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「牙狼<GARO>」最終話先行上映 オフィシャルレポ

浪川さん、賢雄さんなど最終話にすべてを出しきったキャストが集結! また、朴さんからはアフレコの感動暴露話も! 「牙狼<GARO>-炎の刻印-」最終話先行上映&トークショー オフィシャルレポート

誕生10周年を迎えた『牙狼<GARO>』シリーズの待望のアニメ版TVシリーズとして話題を集めている「牙狼<GARO>-炎の刻印-」が3月27日(金)にいよいよ最終話を迎え、新宿バルト9にて『牙狼<GARO>』シリーズの恒例とも言える最終話先行上映イベントが行われました! 第22話、第23話の上映に続き、声優陣の浪川大輔さん、堀内賢雄さん、野村勝人さんのトークイベントを開催。続いて、浪川さんらも一緒に同日深夜のTV放映に先駆け最終回24話「光芒-CHIASTOLITE-」を鑑賞し、その後、再び舞台挨拶が行われ、会場は熱狂と興奮に包まれました。

この日は司会をラファエロ役の天神英貴さんが務め、壇上ではレオン(浪川さん)とヘルマン(堀内さん)、ラファエロ(天神さん)とアルフォンソ(野村さん)という2組の師弟が揃い踏みを果たすことに! 劇場の大画面での上映を前に登壇陣も興奮を隠しきれない様子で浪川さんはスクリーンを見上げ「デカっ! デカいっすね!」と嬉しそうに語るが、堀内さんは「うちのTVはもうちょっとデカいかな」と余裕の表情。さらに「今日も(ヘルマンのように)裸で出ようかと思ったけどマネージャーに止められて…」と語り、客席は大爆笑でした。

このトークの前に上映された第22話にて、そのヘルマンを過酷な運命が襲いましたが、堀内さんは「最大の見せ場ですから」とニッコリ。さらに最終話について「ここで全て完結します! 涙を流さずにはいられません。絆はこれほど深いのか…と」とここでもヘルマンが何らかの形で影響を与えることを示唆し、会場の期待を煽っていました。

▲22話「結界 -DREADLY FOCUS-」より

▲22話「結界 -DREADLY FOCUS-」より

この最終話の収録について、堀内さんが「なかなかOKが出なかった」と言えば、浪川さんも「最初の半分だけでも何時間かかるんだ? という感じだった」と特に熱のこもった収録であったことを明かします。野村さんは「いるだけで間違いのない素晴らしい役者さんに囲まれて、僕一人が若手で、学ばせてもらう機会が多かったです」と充実した表情を見せていました。

そして、いよいよどこよりも早い最終話の上映の時間に! 浪川さんらも客席に座って、ファンと共に上映を見守ります。レオンとメンドーサの最終決戦、レオン、ヘルマン、アルフォンソ、エマの絆、そして母・アンナの遺した深い愛、タイトルの“炎の刻印”の真の意味までもが最終話で描かれており、25分におよぶ上映が終了しエンドクレジットが流れ終わっても、劇場は奇妙な緊張感と沈黙に包まれていましたが、すぐにその静寂を破る大きな拍手がわき起こりました。

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

再び壇上に上がった浪川さんは、改めて自分たちが命を吹きこんだシリーズの完結を見守り「嬉しいのと、やりきって終わったという寂しい気持ちがある。絆を受け継いでいる姿、みんなで戦っている姿はいいものですね」と感慨深げに語ります。

堀内さんはまず、アニメーションのクオリティの高さに触れ「グレードの高さに驚かされました。絆がテーマですが、役者とスタッフの仲が良く、みんなの作品への愛情がすごかった」と嬉しそう。さらに「この歳になるとウルッとくる瞬間が多いですが…」と前置きし、ヘルマン、そしてアンナがレオンに託した想い、深い愛情について「ヤバいよ! と思いました。いろいろ感じました」としみじみと語っていました。

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

野村さんは「戦闘シーンがすごかった!」と興奮の面持ち。そして最終話にもしっかりと登場していたラファエロ役の天神さんも、本作で描かれる“絆”に「まさかの受け継ぎ方でした! こんな受け継ぎ方は(過去の)『牙狼<GARO>』にはなかった。魔戒騎士ってすごいですね」と何度もうなずいていました。

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

そして、この日は会場に来ることのできなかった、エマ役の朴璐美さんからはビデオメッセージが到着。朴さんは映像の中で半端じゃない『牙狼<GARO>』への愛を吐露! また最後の収録の日にキャストひとりひとりに林祐一郎監督からそれぞれのキャラクターが描かれた手の込んだ色紙をプレゼントされたこと、さらには、朴さんの元に挨拶に来た野村さんに朴さんが「よく頑張ったね」と声を掛けたところ「野村くん、泣いたんですよ! 泣いたよね~(笑)」と嬉しそうに暴露してくれました。

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

▲第24話「光芒−CHIASTOLITE−」より

林監督はラスト数話の制作に関して「本当に大変でした」と苦労を漏らしつつも「スタッフの執念、熱さが画面に出ている、かなりの気合いが入っていたと思います。キャストの熱の入り方もすごくて、感情が高ぶるシーンは見ているこちらが泣けるくらいでした」と作品に込めた強い思いを口にします。

すでに劇場版の製作が決定していますが、その詳細については浪川さんら声優陣にもまだ何も明かされておらず、林監督も「まだ僕も全然…」と語るようにいまだベールに包まれたまま。それに乗じて「ヘルマンがロベルトと名乗っていた頃の(若い時代の)話も気になります」(野村さん)、「いや、『それ行け! 王子さま(=アルフォンソ)』で…」(浪川さん)、「それじゃお客さん入んねえよ!」(堀内さん)などなど、キャスト陣は好き勝手なストーリーを妄想し暴走し、会場は再び笑いに包まれていました。

最後の挨拶で堀内さんは、本シリーズを振り返り「長くこの仕事をやってますが、楽しくやらせてもらうと同時に芝居の難しさも感じました。これほどのものができるのか! と喜びに打ち震えました」と『牙狼<GARO>』シリーズがもたらしてくれた感動の大きさについて語り、浪川さんも、10年続いたシリーズの中で初のアニメとなる本作に携わることができた喜びと感謝を口にし、最後の最後までファンの温かい拍手が劇場に鳴り響いていました。

 


>>TVアニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」公式サイト
>>TVアニメ「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」公式ツイッター(@anime_garo)

(C)2014「炎の刻印」 雨宮慶太/東北新社
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