加藤英美里さん、名塚佳織さんらの女子会トークやYun*chiさんのライブで盛り上がったNHK@秋葉原2014『ログ・ホライズン』スペシャルステージレポート
2014年11月30日、東京・ベルサール秋葉原にて「NHK@秋葉原214」が行われた。本稿では、同イベント内の『ログ・ホライズン』スペシャルステージの模様をお伝えしよう。
本ステージに出演したのは、アカツキ役の加藤英美里さん、ナズナ役の名塚佳織さん、セララ役の久野美咲さん、リーゼ役の村川梨衣さんだ。『ログ・ホライズン』のエンディングテーマ「Wonderful Wonder World*」を歌うYun*chiさんも後半にゲストで登場したほか、MCはフリーアナウンサーの松澤千晶さんが担当し、登壇者は全員女性ということから“ログホラ女子会”としてステージが進められた。
■ ソウジロウよりもドルチェやデミクァス!? 女子会トーク前半
ログホラ女子会は、まず「お互いを知ろう」というテーマからスタート。自身が演じたキャラクターについて語ることに。
加藤さんは第2シリーズでアカツキの成長が見られたことを挙げ、イベント前日に放送を全て見返していたら、自分で演じていながらも泣きそうになってしまったという。第2シリーズで仲間に頼ることを覚え、レイドを経て成長したことで「前より柔らかくなったというか、クールさがなくなりましたが、私はそれが良いことだと思っています」との想いを語った。
続いて名塚さんは、ナズナが第1シリーズでは出番が少なかったため、第2シリーズでこんなにも出番が増えたことに驚いたとのこと。いざ収録に臨むときは、緩い雰囲気のお姉さんを表現するため「いかに力まず、力を抜くかを考えました」とコメント。リーダーの立ち位置としてナズナの余裕がなくなると回りも不安になってしまうため、そうした空気を大事にしたようだ。
村川さんはリーゼについて、ギルド「D.D.D」の参謀であることなどを紹介しようとするも、なかなか上手くポイントをまとめられず周りからサポートされており、会場は見守るような温かい雰囲気に。参謀として様々な作戦を立てたり、アキバレイドのラストで大技を決めるカッコイイ姿だけでなく、「レイドを終えた後のパジャマパーティーでは、リアルなリーゼさんの女子高生な部分が出ていました」と、彼女の可愛さなどにも触れていた。
久野さん演じるセララの紹介になると、第2シリーズでぽっちゃりした?という話題で盛り上がり始める。キャラクターの紹介PVでも運動会でセララがあんパンを食べるシーンが映っていたり、久野さん自身も「アフレコでもセララって小学生にしか見えないよねって盛り上がったりしました」とひっそり現場でのエピソードを披露してくれていた。
この後は「女子会ならラブも欲しい」とのことから、キャラクター同士の恋愛模様や、キャスト陣から見てシロエはどうなのか、といった展開に。シロエに好意を抱くアカツキを演じる加藤さんは、誰にでも優しくしている姿を見たら「アカツキと同じようにやきもちを妬いちゃうかもしれません」とコメント。その後の「でも私はドルチェとかも好きですね」という一言から、ステージ上はみんなでドルチェの良さを語る流れに発展。ドルチェの登場シーンをまとめた映像も上映され、会場は大きな笑いに包まれた。
事態はこれで収まらず、村川さんの押しキャラがデミクァスだと分かると、今度はそちらに話題がシフト。ススキノでデミクァスがシロエと再会し、散々名前でいじられたり、てとらが奥さんとのエピソードをバラすシーンがピックアップされ、またまた会場は爆笑の渦に。この2人のトークで盛り上がりすぎ、時間の関係で一番いい男のソウジロウを紹介できずにコーナーが締められるというオチも、会場の笑いに拍車をかけていた。
■ 女子会トーク後半は久野さんから先輩への質問タイム
女子会後半は、久野さんからほかのキャスト陣への質問コーナーとなった。
まず名塚さんへの質問は「クールな女性を演じる上で気をつけているポイントは?」と「普段の名塚さんもナズナのようにクールなのですか?」の2点。
演技のポイントについては前半でも触れていたように、ナズナの場合は力を抜くことを大事にしたと改めて回答。普段の自分については、暇さえあれば旅行や釣り、ダイビングなど遊びに行きたくなるタイプで「真面目に見せてるだけ(笑)」だという。逆に現場では久野さんのほうがしっかりしてると褒められる結果に。
続いて加藤さんへの質問は「いつも笑顔が素敵ですが、何をしているときが一番笑顔に慣れますか?」という内容だ。これに対して加藤さんは「たぶん何も考えてない証拠なんだと思う(笑)」と笑いながら返答。深く悩むときもあるが、引っ張らないように心をリセットするようにしているのだとか。
最後に村川さんへの質問は「どうしてそんなに面白いのですか?」「どうしたらどんなときでもハイテンションでいられるんですか?」といったもの。村川さんは「やっぱり自然とテンションが上がっちゃうのかな!」と、答えるときも持ち前の明るさを見せていた。
■ メガネっ子対決にYun*chiさんのライブ。終盤まで盛りだくさんの企画で進行
イベントが後半に差し掛かると、一風変わった企画が催された。この日のためにMCの松澤さんが作中に登場したアカツキ弁当を再現してきており、このお弁当を賭けて「Best of メガネっ子」を決める勝負が繰り広げられることに。
ルールはステージに用意された様々なメガネからキャスト陣が自分に合うものをチョイスし、その姿を披露。観客が「これぞアキバのメガネっ子!」と思った人に投票し、1回戦では2人が選ばれ、決勝戦をもって1位を決める形だ。
見事1回戦を突破したのは、パンダメガネを選んだ村川さんと、普段からメガネをかけているという久野さんだ。決勝ではこの2人が直接対決となり、お互いファッションショーに出演しそうなメガネをチョイス。ポーズを決めたりノリノリな姿で大いに盛り上がり、観客の投票も拮抗していたが、僅差で村川さんがBest of メガネっ子に輝いた。
メガネっ子対決の後は、ゲストとしてYun*chiが登場。イチ視聴者として『ログ・ホライズン』が好きなYun*chiさんは、ステージで上映されたPVを見ては騒いでいたため、裏手でスタッフに怒られてしまったという、今さっき起きたエピソードを披露。出だしのトークに会場からは笑いも起き盛り上がっていたが、やはり期待は「Wonderful Wonder World*」のライブだろう。
早くもライブの準備が始まると、客席も待ってましたとばかりにヒートアップ。Yun*chiさん自ら振り付けと合いの手の解説をしたこともあり、曲が始まると会場一体となっての盛り上がりを見せてくれた。なお、「Wonderful Wonder World*」のミュージックビデオの撮影は秋葉原で行われており、アカツキたちが戦闘したところなどを想像しながら臨んだという。また、Yun*chiさんの今後の活動として、『ログ・ホライズン』とのコラボがあるとかないとか……。今後のそうした動きにも注目しておこう。
ライブも終わり、イベントの締めくくりになると、最後にキャスト陣から今後の展開に向けてのコメントが寄せられた。
<久野さんのコメント>
これまでの放送では年少組が出る機会が少なかったですが、これから年少組が冒険を始めて大活躍する話も待っているので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
<村川さんのコメント>
乙女達が頑張って戦ったお話も一段落して、次回からはシロエたちが頑張る回になります。とても胸にこみ上げるものがあるお話になっているので、楽しみにしていてください。
<名塚さんのコメント>
力を抜くところは抜いて、決めるところは決めて頑張っていきたいと思います。現場ではみんなが本気で息を吹き込んでいますので、これからも『ログ・ホライズン』を応援してください。
<加藤さんのコメント>
アニメはこれから怒涛の展開が待っています。収録も今日のメンバーだけでなく、ほかにもたくさんのキャストの方がいて、わいわいガヤガヤと楽しく収録しています。その楽しさが少しでも皆さんに伝わればいいなと思っています。