ミンゴスこと、声優、今井麻美さんがパーソナリティを務めるWEBラジオ番組『今井麻美 のSinger Song Gamer』公開録音イベントレポート! イベント終了後の今井さんからのコメントも到着!
2015年3月8日(日)に、明治大学駿河台キャンパス リバティホールにて、声優、今井麻美さんがパーソナリティを務めるWEBラジオ番組『今井麻美のSinger Song Gamer』(※通称、SSG)の公開録音イベント『今井麻美のSSG公開録音 明治大学ステージ「前へ!」』が開催されました。SSGは“歌とゲーム”をテーマにしたWEBラジオ番組で、毎週土曜日0時に、ファミ通.comで配信されています。
今回の公開録音イベントは、今井さんの母校である明治大学で開催。母校での開催ということで、今井さんの大学時代からの親友であり、フリーアナウンサーとして活躍している、池田めぐみさんをゲストに迎えて、大学在学中の話などで盛り上がりました。他にも、観客とのゲーム対決など、公開録音ならではの内容となりました。こちらでは、そのイベントの模様をお届けします!
■ 母校でイベントが出来るなんて、本当に嬉しい!
イベント開始時間になり、今井さんが登場。「今日は、みなさんに今井教授と呼んでいただきたいと思います。でも、何も教えることは出来ません(笑)」と挨拶し、いきなり会場の笑いを誘って場を和ませる。
また、「まさか、母校でイベントが出来るなんて、思っていなかったので、本当に嬉しいです!」と、今回のイベントが、今井さんにとっても特別なことが語られた。
そして、公開録音パートに先駆けて、今井さんから「明治大学の卒業生という立場でやらないといけないので最初だけ、ちゃんとしようと思います。その時に、ちゃんとしてるのを見て変なことを言わないように」と、大学で行われるイベントらしい注意事項が説明され、あとはスタートを待つばかりとなった。
■ 卒業生としての公録、スタートはどうなった……!?
今井さんの「今井麻美の……」という掛け声に合わせて、「Singer Song Gamer!」と会場全員で、番組のタイトルコールを行い公開録音パートがスタートしたのだが……今井さんのいつもと違う雰囲気(?)に会場から笑い声が。
それに対して、今井さんからは、「ダメだって言ったじゃん(笑)! カッコつけたいって言ったじゃん!」と注意し、録り直しをすることに。しかし、今度は今井さん自身が笑ってしまい、結局、いつも通りのアットホームな雰囲気で公開録音パートがスタート。
最初のコーナーは『明治トーク 思い出編』と題して、今井さんが明大生だった頃の思い出話を行うという内容。ここでゲストの池田めぐみさんが登場し「メグミンゴスこと、池田めぐみです」と挨拶。ちなみに、池田さんは『SSG』とも、とても深い関係があり、今井さんがライブの準備などでお休みをしていた2010年12月に配信された『SSG』第88回で代理パーソナリティを務めているとのこと。
過去に一緒に仕事をした際の話題では、池田さんがエフエム石川でラジオを担当していたときに、今井さんが遊びに行たところ、一緒にラジオでパーソナリティを務めていた方から「友達だったら、出ちゃえば?」と言われて、飛び込みで参加したというエピソードが披露されました。
■ 必修単位を落としそうな時に有効なテクニックは!?
続いては『明治トーク 質問お答え編』という、今井さんと池田さんのふたりが、お客さんからの質問やお悩みに答えるというコーナー。ひとつ目の質問は、「和泉返しにならないためには、どうしたらいいですか?」というもの。和泉返しとは、明大生は一・二年のときは、和泉キャンパス(東京都杉並区)に通い、三・四年時は駿河台キャンパス(千代田区神田駿河台)に通うため、一・二年時の必修科目の単位を落としてしまうと、両方のキャンパスを行き来しないといけないというもの。
この質問に対して、今井さんから「メグは、すごく優秀だったからね」と、池田さんが首席で明治大学を卒業していたことが明かされました。そんな池田さんは、「教授の家に行くのはどう?」とアドバイス。じつは池田さんは、インフルエンザにかかってしまいレポートの提出が間に合わなくなった際に、教授の自宅に直接行き、手紙付きでレポートを提出したところ、評価が“優”だったという、まさかの体験談を披露。「結構、有効なんだよ」と、かなり実践的な返答に会場もびっくりしていました。
■ 挑戦者が「『ぷよぷよ』って、どんなルールですか?」、もしや勝利フラグ!?
公録パートは、ここで一旦中断して番組でお馴染みの「ファミ選」のコーナーへ。このコーナーは、ファミ通編集部より派遣された、謎の司令官“みよちゃん”がオススメするゲームを真のゲームを目指す、今井さんが実際にプレイして紹介するコーナー。今回は公開録音特別版として、会場に来ていた方の中から、抽選で選ばれた観客とゲーム対決をすることに。意気込みを聞かれた今井さんは「まかせてください。SSGは300回を越えるぐらいやってますから」と自信満々の様子。
まずは、今井さんが安藤りんご役として出演している『ぷよぷよテトリス』の4人プレイで対戦することに。このゲームはパズルゲームとして有名な『ぷよぷよ』と『テトリス』がコラボレーションした作品で、セガより絶賛発売中。対戦は『ぷよぷよ』と『テトリス』が一定時間ごとに切り換わる“スワップ”というルールで行われた。
1戦目に選ばれた女性の方からは「『ぷよぷよ』って、どんなルールですか?」という質問があり、今井さんが有利かと思われましたが、今井さんはあっさりと敗北。先ほどの質問に対して、「わからないフリをして油断させたんじゃないか?」と聞くと、じつは「『ぷよぷよ』はわからないけど、『テトリス』は得意」という、ふたつのパズルゲームがコラボした『ぷよぷよテトリス』だからこそのオチに。
■ 敵のミスを誘う作戦に、まさかの結末!
『ぷよぷよテトリス』のつぎに行われたのは、『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会~オールスタースペシャル~』。このゲームは、1990年にファミリーコンピュータで、テクノスジャパンから発売された作品を、アークシステムワークスがプレイステーション3向けにリメイクした作品です。ゲームの内容は、何でもありの大運動会で優勝を目指して、さまざまな競技で対決します。今回はその中から、1戦目を民家の中や屋根の上などを走り抜けてゴールを目指す“夢見町クロスカントリー”、2~3戦目を最後のひとりになるまで戦い続ける“勝ち抜き格闘大会”で対戦。
1戦目の“夢見町クロスカントリー”では、進む場所がわからず、殴り合いになる場面もあったりするなど、このゲームにふさわしいハチャメチャなレースになりました。ちなみに、今井さんの順位は残念ながら3位。2戦目の“勝ち抜き格闘大会”では、負けそうになった今井さんが「体力が1番多い人を狙おう!」とズル賢い作戦を提案して粘りを見せましたが、惜しくも敗北。3戦目は開始早々にひとりが場外に落下しまうというハプニングが!(※このゲームは、落下すると残りの体力に関係なく負けに) それを見て、今井さんがステージのギリギリに立ち、他のプレイヤーの落下を誘うという作戦に。しかし、そんな作戦も、今井さん自身の操作ミスで自分が落下してしまうというまさかの結末に、会場は大盛り上がりとなったのでした。
■ “無駄な事など 何一つない”そんな気持ちも全部大学で教えてもらいました。
つぎはライブコーナーへ! 今回は、『SSG』の番組内で作られた楽曲の中から3曲が披露されました。1曲目は、事前に投票を行って1番投票数が多かったという、番組のオープニングテーマ『SPARKLE』を歌唱。
つづいて、2曲目は切なくも温かみのある楽曲『海と空と君と』。今井さんのやさしくも力強い歌声が会場に響き渡りました。この曲は、池田さんが代理パーソナリティを務めた第88回に制作を行っていて、まだ作りかけだった曲を聞いた池田さんが「帰りたくなるような曲だね」と感想を語ったことから、どんどん形になっていったというもの。
そして最後の楽曲は、今回のイベントを主催している、明治大学公認サークル「紫紺の会」の方々が選曲した『たからもの』。曲の合間などでは、観客と拍手をしたりしながら、同曲を楽しみながら歌い上げました。歌い終わった今井さんは楽曲について「この曲の歌詞のベースは濱田さん(※今井さんの音楽プロデューサーである濱田智之さん)が考えてくれたんですけど、みんなにも歌詞を考えてもらいました。(歌詞として登場する)“無駄な事など 何一つない”という言葉は私の口癖だったりします。そういうことも全部、この明治大学で教えてもらいました。そのひとつひとつが糧となって、今みんなが見ている今井麻美という人間が作り上げられたんだと思いつつも、ひとつひとつの経験が本当に無駄なことにならなかったんだなと思っています。そして、自分の生きた証を刻めたのも、この明治大学というところを通過したおかげかなと思ってます」と想いを語りました。
その後には、「紫紺の会」から、サプライズで『SSG』300回突破を記念したケーキが贈られました。
そして、イベントも終了が近づき、最後のコーナーへ。今回の公録イベントの参加者全員に配布された、明治大学公認サークル「紫紺の会」制作によるパンフレットに、今井さんと池田さんのサインを入れた特別なパンフレットを掛けての「プレゼントコーナー」へ。プレゼントは、明治大学に関する2択の問題を、今井さんが正解するのか、池田さんが正解するのかを予想して、見事的中した人のみがそのまま残り、最後まで残った5名にプレゼントされる予定だったのですが、用意していた全5問を終えた時点で5名以上残っていたので、最終的にはジャンケンで決めることになりました。ちなみに出題された問題は以下の通りです。
問1
明治大学で一番歴史が古い学部は?
A:法学部
B:文学部
正解 A:法学部(今井さんが正解)
問2
明治大学の創立者は、岸本辰雄、宮城浩蔵、矢代操の3人ですが、この3人はどこの国の法律を学んだのでしょうか?
A:ドイツ
B:フランス
正解 B:フランス(池田さんが正解)
問3
明治大学には、コミックマーケットで頒布された冊子の、見本誌の閲覧ができる図書館がありますが、その図書館の名称はなんでしょうか?
A:米沢嘉博記念図書館
B:東京国際漫画図書館
正解 A:米沢嘉博記念図書館(今井さんが正解)
問4
明治大学のリバティタワーの高さは?
A:約110メートル
B:約120メートル
正解 B:約120メートル(池田さんが正解)
問5
明治大学の建学の精神は、権利自由と、もうひとつはなんでしょうか?
A:独立自治
B:尚文昌武
正解 A:独立自治(池田さんが正解)
「プレゼントコーナー」が終わると、番組のエンディングパートを収録してイベントは終了。今回の公開録音は、『SSG』らしい自由でアットホームな雰囲気のイベントとなりました。この公開録音の模様は、『SSG』第306回として配信中なので、ぜひそちらも聞いてみてください!
そして、最後にイベントを終えた直後の今井さんからコメントをいただいたので、そちらを紹介してこのイベントレポートも終了です!
今井さん:たったいま、明治大学公認サークル「紫紺の会」主催、『今井麻美のSSG公開録音 明治大学ステージ「前へ!」』終了いたしました。お疲れ様でーす! 今回は、私の後輩である明治大学の学生さんたちが主体となって、私の母校で、私の番組の公開録音をさせていただきまして、本当に夢のような時間を過ごしました。初めは自分の母校で何かをするということが、ちょっと気恥ずかしくもあったんです。卒業してから、“人前に出る側の仕事として”この場所に来るというのが不思議な感じがしていて。でも、いざ始まってみると、私が母校に凱旋してイベントを行えている状況を、本当に喜んでいただけているんだということが伝わってきて、「いままでがんばってきてよかったな」と改めて思いました。しかも、今回は学生さんたちから、ゲストとして私の親友・フリーアナウンサーの池田めぐみちゃんを呼んだらどうかと持ちかけていただきまして、その提案に即乗っかったんですけれども(笑)、本当にいい思い出になりました。それぞれの業界に飛び込んでから、いっしょにお仕事をする機会は少なかったんですけれども、こうしていっしょにイベントを行えたこと自体が、お互いの人生を称え合っているような気がして最高の思い出が作れたと思います。これからも、めぐも私もいま自分が足を踏み入れた道を外れることなく、しっかりと踏みしめながら“前へ”進んでいこうと改めて感じることができました。学生さんたちには本当に感謝しています。どうぞこれからもがんばりますので、また機会があったら呼んでください(笑)!
<イベント概要>
今井麻美のSSG公開録音 明治大学ステージ「前へ!」
日程:2015年3月8日(日)
時間:14時開場/15時開演/17時終演予定
出演:今井麻美、池田めぐみ(フリーアナウンサー)
場所:明治大学駿河台キャンパス リバティホール(1013教室)
■ライブコーナーセットリスト
01.SPARKLE
02.海と空と君と
03.たからもの
>>『今井麻美のSinger Song Gamer』番組ページ
>>『今井麻美のSinger Song Gamer』第306回配信ページ
>>『今井麻美のSinger Song Gamer』Twitterスタッフ運営アカウント(@asami_ssg)
>>今井麻美 5pb. オフィシャルWeb
(C)Million Co.,Ltd. / ARC SYSTEM WORKS