1stアルバム『W』ヒット祈願で羽多野渉さんがアニメイト5店舗に来店! レポート&インタビュー!!
10月22日(水)に1stアルバム『W』をリリースした羽多野渉さんが発売記念&ヒット祈願のため、9月11日に東京&神奈川のアニメイト5店舗へ来店! アニメイト横浜店に訪れた時の模様とスペシャルインタビューをお届けします!!
●アニメイト5店舗で温かい振れ合い。楽しみなミュージアムショップ!
10月22日に1stアルバム『W』をリリースする羽多野渉さん。「聴いてくださる皆さんと販売してくださる店舗スタッフさんのおかげです」という感謝の気持ちと、ヒット祈願を込めて東京&神奈川のアニメイト5店舗巡りを敢行!
出発はアニメイト秋葉原店。アニメ&マンガ好きを自称する羽多野さんが仕事のほか、プライベートでも訪れる慣れ親しんだ場所だけあって、足取りも軽く。平日にも関わらずお客さんの多さにビックリ! 出迎えのスタッフにごあいさつした後、等身大に近い羽多野さんの『W』宣伝用の立て看板に心を込めてペンを走らせます。立て看板と一緒に記念撮影!
続いて向かったのは池袋本店! お店に入ると先ほどの等身大看板がエレベーターホールに。「こんないい場所に!」と驚きながらもサインとメッセージを書いていると、エレーベーターを降りたお客さんが足を止め始め、羽多野さんの周りにはいつの間にか、たくさんの人だかり。羽多野さんの人気ぶりはすごいです!
新宿店→渋谷店に来店した後、スケジュールの合間を縫って昼食を摂ってパワーを充てん。目指すは本日最後の場所、アニメイト横浜店。ひと呼吸置いて3階のAVフロアへ。早速目を引いたのは『W』の立て看板。入口前という絶好のロケーション。恐縮しながらメッセージを書き込んでいる羽多野さん。通りかかった女子学生さん2人が見つけ、「えっ? あれ?」と驚いた表情と声。ペンを走らせる手を止めた羽多野さん、「どうも!」とさわやかな笑顔とごあいさつ。女子達も「あっ……どうも」。予想外のところで会ったらその反応になりますよね。看板の横で記念撮影をした後、宣伝担当の方が「『Hikari』の看板と並べてもらってありがとうございます」とアニメイトのスタッフさんにお礼を言うと、「あっ!? 本当だ! 気付かなかった!」。集中していたから? それともうっかり屋さんだから?
入口から中に入ると今度はCDの棚に、『W』の手作りポップ。「すごい!」と感動する羽多野さん。もちろんメッセージを書き書き。「アニメイトさいこー」。お店の名前はいいんですか?(笑) スタッフさんにサイン入り色紙を手渡した後、ポップを横に記念撮影。フロアを去る時にすれ違うお客さんに「いらっしゃいませ!」と声をかける羽多野さん。どこまでもサービス精神旺盛。
そして10月中旬から期間限定で開催される「羽多野渉ミュージアムショップ」のスペースを見学に4階へ。「こんなに大きいの!? お店の一区画かと思ったら別のスペースでやるなんて」と驚きつつ、「みんなに喜んでもらえるものをそろえなきゃ! 実家にも電話しよう!」と気合が入った様子。かなりレアなアイテムの展示や、ショップ限定グッズの販売も行われるそうなので、楽しみですね!
●羽多野渉さんインタビュー
――まずアニメイト5店舗をまわり終えての感想を聞かせてください。
羽多野渉さん(以下、羽多野さん):朝から秋葉原店、池袋本店、新宿店、渋谷店、横浜店におうかがいさせていただきましたが、どこのお店でもスタッフさんが丁寧に対応してくださって。僕の初めてアルバムを応援してくださっているのを肌で感じられて、とてもうれしかったです。スタートとなった秋葉原はお仕事以外でもプライベートでもよく遊びに行く慣れ親しんだ場所で、マネージャーさんと待ち合わせ場所を決める時も僕から指定させてもらいました(笑)。だから店内でもリラックス状態で、ウキウキしながら各お店に移動していたらあっという間で。それくらい楽しかったです。
また大雨の予想だったので心配でしたが、移動の時にはまったく雨が降らず、天の神さまに守っていただいているのかなと思えたりして。買ってくださる皆さんとお店があってのお仕事だと思っています。アニメイトさんではシングルをリリースするたびにスペースを用意してくださったり、いつもお世話になっていて。短い時間でしたが、素晴らしい機会をいただけたことにも感謝してます。
――店舗をまわっている時に起こった印象的なエピソードがあれば教えてください。
羽多野さん:立て看板をどの店舗でも目立つ場所に置いていただいてありがたかったです。僕の身長とほぼ同じ高さなので並んで記念撮影をすると不思議な気分でした(笑)。横浜店でもAVコーナーの入口に4thシングル『Hikari』の立て看板の隣りに並べていただいて最初、気がつきませんでした。池袋本店ではエレーベーターが開くと目に入る場所で「ようこそ!」状態でした。そこでサインを書いていたら次々にお客さんが「誰だろう?」みたいに集まってきちゃって(笑)。
秋葉原店ではAVコーナーのレジ横で、CDやDVDを購入されたお客さんに「羽多野渉のアルバムもいかがですか?」みたいな(笑)。他店でも看板やポップにサインを書いている時、お客さんが気が付いて、「看板と同じ人だ!」と驚かれたり、「あなた、本物ですか?」と面と向かって尋ねられて、こんな経験も初めてで(笑)。他にもたくさんの方に直接声をかけていただけたこともうれしかったです。
それぞれのお店に立て看板を置いていただいて、すべて違うメッセージを書いてきたので、各店舗に足を運ぶ機会があったら見ていただけたら。もちろん4店舗まわって、どんなメッセージなのか、確認していただけたら。
●羽多野渉の2面性を表現したアルバム。音楽で自身を掘り下げた新録曲も!
――10月22日にリリースされる1stアルバム『W』についてご紹介ください。
羽多野さん:今までのシングル4枚を聴いていない方でも気軽に楽しんでいただけて、ここがスタートでもいい、自己紹介や名刺みたいな1枚にしようと思いました。そこで、ここまでやってきた音楽に加えて、もっと自分の素に近い部分も音楽で表現しようと。シングルがちょっとアーティスティックな曲だとすれば、新録曲はアニメやマンガが好き、声優の仕事が好きという僕をクローズアップしてみました。そんなアルバムなので、僕の名前“渉”の“W”と、僕のアーティストと声優の2つの表情を見せるという意味も込めて『W』というタイトルにしました。
――シングルは等身大の羽多野さんらしさを表現しつつ、シングルとして成立させていた4枚でしたが、今回の新録曲は、例えば声優になるまでの道のりを描いた『I’m a Voice Actor』、ファンタジックな世界の主人公になりきって歌った『君がいるセカイ、君がいない世界』など声優ならではの曲ですね。
羽多野さん:シングルでは等身大を描きつつ、メッセージソング的な側面もあって。「小さなことでもコツコツやっていけば、自分の夢の実現や素敵な未来が近付いてくるんだよ」といろいろな曲の力を借りてお伝えしてきました。
新録曲では「君がいるセカイ、君のいない世界」は架空の人物のストーリーをなぞっているし、ヒャダインさんに作ってもらった『I’m a Voice Actor』はまさに「ザ・羽多野渉物語」であり、僕が思う声優の仕事の楽しさ、素晴らしさを伝えた曲になっていて、更に声優を目指している人へのエールも送っています。また「約束」は『ハマトラ』のED曲だった『Hikari』とリンクしていて、各キャラにあてはまる内容になっています。曲調も『Hikari』と同じように激しいロックになっています。
●1stシングル『はじまりの日に』&『ブルーウォーター』をカバー!
――アニソンの名曲『ブルーウォーター』(『ふしぎの海のナディア』OP曲)と、1stシングル『はじまりの日に』のアルバムバージョンと、2つのカバーも。
羽多野さん:アニソンのカバーは 2ndシングル『流星飛行』でも『STEP』(『魔神英雄伝ワタル』OP曲)を歌っていて、「羽多野渉=アニメ好き」という発想からでした。『ブルーウォーター』は子どもの頃からから好きな曲で、2012年に「アニメ紅白歌合戦」に出演した時にもアニソンを1曲というリクエストがあって選んだのがこの曲でした。イベントなどでも何度か歌っていましたが、CD音源化されていなかったのでアルバムの話が決まった時、ぜひ収録して、みんなに聴いてほしいと思って。オケも更にパワーアップして、原曲とは違う雰囲気になっているし、違う歌い方をしているので原曲ファンの方にも聴いてほしいです。
そして「はじまりの日に」は音楽活動の第一歩を踏み出した大切な曲だけどそのまま収録したらゴール地点みたいな感じになってしまいそうな気がして。アルバムはまた新たなスタートだと思っているのでアルバムバージョンとして歌い直したいと思ったんです。1トラック目に『はじまりの日に』のメロディが壮大なオーケストラバージョンになったオーバーチュア、その流れで歌に入って、アルバムラストもリプライズとしてオルゴールの音が入って、全14トラック中3曲が『はじまりの日に』という(笑)。
――1枚を通して聴いてみた印象は?
羽多野さん:今日、秋葉原店に向かう車の中でも聴いていました。1曲目から中盤まではオーガニックサウンド、体に優しい曲で。優しいメロディに歌い方もささやくように、と皆さんを癒してくれるのでは? 中盤からはアニメっぽい勢いがある曲が入ってきたり、ジャズがあったり、『I’m a Voice Actor』のデジタルサウンドがあったり、最終的にはロックな『約束』と段々盛り上がっていって。聴きやすくて、いい流れになっていると思うので、是非最初は曲順通りに聴いてほしいです。
●羽多野渉さん主役の短編映画と願いを込めたジャケットも注目!
――DVD付きのアルバムには短編映画が収録されるそうですね。
羽多野さん:『はじまりの日に』と『君はぼくが帰る場所』のMVをベースにした映像になっています。それぞれのMVを撮影した時、実はもっと長いストーリーの映像を撮っていて。いつかアルバムが出せたら世に出そうと温めてきたのでやっとお届けできてよかったです。改めて見るとすごくクォリティが高い映像ですね。僕のお芝居はともかく(笑)。光や木々の揺れや風の音など繊細で、BGVとして流すだけでも癒されます。自信がなかったり、頼りない僕が描かれていますが、そこも僕らしいかなと。ただ「はじまりの日に」は約3年前に撮影したので若干スマートです(笑)緊張気味な僕の姿を見て笑うもよし、3年前を懐かしんでもらうもよしなので、楽しんでください。
――ジャケットもこれまでのシングルではなかったポップな感じで。
羽多野さん:僕が抱えているテレビの中からアニメのキャラが出てきて、それが自分というイメージでやりたくて。アニメのキャラになりたいというのが子供の頃からの夢で、それが声優という形になって。撮影も自然と笑みがこぼれて、いい表情ができたかなと。通常盤では2人の僕がいて、今後も夢のピースを紡いでいくという想いも込めています。ブックレットの中の写真も楽しいので見てほしいです。
●初のミュージアムショップを開催。羽多野渉を感じられる空間に!
――発売後には全国4カ所でキャンペーンがあります。
羽多野さん:『Hikari』のキャンペーンでもたくさんの方と振れ合って、逆にパワーをいただいて、それがこのアルバムにもつながっています。今回のキャンペーンでも「羽多野渉 あなたに感謝を伝えたくて」のタイトル通りに、直接みなさんに感謝の気持ちをお届けしたいです!
――そしてアニメイト横浜店で「羽多野渉 ミュージアムショップ」が10月18日から展開されてますね。
羽多野さん:最初にお話をいただいた時は何かの冗談かと思いました。こんなことできるのは大御所の演歌歌手の方くらいじゃないかと(笑)。最初は売り場の中の一つの棚をお借りするくらいで、今までの作品を置いてくださるのかなと。それをミュージアムとして展開してくださるのかなと思っていました。今日、お店にごあいさつした後に「ここがミュージアムの会場です」と紹介されたのが別のフロアで、イベントができるくらいの広さでビックリしました。これだけスペースをいただいて、皆さんにも足を運んでいただくからには「来てよかった」と思えるものをいっぱいそろえなきゃと。ミュージアムでしか買えないグッズも制作しますし、僕を感じてもらえて、また皆さんに喜んでいただける空間が作れたらいいなと思っています。
――『ハマトラ』の舞台となった横浜というのも運命を感じますね。
羽多野さん:そうですね。『ハマトラ』のイベントも何度か横浜でやらせていただいているし、他の作品のイベントでもちょくちょく来たり、今年は毎週のように来ていた気がする。プライベートでも赤レンガ倉庫や山下公園にも両親を連れてきたりするくらい大好きなんです。『ハマトラ』とのコラボもできたらいいなと個人的に思ってます。
●羽多野さんと“あなた”がつながる『W』。派生する企画にも期待!
――では最後に皆さんへメッセージをお願いします。
羽多野さん:「これが羽多野渉です!」と言える、アルバムがもう少しで完成します。自分でも聴けば聴くほど、皆さんへの感謝の想いが強くなっていくし、早く家族に聴かせたいなと思う1枚になりました。今まで応援してくれたり、僕の作品に触れてくださった方々への「ありがとう」を込めて作りました。まだ僕の歌を聴いたことがない人も、僕を知らない人でもこのアルバムを聴けば、僕という人間をわかっていただける1枚になっていますので、このアルバムを通して皆さんとの新たな出会い、そして通じ合えることを楽しみにしています。
発売後にはキャンペーン、ミュージアムショップ、更にライブツアーも決定しました! 今、絶賛体力作りの真っ最中です! 楽しんでいただけるようなステージとパフォーマンスになるように頑張ります! 『W』で皆さんと僕がつながって、また新しい軌跡を作っていけたらいいなと願っています。
■羽多野渉『W』
発売日:2014年10月22日(水)
価格:
[CD+DVD] 3,800円(税別)
[CD] 3,000円(税別)
発売:DIVE II ENTERTAINMNENT
<『W』発売記念イベント「羽多野渉 あなたに感謝を伝えたくて」>
2014年11月16日(日)アニメイト広島店 13:00~
2014年11月22日(土)名古屋・第3太閤ビル 13:00~/15:00~
2014年11月23日(日)神奈川・アニメイト横浜店 13:00~/15:00~
2014年12月6日(土)アニメイト大阪日本橋店5Fイベントホール 13:00~/15:00~
全国アニメイト各店にて予約&購入の際に配布される応募用紙で応募
>>羽多野渉DIVE II ENTERTAINMENT公式サイト