることになってしまった。内容は「番組の最後に、今回の公録でよかったことを3つ挙げる」というもので、井口さんに「ちゃんと見つかる?(笑)」と心配されていた。
 最後のコーナーは「空白は2人で1つ」。こちらは出されたお題に対して、2人(今回は3人)で同じ答えを出していく連想クイズ。罰ゲームがない、ということで気が抜けてしまったのか、まったくチームワークが取れず結局答えが合うことなく終了となってしまった。

●番組完全復活!! 今後も『ノゲノラ』から目が話せない!

 最後に、先ほどの罰ゲームを受けて松岡さんが、公録でよかったことを3つ挙げる。1つは、井口さんの番組進行が上手だった。2つ目は、茅野さん、井口さんのラジオを間近で見れたこと、と観客目線の感想が飛び出し出演者、会場からツッコむような笑いがおこった。しかし3つ目の、こうしてノゲラーの皆さんと公開録音ができたこと! にはファン達から大きな拍手が起こった。

 そして、最後に2014年9月24日(日)に販売される、ラジオCD「ノーラジオ・ノーライフ」Vol.2に今回の公開録音の模様が収録されることが決定。さらに、先日第14回の配信をもって最終回を迎えた同番組が、なんと同年7月29日(火)から完全復活することが発表されると、会場からは鳴り止まない拍手が巻き起こった。なお番組は、響 - HiBiKi Radio Stationにて、隔週で配信されるようだ。
 最後に松岡さんによる一本締めで会場全体が「  」(くうはく)のチームワークのように一体となり、イベントは終了となった。

【STAFF】
原作・キャラクター原案:榎宮祐
 (MF文庫J 『ノーゲーム・ノーライフ』/KADOKAWA刊)
監督:いしづかあつこ
シリーズ構成:花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督:大舘康二
美術監督:岩瀬栄治
美術設定:大平司
色彩設計:大野春恵
撮影監督:藤田賢治
3D監督:籔田修平
編集:木村佳史子
音響監督:明田川仁
音楽:スーパースィープ
 (細江慎治、佐宗綾子、江口孝宏、田中文久)
音楽制作:KADOKAWA(メディアファクトリー)
アニメーション制作:MADHOUSE
製作:ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会

【CAST】
空:松岡禎丞
白:茅野愛衣
ステファニー・ドーラ:日笠陽子
ジブリール:田村ゆかり
クラミー・ツェル:井口裕香
フィール・ニルヴァレン:能登麻美子
初瀬いづな:沢城みゆき
テト:釘宮理恵
初瀬いの:麦人
巫女:進藤尚美

【STORY】
ニートでヒキコモリ……だがネット上では『  』(くうはく)の名で無敗を誇る天才ゲーマー兄妹・空(そら)と白(しろ)。ただの都市伝説と言われるほどの常識外れな腕前を持った空と白の前に、ある日"神"を名乗る少年・テトが現れる。テトはリアルをクソゲーと呼ぶ空と白の二人を異世界へと召喚してしまう。そこは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる世界だった! 異世界に住まう十六の種族の中で最弱の人類種(イマニティ)。他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前に追い込まれている人類種を救うため、空と白は空前絶後の頭脳バトルに挑む!

>>テレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』公式サイト
>>テレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』公式Twitter
【推奨ハッシュタグ #nogenora】

(C) 榎宮祐・株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2025年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2025年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024秋アニメ何観る
2024秋アニメ最速放送日
2024秋アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング