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2014春アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』ファン感謝イベント昼の部レポート

2014年春アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』ファン感謝イベント昼の部レポート! 松岡禎丞さん、茅野愛衣さんらキャストによるトーク、クイズ、ライブなどボリューム満点!

TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』のBlu-ray&DVD最終巻発売と、ファンの皆さんへの感謝を込めてのファン感謝イベントが2014年11月30日(日)、東京・新宿ミラノ1にて行われた。

出演は松岡禎丞さん(空 役)、茅野愛衣さん(白 役)、日笠陽子さん(ステファニー・ドーラ 役)、田村ゆかりさん(ジブリール 役)、井口裕香さん(クラミー・ツェル 役)、能登麻美子さん(フィール・ニルヴァレン 役)、OPアーティスト鈴木このみさん。進行役も同作に出演する福島潤さんと『ノーゲーム・ノーライフ』史上最大のイベントの模様をレポート!(レポートと写真は昼の部)



入場時、各キャラのセリフに大歓声! 進行役の福島さんも王様姿で登場!!


開演すると、エルキア前国王役で、この日、司会進行役を務める福島潤さんが王冠、ローブ、口ひげを付けて王様姿で登場。「やあ、浮かれたおじいちゃんだよ」と言うと会場から笑いと拍手が。福島さんが出演キャストを呼び込むと「空と白、2人で空白だ。俺らに勝てるヤツがいるか、見せてもらおうじゃねえか!」と空のセリフを言い放った後、松岡禎丞さんがさっそうとステージへ。



福島さんのところに行き、「滑るかもしれないって緊張しちゃった」とドキドキ。そして皆さんへごあいさつ。そこから白役の茅野愛衣さん、ステフ役の日笠陽子さん、ジブリール役の田村ゆかりさん、クラミー役の井口裕香さん、フィール役の能登麻美子さんが同じようにキャラのセリフから続々と壇上に。「違いますわ×3! う~り~!」とすごいテンションの日笠さんに、ステフの祖父である前国王も思わず、「孫よ。今のでいいのか?」。また能登さんが「足をなめて『許してください、フィール様』って言えば許すのですよ~」とセリフを言うと、会場から「許してくださ~い!」の声が起こり、大爆笑。

いしづかあつこ監督が選ぶ名(迷)シーンに納得と「?」の声


最初のコーナーは“いしづか監督が選ぶ!名(迷)シーン振り返りトーク!”で、いしづかあつこ監督がこの日の出演者が演じるキャラの名(迷)シーンをセレクトして、映像を見ながらトーク。まず空がパンツにロックオン&絶望したシーン。いしづかさんが選んだ理由は「榎宮先生からその場でセリフをいただいてアフレコしたシーンなので印象に残ってます」とのこと。「テストでは一発でいけたのに、現場で修正が入ったらかみまくってしまって。僕にとっては迷シーン」と松岡さんが言うと、「とあるセリフ回しでハマってしまった時、松岡くんが自分の足をパンと叩いて、『落ち着け! いや落ち着くな!』と言っていたのを覚えます(笑)」と井口さん。



白は、ノーパンなのにビルからダイブしたシーン。いしづかさんいわく「空を信じる白の姿、ノーパンなのに飛び降りる勇気に乾杯!」。「このシーンについてどう思いますか?」と茅野さんに尋ねた福島さんだったが「セクハラですか?(笑)」と切り返されて激しく動揺。「空の名シーンも含めて、ハラハラするシーンだったので、最後にきりっとした表情で、『にぃ大好き』と言っているのがかわいいなと。勇気がある行動だったと思います」と茅野さん。

ステフは、空白とジブリールとの具象化しりとり対決の結果、惑星爆発に巻き込まれるシーンで、「ちょっと、ちょっと!」とあわてる日笠さん。「モンスターを引き付けてくれたステフ、爆発した姿もキマッていた……気がする」といういしづかさんのコメントを聞いても「いやいや。セリフないし、しゃべってないし!」と納得いかない様子。「日笠さんといえばセリフがないところでセリフをいっぱい入れるので有名じゃないですか?」とフォローする福島さんに、「ステフはアドリブが多くて。台本によく『勝手に入れてください』とか『以下アドリブ』とか。人任せにも程があります!」と主張。「それ、前国王にもよくあった!」と同調する福島さん。「ムチャ振りが多い現場でしたね」と慰めあう2人だった。



ジブリールも、具象化しりとり対決から、空白に勝利宣言するシーン。「惑星をバックに勝利宣言するジブリール。かつてのフリューゲルのすごみを感じさせる」からだそう。「難しいセリフが多かったですよね」と日笠さんが向けると、「台本が全然読めなくて。まあ、いっか!って現場へ行ってました(笑)」と田村さん。「キリッとしたジブリールが素敵でした」と言う井口さんに「ジブリールにもそんな頃があったね」。福島さんも、具象化しりとり対決はオンエアを息をのんで見ていたそう。


前国王の選ぶ名シーンコーナーでフィーチャーされているのはもちろん……


クラミーは、ステフが前国王からもらった大切な服を床に落としてキツい言葉をかけるシーン。いしづかさんの「嫌なヤツ度MAXで、クールなクラミーにゾクゾク。この積み重ねが、本当の姿を見せる時のギャップに」というコメントを聞き、「そうですね。だいぶバケの皮がはがれて、今ではただ強がりな女の子になってしまいましたが(笑)。こういう役をやったことがなかったので、『クールにやらなきゃ』と頑張って演じてました」と井口さん。

また福島さんに「愚王って呼んでしまってすいません」とあやまると「言われてぞくぞくしました」とうれしそうな福島さんに、日笠さんがひと言、「気持ち悪い!(笑)」。そんな福島さんもおじいさんの役は初めてだったそうで、「現場でいつも、『松岡君、どうしよう?』って言ってましたね」と松岡さんが暴露。「でも、新しい引き出しが増えたかなと思います」と福島さん。



フィールは、空白との対決に敗れて倒れるクラミーをかばうシーン。「クラミーを一途に思うフィール。素敵な関係です」といういしづかさんのコメントを紹介すると「私も好きなシーンでした」と能登さんのお気に入りシーンと一致していたそう。「フィーは愛にあふれていて、現場でも先輩に頼りっぱなしで。フィーの穏やかな表情とジブリールとの言い合いする時のギャップもおもしろいなと思っていました」と井口さん。また日笠さんも「クラミーとフィールの上下関係が初めは逆だと思ってました」とのこと。



ここで終わりかと思いきや、前国王が選ぶ名シーンも。ステフが空に敗れて盟約に従って好きになってしまい、空の言葉にかわいく反応した後、自分の頭をガンガン壁にぶつけたりしながら激しく否定するシーン。「ここが一番ステフらしさが出ていると思ったんじゃ。コロコロ変わる表情は日笠ちゃんじゃないとできないなと」と言われて、照れながら「変な汗かきながらやってました。切り替えなしで、流れで録っていたので情緒不安定になりながら」と日笠さん。「一緒に絡んで楽しかったんじゃないですか?」と振られた松岡さんは「先輩がすご過ぎて追いつくのに精一杯でした」とのコメント。



鈴木このみさんはOP曲と白が歌うED曲のリアレンジ版を生披露!


キャスト6人が一旦退場し、福島さんの粋な国王ギャグ(ご本人の名誉のため割愛。笑)の後は、鈴木このみさんのライブコーナー。まずは本作のOP曲の『This game』。エモーショナルなロックチューンを激しく、伸びやかに歌った。「今年はこの『This game』をたくさん歌わせていただく機会がありました。私にとってもすごく特別で、大切な曲になっています。この作品に出会えたことを感謝しています」。



そして茅野さんが白として歌っていたED曲『オラシオン』のカバーも。11月19日に発売されたシングル『銀閃の風』の初回限定盤のカップリングとして収録されているが、オリジナルと違うオーケストラアレンジで壮大なオケにのせて、A~Bメロはワルツのような優雅さで、サビでは高らかに歌い上げる。

ライブ後、「OP曲だけでなくED曲まで歌わせていただけて楽しかったです」と話す鈴木さん。日笠さんは「先行上映イベントでライブを見させていただいて以来ですけど、更に素晴らしくなって」の感想。茅野さんは「カッコよかったです。(『オラシオン』のリアレンジ版も)壮大な感じになっていて。いつか2人で歌ってみたいなと思います」と希望を口にしていた。


書き下ろしドラマの生アフレコでは、リアル王様ゲームが!?


次に、6人の前にマイクスタンドが用意されると“書き下ろしミニドラマ生アフレコ!『ゲーム・オブ・キングス』”。ちなみにこのイベントのために用意されたシナリオとのこと。

「ファン感謝祭」を控えて集まった6人。ジブリールとフィール、ステフとクラミーがいつもの口ゲンカをする中、空が「やればみんな仲良くなれる」と『ゲーム・オブ・キングス』(つまり王様ゲーム)を提案。箱と棒が宝物庫から出てきたから……らしい。空はリア充&ハーレム状態を目論見、白は空を自由に、ステフは空を服従させる、という、それぞれの思惑の中、盟約に誓ってゲームスタート!



最初に王様になったのはジブリール。命令は「王様をののしる」で番号を指定すると、その相手はフィール。「ののしるのなんて困るのですよ~」と言いながらノリノリでののしりまくる。と、次は……ステージに棒が6本入った箱が運ばれ、なんとリアル王様ゲームをすることに!これには会場も大喝采。「王様だ~れだ!」の声と共に引くと、王様は能登さん、指令は「1番と3番が会場の皆さんに投げキッス」で、おずおずと名乗り出たのは茅野さんと井口さん。「一緒にやろう」と言う茅野さん、井口さんはお客さんに「せ~の!」とかわいく投げキッスすると、能登さんは「王様、納得です!」とOKを出した。

そして一同は台本に戻るが、しかしこのままでは終わらない。まずは茅野さんが「投げチューなんてありえない。本当だったらにぃの投げチュー……」とアドリブで松岡さんにムチャ振り。松岡さんが投げキッスをした後、しゃがんで、台本に顔をうずめて恥ずかしがり、「やったー!白ちゃん、大勝利~!」。更に日笠さんも「本当なら今頃、空に命令して森久保さんのモノマネをさせてるはずですのに!」とこちらも台本にないムチャ振りに、「ちょっと待ってくださいよ~!」と本音をこぼす松岡さんであった(笑)。



空たちの希望が叶わぬまま、気が付くともう100回。箱に書かれた「100回遂行すると真の王が降臨するべし」の文字を見つける。すると空の様子がひょう依されたようにおかしくなる。「これってマジックアイテムだったんじゃ……でも、真の王っていったい?」と一同ドキドキする中で、「ワシじゃ~ワシじゃ~ワシじゃ~」と意気揚々と登場したのは前国王でした。めでたし、めでたし。


難問の連続に頭を悩ませたマニアッククイズ大会。優勝者は?


“マニアッククイズ大会”は作品にまつわる4択クイズを10問出題し、一番正解が多かった人が勝ち。「第1話で空が白から受け取った「ブルジョワな兵糧」とは?」で、選択肢Dを答えた人が1人もいないと知るとDに変えた井口さんが見事正解!(「Canari Moteru」)スタッフから花のレイを首にかけてもらってうれしそう。



次の胸の大きな順に並べる問題で、キャラが並べられた映像が映し出されたモニターに集まる6人、「フィールが一番大きいと思う」、「ジブリールも大きいですよ!」と話し合ったりとかなりガチで悩んでいた。正解は松岡さんのみで、喜ぶ松岡さんだったが女性陣は「男性が一人勝ちというのは……」と若干冷たい視線を送っていた(正解はフィール›ステフ›ジブリール›クラミー›白›いづな)。



このクイズ大会の最終結果は10問中6問正解した松岡さん。賞品は「ステフが作ったドーナツ」で、山積みされたドーナツが運ばれ、1つ口にほおばるともごもご。なかなかしゃべれず、何とか飲み込むと「……甘さが……」と絶句。これは罰ゲーム? 最下位は3問正解の能登さんで渡されたのは広辞苑。その分厚さと重さに「あとで郵送してください(笑)」と持ち帰りを拒否していた。


キャストみんなの望みは「続きが見たい!」


サイン入りTシャツプレゼント抽選会が終わるとED。出演者からメッセージ。



◆能登さん
たくさんの皆さんに応援してもらって、本当におもしろい作品だったなと思いました。映像の見せ方や独特の世界観がカッコよくて、なんて素敵な作品なんだろうと。今日は皆さんとお会いできてうれしかったです。

◆井口さん
みんなと一緒にステージに立って、キャラのお話をしたり、演じてみたり、アフレコの瞬間に戻れた気がして楽しかったです。続きが気になる終わり方をしているので、また演じることができたらいいなと思っています。

◆田村さん
今日は久しぶりにジブリールを演じることができてとてもうれしかったです。短い時間でしたが楽しかったです。ありがとうございました。



◆日笠さん
初のイジられキャラで自由度も高くて、アドリブやスタッフさんのムチャ振りも一所懸命やらせていただきました。ステフは皆さんから愛していただいてうれしかったし、私もまた会いたいです。またお会いできることを楽しみにしています。

◆茅野さん
このメンバーで一緒にイベントをできたことをうれしく思います。私も続きが見たいなという気持ちもありますので、これからも応援をずっとずっとしてください。ラジオも続いていますので聴いてくださいね。

◆松岡さん
皆さんの応援のおかげでこういう場に立たせていただいて。この作品はものすごいスピードで収録されて、放送前には終わっていてビックリしました。映像もすごく迫力があって、きれいで、いしづか監督がオリジナリティと素晴らしい感性あふれる映像に仕上げていただいて、作品に携わらせていただいて感謝すると同時に、皆さんにもお礼を言いたいです。『本当にありがとうございました!』。



キャスト陣の爆笑トークと生アフレコ、クイズなどで盛り上がったファン感謝祭。テレビアニメの放送は終了したが、いまなおファンの中では熱く、愛されている。原作も続くなか、アニメ続編を期待せずにはいられないイベントになった。





TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』作品情報


【スタッフ】
原作・キャラクター原案:榎宮祐
(MF文庫J 『ノーゲーム・ノーライフ』/KADOKAWA刊)
監督:いしづかあつこ
シリーズ構成:花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督:大舘康二
美術監督:岩瀬栄治
美術設定:大平司
色彩設計:大野春恵
撮影監督:藤田賢治
3D監督:籔田修平
編集:木村佳史子
音響監督:明田川仁
音楽:スーパースィープ
(細江慎治、佐宗綾子、江口孝宏、田中文久)
音楽制作:KADOKAWA(メディアファクトリー)
アニメーション制作:MADHOUSE
製作:ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会

【キャスト】
空:松岡禎丞
白:茅野愛衣
ステファニー・ドーラ:日笠陽子
ジブリール:田村ゆかり
クラミー・ツェル:井口裕香
フィール・ニルヴァレン:能登麻美子
初瀬いづな:沢城みゆき
テト:釘宮理恵
初瀬いの:麦人
巫女:進藤尚美
前国王:福島潤

【ストーリー】
ニートでヒキコモリ……だがネット上では『  』(くうはく)の名で無敗を誇る天才ゲーマー兄妹・空(そら)と白(しろ)。ただの都市伝説と言われるほどの常識外れな腕前を持った空と白の前に、ある日"神"を名乗る少年・テトが現れる。テトはリアルをクソゲーと呼ぶ空と白の二人を異世界へと召喚してしまう。そこは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる世界だった! 異世界に住まう十六の種族の中で最弱の人類種(イマニティ)。他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前に追い込まれている人類種を救うため、空と白は空前絶後の頭脳バトルに挑む!



BD&DVD『ノーゲーム・ノーライフ』VI(最終巻)リリース情報


発売日:2014年11月26日
価格:[BD] 7,000円(税別) / [DVD] 6,000円(税別)
発売:メディアファクトリー


テレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』公式サイト
テレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』公式Twitter
(C)2014 榎宮祐・株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会
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