新たに最終章(第5章)の制作も決定! 『コードギアス 亡国のアキト』第3章「輝くもの天より堕つ」の初日舞台挨拶レポート
2015年5月2日(土)、同日より全国で公開が開始された『コードギアス 亡国のアキト』第3章「輝くもの天より堕つ」の初日舞台挨拶が新宿バルト9で開催された。
「コードギアス」は、2006年に『コードギアス 反逆のルルーシュ』2008年に続編の「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」が放送された大人気アニメシリーズ。映画は新たな主人公・日向アキトがブリタニア帝国に戦いを挑む姿を全4章に亘って描く。1章、2章では迫力満点のアクションシーンと共に、その世界観を如実に構築。3章は作戦を終えたアキトが何者かの仕業で戻る場所を失い、路頭に彷徨う所から物語が始まる。
上映初日となるバルト9での舞台挨拶には、アキト役・入野自由さん、レイラ役・坂本真綾さん、シン役・松風雅也さん、赤根和樹監督、サンライズのプロデューサー河口佳高氏が登場した。
登場早々の自己紹介にて、「レイラ・マルカル役の松風です」と切り出した松風さんに対し、動じぬ姿勢で対応した本当のレイラ役である坂本さん。その後も、松風さんが坂本さんを弄ると、年下の入野さんが制し、会場内に笑いが起こるという場面が何度も登場した。
第2章から第3章公開までに時間を要したことについて尋ねられると、赤根監督は「この後の3章以降の盛り上げをしっかりやるために若干お時間を頂いた」「第3章から第4章までを時間を空けずに見てほしかったため」とコメント。
第3章の見どころやキャラクターについて尋ねられると、坂本さんがレイラの性格に毒を吐く場面や入野さんがアキトの幼少時代について、「子供の頃の笑顔と城に戻る時にふと笑うシーンが今回のアキトの中の一番の変化だと思う」などが語られた。
細かいキャラクターの設定やキャラクター同士の関係性や内面についての深堀りがされており、見れば見るほど見どころ満載、一言一言のセリフに意味がある作品になっていると各々が解説した。また、今作は「民族衣装を着たレイラの赤面の表情」を含む3点の書きおろしイラストも登場したところもチェックポイントだという。
ここで、全4章での完結を予定していた「コードギアス 亡国のアキト」が、新たに最終章(第5章)を追加制作することを河口プロデューサーが発表。河口プロデューサーは「元々考えていたものより、クライマックスが派手になってきているので、このまま応援をいただけるとありがたいです」とコメント。それに続けて、松風さんが「日本を代表する作品ですよね。全第5作。こんな長期間で。大作で嬉しいですね!」とコメントした。
第4章については既にアフレコが終わっており、その出来上がりについては、「ハードル上げてもらっても大丈夫」と明言する程に、ボリュームたっぷりのアクションシーンが登場するなど、派手な展開が描かれているという。さらに、第5章を追加するにあたって、脚本の変更や一言のニュアンスにこだわり再アフレコを行ったという裏話も登場。「コードギアス」シリーズならではのこだわりがたっぷりと詰まった出来になっているとのことだ。
イベントの最後まで、松風さんが坂本さんを弄る場面もありながらも、「コードギアス 亡国のアキト」第3章は1、2章の伏線、そしてそれ以降に繋がる伏線が詰まっている作品、何度見返してもらっても、粗探しするように見ても楽しめる作品だと、それぞれが作品にかける自信と思いをコメント。最終章が追加されたことについても、楽しみが追加されたと思って最後まで楽しんで欲しいとの思いを語っていた。
「コードギアス 亡国のアキト」第4章「憎しみの記憶から」は2015年7月4日劇場上映、最終章「愛シキモノタチヘ」は2015年秋頃公開の予定だ。(TEXT:河内香奈子)
◆『コードギアス 亡国のアキト』公開情報
第3章「輝くもの天より堕つ」2015年5月2日(土)劇場上映中
第4章「憎しみの記憶から」 2015年7月4日(土)劇場上映開始
最終章「愛シキモノタチヘ」2015年秋頃公開予定
◆BD&DVD発売情報
Blu-ray&DVD「コードギアス 亡国のアキト 第3章」
2015年6月26日発売
Blu-ray初回限定版:¥6,800(税抜)
Blu-ray通常版:¥5,800(税抜)
DVD:¥4,800(税抜)
発売・販売元:バンダイビジュアル
※レンタル専用DVDも同時リリース
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