キャスト陣が大暴れ!? 豪華アーティストによるライブも披露された「MAHOUKA FES.2014 魔法科高校の劣等生 パシフィコ横浜編」レポート
2014年10月19日(日)、パシフィコ横浜にて「MAHOUKA FES.2014 魔法科高校の劣等生 パシフィコ横浜編」が開催された。
『魔法科高校の劣等生』は大人気小説を原作として2014年4月から9月まで放送されたTVアニメ。2095年の日本を舞台に、魔法師を育成する国立魔法大学付属第一高校(通称・魔法科高校)に入学した、「一科生」=優等生である司波深雪と、その補欠である「二科生」=劣等生・司波達也の司波兄妹を取り巻く波乱の日々を描いた作品である。
今回のイベントには、中村悠一さん(司波達也役)、早見沙織さん(司波深雪役)、内山夕実さん(千葉エリカ役)、寺島拓篤さん(西城レオンハルト役)、佐藤聡美さん(柴田美月役)、田丸篤志さん(吉田幹比古役)、雨宮 天さん(光井ほのか役)、巽 悠衣子さん(北山 雫役)、花澤香菜さん(七草真由美役)、井上麻里奈さん(渡辺摩利役)ら豪華声優陣10名が出演! さらに主題歌を担当したLiSAさん、ELISAさん、GARNiDELiA、安田レイさんらアーティスト陣も集結し、ライブで会場を盛り上げた。
本稿では、ライブ、トーク、そして朗読劇で盛り上がった『魔法科高校の劣等生』初の大型イベントの模様をレポートしていく。
●スタートは、GARNiDELiAのライブから!
イベントが始まると、さっそくステージには2ndオープニングテーマ「grilletto」を引っさげGARNiDELiAが登場。疾走感のある楽曲で、会場総立ちのライブパートが繰り広げられる。
ライブが終了すると、司会を務める雨宮さん、巽さんが登場。大きなイベントでの司会は初めてという2人だが、観客達にあたたかく受け入れられてホッとしている様子だった。
そして続々とキャスト陣がステージに登壇。中村さんは「演じているクールなキャラクターと、普段の自分にギャップがありすぎて戸惑っている」とコメントして会場から笑いを誘った。
そして花澤さんは「井上さんに借りた衣装を着てきました」とファンもびっくりな発言。「井上さんには、なんてお礼をすればいいのやら」と感謝している様子の花澤さんに「あとで写真撮らせて」と井上さんが提案。それを聞いて固まる花澤さん、という一連の流れに観客達は大爆笑していた。
●パロディネタ満載のクイズコーナー
キャスト陣の挨拶が終わると、イベントは「第一高校期末テスト」へ。ここでは、中村さん・早見さんの「チーム司波兄妹」、寺島さん・内山さんの「チーム体育会」、田丸さん・佐藤さんの「チーム初恋」、花澤さん・井上さんによる「上級生チーム」の4チームに別れクイズに挑戦することに。
今回のクイズは出題される質問に回答していき見事正解なら司会の雨宮さんが演じるほのかがあしらわれた「ニコニコほのかちゃんポイント(2P)」、面白い回答なら巽さん演じる雫があしらわれた「もじもじ雫ちゃんポイント(1P)」が与えられ、最終的にその合計点が一番多いチームに素敵な賞品が授与されるというシステムだ。
第一問は穴埋め問題。アニメ第1話での達也のセリフ「誤魔化すなんてとんでもない。自分はただの○○○です」の○○○を埋めるというもの。 正解は「二科生」だが、ここでキャスト陣が大暴走。中村さんは「あくまで、○つじですから」と某執事作品の名台詞を披露。さらにチーム上級生も「○乃の兄ですから」と中村さんが演じるオタクの妹を持つ兄のネタで回答。
司会者のふたりも先輩達の悪ノリに最初は戸惑う様子だったが。結局、佐藤さんと田丸さんの「チーム初恋」だけが正解してほのかポイントを獲得。さらに「シスコン」と答えたチーム体育会にも雫ポイントがポイントが与えられていた。
次の「十文字が得意とする系統魔法の名称は?」という問題でも、中村さんをはじめとする回答者は十文字役を務める諏訪部順一さんネタで会場から笑いをかっさらっていた。
その後もキャスト陣(主に中村さんと「チーム上級生」)の勢い(?)は止まらず、危険な回答を連発。結局最後は早見さんが司会者をおだてる作戦で、見事にポイントを獲得。優勝は「チーム司波兄妹」となった。
●ライブ、朗読劇で大盛り上がり
ここからは2ndエンディングテーマを担当した安田レイさん、そして女性声優陣のキャラクターソングが披露された。安田さんの「Mirror」では、観客達も静かにサイリウムを振り楽曲を彩った。
そしてキャラクターソングは、「Sincerely」/司波深雪(CV:早見沙織さん)からスタート。その後「Make It Happen!!」/千葉エリカ(CV:内山夕実さん)、「瞳の奥のFantasy」/柴田美月(CV:佐藤聡美さん)、「キラリ☆ONE WAY LOVE」/光井ほのか(CV:雨宮 天さん)、「PHASE」/北山 雫(CV:巽 悠衣子さん)「放課後Twilight」/七草真由美(CV:花澤香菜さん)&渡辺摩利(CV:井上麻里奈さん)が続々と歌い上げられた。キャスト陣のキャラクターに対する愛情が垣間見えたライブでもあった。
ライブが終了すると、ステージ上には司波家をモチーフにしたセットが登場。キャスト陣が台本片手に動き回る朗読劇を展開した。ステージに魔法陣が出現する演出や、シリアスな展開が多かったアニメ本編とは異なる「妄想のデート」をテーマにしたコメディタッチな物語は、ファン達にしっかりと受け入れられていた。
イベントのラストを飾ったのはオープニング・エンディングテーマを担当した2組のライブ!まずはELISAさんが登場。1stエンディングテーマ「ミレナリオ」を華麗に歌い上げる。
続いて1stオープニングテーマをつとめたLiSAさんの「Rising Hope」が披露されると、ファン達はスタンディングオベーション! コールとジャンプで声援を送っていた。
最後にキャスト陣から一言ずつ挨拶。こうして『魔法科高校の劣等生』最大のイベントは、興奮冷めやらぬまま終了となった。
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発売:アニプレックス/販売:ソニー・ミュージック マーケティング
【メインスタッフ】
原作:佐島 勤(電撃文庫刊)
原作イラスト/キャラクターデザイン:石田可奈
監督:小野 学
音楽:岩崎 琢
アニメーション制作:マッドハウス
【メインキャスト】
司波達也 CV:中村悠一
司波深雪 CV:早見沙織
千葉エリカ CV:内山夕実
西城レオンハルト CV:寺島拓篤
柴田美月 CV:佐藤聡美
吉田幹比古 CV:田丸篤志
光井ほのか CV:雨宮 天
北山雫 CV:巽 悠衣子
渡辺摩利 CV:井上麻里奈
服部刑部少丞範蔵 CV:木村良平
十文字克人 CV:諏訪部順一
七草真由美CV:花澤香菜
市原鈴音CV:中原麻衣
中条あずさCV:小笠原早紀
壬生紗耶香 CV:戸松 遥
桐原武明 CV:杉田智和
一条将輝 CV:松岡禎丞
吉祥寺真紅郎 CV:村瀬 歩
【ストーリー】
劣等生の兄と、優等生の妹。魔法科高校での波乱の日々が始まる―。
魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。
そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。
国立魔法大学付属第一高校―通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、
その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ブルーム)、『雑草』(ウィード)と呼ばれていた。
そんな魔法科高校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。
兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウィード)。
妹は、全てが完全無欠な優等生(ブルーム)。
どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。
二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。
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