ミュージカル『忍たま乱太郎』スペシャルトークイベントレポート!

忍術学園の6年生が集合!ミュージカル『忍たま乱太郎』スペシャルトークイベントレポート!

 2014年11月8日(土)・9日(日)の二日間、池袋サンシャインシティをメイン会場に開催中の乙女ゲーム、アニメ、BLコミック、ホビー、コスプレなど、すべてのジャンルが集結した乙女のための大型イベント「アニメイトガールズフェスティバル2014」(AGF2014)。その二日目の11月9日、ミュージカル「忍たま乱太郎」スペシャルトークイベントが行われた。
 
 今回はこのイベントの詳細レポートをお届けしよう!

■新キャストも加わり、さらにパワーアップするミュージカル『忍たま乱太郎』!

 まずは登壇者の安達勇人さん(善法寺伊作役)、小野一貴さん(食満留三郎役)、荒牧慶彦さん(立花仙蔵役)、海老澤健次さん(潮江文次郎役)、早乙女じょうじさん(七松小平太役)、北園涼さん(中在家長次役)、真佐夫さん(土井半助役)がステージに登壇。会場に集まっていた大勢の女性ファンからは拍手が送られていた。

 最初の質問は、「ミュージカル『忍たま乱太郎』第6段~凶悪なる幻影!~」で初登場となる海老澤さんと北園さんに本作への意気込みが聞かれ、「歴代の演者の方々が作り上げてきたミュージカル『忍たま乱太郎』を大切にしつつ、それまで培ってきたものを全力でぶつけて、このメンバーで新しい『忍たま乱太郎』を作り上げて行きます! なので皆さん潮江文次郎を好きになって下さい!」と海老澤さんはコメント。

 北園さんは本作がデビュー作になるということで、「歴代の役者さんの思いがこもった作品に出演できて本当に幸せに思います。僕にとっては大切な作品になることは間違いないので、新しい長次をよろしくお願いします!」と初々しく話していた。

 そして、既存のキャストにも新たな意気込みが聞かれ、安達さんは「新しいキャストも入り、殺陣も歌もダンスもパワーアップしたと思います! 皆さんに最高の作品をお届けするのが僕達の役目なので、大切に演じていきたいと思います」と語った。

 今回が二回目の参加となる小野さんは「前回は必死について行こうと思っていたんですけど、今回は大人になって、逆にみんなを引っ張っていけるように頑張りたいと思います」とお茶目にコメント。

 荒牧さんは「前回の第5弾の初演の時に、僕と小野くんと早乙女くんがキャストの交代で加わりました。その時は元からいたメンバーに引っ張っていってもらっていたので、凄く僕達も安心して演じることが出来ました。なので、安心感を二人(海老澤さんと北園さん)に与えていければ良いなと思います」と話し、海老澤さんと北園さんは「ありがとうございます!」とキャスト同士の結束力を垣間見ることが出来るコメントを残した。

 早乙女さんは「みんなでコミュニケーションをとってもっと絆を深めて行きたいなと思います。特に今回参加した二人とももっと絆を深めて行きたいと思います」と話していた。

 次に本作の衣装である忍装束の着心地について聞かれ、安達さんは「ツルツルしてて着心地最高!」とにこやかに回答。しかし、良い事ばかりでは無いらしく、他のメンバーからは「頭巾が苦しい」や「手甲など付けるものが多くて、付け忘れていないか毎回心配」などの不満も飛び出した。その中でも小野さんの「脚長効果があるんじゃないですか?」という回答に、会場からは笑いが起こる一幕も。

 忍者を扱った作品だけに、他の作品では出てこない様な武器を使ってアクションするシーンがあるということで、キャストは一人ずつ自分が使用する武器を紹介した。まず安達さんは骨格標本の“コーちゃん”を紹介し「もう最高の武器ですよ!」とテンション高く話していた。

 続いて小野さんは鉄双節棍(てっそうせっこん)を紹介。「かなり練習しました」と演じるために努力したことを明かしていたが、今ではかなりの腕前になったと周りのキャストは話していた。。荒牧さんは焙烙火矢(ほうろくひや)という爆弾を紹介。劇中では大きめの焙烙火矢を縄で縛り、それで敵を殴りながら戦うということで、そのアクションにも注目だ。海老澤さんは袋槍を使うということで、「自分で長い棒を買って練習しています」と明かしていた。本番では海老澤さんの華麗な槍さばきに期待したいところ。早乙女さんは苦無を紹介。「武器自体は小さいので、自分のアクションで戦いの迫力を演出できればと思います!」と元気よくコメント。北園さんは縄ひょう(ひょうはかねへんに票)について話し、今まで見たこと無い武器だっただけに「最初は持ち方すら分かりませんでした」と話していた。

 そしてミュージカル『忍たま乱太郎』で新たに経験した事という質問に対して、荒牧さんは「台本を読んだら女装があった」と回答。荒牧さんは日舞をやっていた事もあり、女型は経験していたのだが本格的な女装は『忍たま乱太郎』が初めてだったという。そんな荒牧さんに真佐夫さんは「いやでもめっちゃキレイになってた」と褒めたところ、「真佐夫さんには負けませんね」と切り返し、会場は大爆笑。過去には真佐夫さんも本作で女装をしたということなのだが、「メスゴリラと言われました」と明かし会場の笑いを誘っていた。

ひと通りトークが終わり、最後はキャスト全員で「忍者はガッツ!」を歌い、本イベントは幕を閉じた。

■ミュージカル「忍たま乱太郎」第6弾~凶悪なる幻影!~

 
【公演期間】2015年1月9日(金)~1月23日(金) 全19公演 1月13日(火)、1月19日(月)休演日
【会場】サンシャイン劇場(池袋)
【原作】尼子騒兵衛 著「落第忍者乱太郎」より アニメーション「忍たま乱太郎」
【脚本】阪口和久
【演出】菅野臣太朗
【作曲・歌唱指導】YOSHIZUMI
【振付】酒井麻也子
【殺陣】今井靖彦

【キャラクタービジュアルアドバイザー】馮 啓考(アトリエレオパード)
【出演】安達勇人/小野一貴/荒牧慶彦/海老澤健次/早乙女じょうじ/北園涼/大西統眞/細川晴太/藤村真優/古賀瑠/渋谷美憂/高宗歩未/小玉百夏/幹山恭市/高橋光/宮川康裕/渡辺隼斗/小笠原竜哉/湯浅雅恭/中村利裕/豊/横井寛典/翁長卓/小林亮太/下村尊則(特別出演)/迫英雄/真佐夫/今井靖彦

[日替わりゲスト]山崎大輝/才川コージ/樋口裕太/布施勇弥/宮崎翔太

>>ミュージカル「忍たま乱太郎」第6弾~凶悪なる幻影!~公式サイト

(C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会
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