甲子園歴史館で開催中の『ダイヤのA』展をレポート! 沢村、御幸とのユニフォーム撮影会も実施中!
2014年10月7日(火)から2015年2月11日(水・祝)まで、兵庫県西宮市にある甲子園歴史館において『ダイヤのA』の特別企画展示が行なわれている。展示会場の甲子園歴史館(以下、歴史館)は、毎年春・夏の全国高校野球大会が行なわれる阪神甲子園球場にある博物館だ。
全国の高校球児たちにとっての「聖地」といえる阪神甲子園球場。その外野スタンド下にある歴史館では、甲子園球場で生まれた数々のドラマが史料や映像を用いて伝えられている。90年以上にわたって受け継がれてきた高校球児たちの汗と涙の歴史がここにつまっているのだ。『ダイヤのA』でも主人公の沢村栄純をはじめ、作中に登場するすべての球児たちが一心に目指す特別な場所へ、西東京大会を戦った選手たちのグローブやユニフォームが運ばれてきた。
■ 野球漫画の歴史に『ダイヤのA』が殿堂入り!
歴史館の中では、実際の高校野球の歴史以外にも野球漫画と甲子園の歴史をたどる展示も行なわれている。『巨人の星』や『タッチ』、『ドカベン』など誰もが知っている名作野球漫画が壁面を使って紹介されている。その中に、『ダイヤのA』の紹介スペースも設けられていた。壁面を埋め尽くす甲子園を舞台とした数々の名勝負は見ているだけでも胸を熱くさせる。いつか『ダイヤのA』本編でも甲子園での戦いが描かれることを願わずにはいられない。
■ 西東京大会の軌跡をキャラクターモデルのグローブとともに振り返る
名作野球漫画の壁面通路を過ぎると、その奥が特別展示の会場となっている。
TVアニメの放送開始から今秋で約1年を迎えた本作。手前にはこれまでに放送された西東京大会での軌跡を振り返るパネルが展示されている。当然のことながら、甲子園へ進むためにはこれらの全ての試合に勝ち続けなくてはならない。野球の名門と呼ばれる青道高校でも甲子園へ来ることが、どれほど困難なことかがうかがえる。
ショーケースの中に展示されている青道高校のユニフォームには、キャラクターの名前とそれぞれの役を演じている声優のサインが書き込まれている。沢村役の逢坂良太さんを始め、降谷役の島﨑信長さん、御幸役の櫻井孝宏さんら豪華声優陣のサインが刻まれた、たった一着の特別なユニフォームだ。また、スポーツ用品メーカーmizunoとコラボした沢村栄純、降谷暁のモデルグローブも展示されている。同じピッチャーのグローブでも縫い目の違いなど細かなところまで忠実に再現されているので絵と見比べて確かめて欲しい。
青道高校と熱戦を繰り広げたライバル校のグッズも見逃せない。薬師高校のユニフォームには、轟雷市役の小野賢章さん、真田俊平役の神谷浩史さんらのサインが刻まれている。そして、決勝で青道と甲子園への切符を争った強豪・稲城実業のユニフォームには成宮鳴役の梶裕貴さん、カルロス役のKENNさんらのサインが入っている。なお、稲城のピッチャー・成宮鳴のモデルグローブは12月中旬から追加展示予定なのでお楽しみに!
■ 原作者・寺嶋裕二先生による描き下ろし色紙、カラー原画を大公開!
展示されているのはTVアニメ関連の品ばかりではない。『ダイヤのA』の原作者である寺嶋裕二先生による描き下ろしの直筆色紙やカラー原画も公開されている。(※取材のため許可を得て撮影しています。展示エリアで原画を撮影する事はできません)
かつてご自身も高校球児だった寺嶋先生が描くリアルな高校野球漫画は、現役の高校球児たちにとっても野球の楽しさを伝えているに違いない。カラー原画や壁に展示されたアニメの原画を間近で見ると、描かれた選手たちの瞳の奥に宿る闘志がひしひしと感じられるようだ。
■ 各校のユニフォームを貸し出し、ユニフォームde撮影会を実施中!
『ダイヤのA』展、開催期間中は、各校のユニフォーム(※青道高校、明川学園、薬師高校、稲城実業)を貸し出しての記念撮影会が定期的に行なわれている。等身大の沢村と御幸を両側に迎えての撮影も可能。『ダイヤのA』を訪れた際には是非、撮影会にも参加してみて欲しい。開催日と日時は歴史館の公式サイトにて随時発表されているので来館の際はチェックしよう。
甲子園歴史館
住所:兵庫県西宮市甲子園町1-82
TEL:0798-49-4509
時間:10:00~17:00(3月から10月までは、10:00~18:00)
※入館は閉館時間の30分前まで
休館日:月曜日(試合開催日、祝日を除く)
入館料:大人600円、こども(4歳~中学生)300円
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