TVアニメ&ゲーム化決定の注目作『Dance with Devils』のニコ生放送配信！　斉藤壮馬さんと羽多野 渉さんが作品トーク&各キャラソンのフルバージョンを初披露!!

　今年2月に行われたRejetの新作発表会にてTVアニメ&ゲーム化プロジェクトが発表された『Dance with Devils』。4月18日にはニコニコ生放送にて『斉藤壮馬&羽多野 渉のアクマの夜会（デビルズソワレ） from Dance with Devils』が配信されました。鉤貫（かぎぬき）レム役の斉藤壮馬さんと立華リンド役の羽多野 渉さんが出演し、『Dance with Devils』の世界観やキャラの説明、斉藤さん、羽多野さんの歌うそれぞれのキャラクターソングの初披露（しかもフルバージョン!）などいろいろなサプライズやお知らせがあった番組の内容をレポート！

■華やかで妖しいセットと等身大スタンディを横に斉藤さんと羽多野さんが作品をナビゲート！
『Dance with Devils』は『DIABOLIK LOVERS』や『TOKYOヤマノテBOYS』などでおなじみのRejetと、『うたの☆プリンスさまっ♪』などの作品や水樹奈々さん、蒼井翔太さんなど多くのアーティストの楽曲を手掛けるElements Garden、日本が誇る音楽メーカーavexがコラボーレションした企画で、TVアニメ化とゲーム化が現在進行中！
　プロジェクトの発表後、続報が期待されていましたが4月18日に作品でレム役を演じる斉藤さんとリンド役の羽多野さんのニコニコ生放送の配信と、その番組中に早くもキャラクターソングが発表されて大きな注目を集めました。

　バックに真紅の布が貼られ、2人の座るイスの横にはそれぞれ演じるキャラの等身大スタンディと柱が2本ずつ。華やかでで妖しい雰囲気が漂うセット。配信開始時間になるとまずPVが流れた後、斉藤さんが落ち着いた声で「デビルズソワレへようこそ」とあいさつ。そして「歌がキーワードの2015年最も注目を集めるアニメ作品」と紹介。羽多野さんが第一声であいさつした後、「すごく重い空気で始まるからビックリした（笑）。今日は作品をたっぷり紹介できたらと思っています」。お互いのキャラのスタンディを見ながら「僕もこのくらいの身長になりたかった」（斉藤さん）、「顔小っちゃい！　今朝完成したそうですよ（笑）」（羽多野さん）。また都市伝説好きの二人が都市伝説ネタで盛り上がりかけ、「今日、都市伝説ソワレにする？」（羽多野さん）、「羽多野さんと都市伝説の話がしたかったんです」（斉藤さん）、「まずいまずい！　今日は盛りだくさんなんだから」（羽多野さん）。

■アニメ化&ゲーム化決定！　アニメ収録は既に進行中!!
「『Dance with Devils』プロジェクトは第1弾がアニメ化、第2弾がゲーム化、更に違った展開があるかも」と期待感をあおる斉藤さん、羽多野さんも「この作品を語る上で欠かすことができないのが歌なんです！」。スタッフ陣も監督は『アオハライド』などを手掛ける吉村愛さん、シリーズ構成に『うたの☆プリンスさまっ♪』などの金春智子さん、キャラクター原案に『VitaminX』などの前田浩孝さん（Rejet）といった陣容に「僕らもワクワクが止まりません！」（斉藤さん）。

　魔に魅入られた一人の少女、リツカの物語で、「アクマのキャラ達と関わることで彼女の状況が変わっていきます」（羽多野さん）、「僕らもまだ全容はわからなくて」（斉藤さん）、「まだ収録が始まったばかりですから。でもシリアスorコメディと簡単にはくくれなくて。いろいろな要素が入っていて、この作品で新たなジャンルができるんじゃないかなと」（羽多野さん）、「『ダンデビ』というジャンルですね」（斉藤さん）と画期的な作品になる予感。

　既に始まっているアニメの収録は「現場は毎回テンションが高いです」（羽多野さん）。また斉藤さんは「第1話の収録後にご飯行きましょうと言ったら25人も揃いました」とチームワークの良さがわかるエピソードも。

■2人が演じるキャラクター紹介&収録エピソードを明かす
　続いては各キャラクター紹介。斉藤さんは「詰みだな、せいぜい足掻け。所詮、暇つぶしにしかならん」とレムの等身大スタンディに書かれたセリフを読んだ後、「カッコイイ！」。「壮馬のこういう低音のキャラって珍しいね」と羽多野さんに振られた斉藤さんは「僕にとっても割と挑戦で、羽多野さんや（ウリエ役の）近藤（隆）さんから低音が響くようになるアドバイスをいただいて」。レムは魔界から境界線を超えてきたアクマで、リツカが通う四皇學園の生徒会長。スキがなく完璧な立ち振る舞いだが冷酷無比とのこと。「趣味が将棋だから“詰み”なのかな？」（羽多野さん）、「“詰み”だなって、すごく言いにくいですよね。セリフが出てきたら壮馬君、頑張ったんだなと思ってもらえたら（笑）」（斉藤さん）。

　羽多野さんもリンドのポップのセリフ「オマエは下がってろ、俺が全部片を付ける」を発した後、「こんな赤い髪のキャラはドキドキしちゃって（笑）」。高校3年生でリツカの兄であり、アクマを退治するエクソシストだが、「エクソシストは言いにくいから勘弁してほしい（笑）。リンドはすごく妹想いで優しく、リツカを守りたいという気持ちが強くいお兄ちゃん。趣味も料理・家事全般とめちゃめちゃスペックが高いんです」（羽多野さん）。レムとリンドは敵対する関係でしょうか？　「羽多野さんにとっては（声が）上のトーンじゃないですか？」と尋ねる斉藤さんに「そうなんだよね。最近はど低音を求められることが多くて。今回は高音でさわやかなお兄ちゃんで、カッコイイセリフを言える喜びに打ち震えてます」と羽多野さん。また、料理が得意ということで、「“俺が全部片を付ける”が台所のことだったりして」と話すと斉藤さんは大爆笑。

　これ以外のメインキャラクターとなるウリエ、メィジ、シキの紹介も。斉藤さんはウリエを近藤さんのモノマネで、シキを平川大輔さんのモノマネでセリフを発したが、木村昴さん演じるメィジを羽多野さんもモノマネするが、木村さんというよりは代表的なあのキャラのモノマネに。

　一番気になるキャラは？　のアンケート結果は1位がリンドで、2位がレムの順番に。羽多野さんは大喜び。その後にリツカのビジュアルを見た二人は「かわいい」（斉藤さん）、「僕、ボブ好きなんですよ。どストライク」（羽多野さん）、「僕もです！　昔、あの髪型にしていて事務所内で鬼太郎と呼ばれてました（笑）」（斉藤さん）。また妹が2人いる斉藤さんはリンドの気持ちがよくわかるらしい。

■レムとリンドの等身大スタンディに2人が自作のメッセージを書き込み！　レムはアニメイト天王寺、リンドはアニメイト広島にて展示中!!
　2人の横にある等身大スタンディは4月25日から5月末まで、レムがアニメイト天王寺に、リンドがアニメイト広島にて展示される。そこでこの場で、スタンディにそれぞれのご当地要素を盛り込んだPRコメントを考え、そのメッセージをスタンディに差しこむという企画「デビルズプレイ」がスタート。

　斉藤さんは大阪、羽多野さんは広島のご当地要素を盛り込んだメッセージを考えることに。視聴者からもアイデアを募集しながら黒いボードに銀のペンでセリフを書き書き。斉藤さんは「お前をオリに閉じ込める（天王寺動物園にちなんで）」、「ビリケンさん、一局いかがかな？」、「めっちゃ好きやねん▽」、羽多野さんは「ダンスwithカープ女子」、「お兄ちゃんの手作り生もみじまんじゅうだよ」、「アクマでお好み焼きは広島ですから」。実際に店舗に飾られるセリフはお互いが選び、羽多野さんが選んだレムのセリフは「めっちゃ好きやねん▽」、斉藤さんが選んだリンドのセリフは「お兄ちゃんの手作り生もみじまんじゅうだよ」に決定！　どちらが視聴者の心をつかんだかのアンケート結果はリンドが52.3％を獲得して僅差で勝利。直筆のセリフを見たい方は各店舗へ！

■レムとリンドのキャラクターソングをフルバージョンで初披露！　ニコ生第2弾は初夏予定!!
　ここでお待ちかねの各キャラクターソングの初披露。まずリンドの「アンバランスに愛して」。「お兄さんから妹へ向けた歌です。ぜひ歌詞に注目して聴いてください」。アップテンポなリズムの曲で、高音で愛を歌い上げる。ラストのサビの“キミイガイミエナイ”も気になる。「最後に“キミイガイミエナイ”を3回繰り返すけど、「これ、ハモリを足していったらおもしろくないですか？」とアイデアを出させていただいて。2回目は下ハモ、3回目は上ハモも入ってきて、お兄ちゃんがどんどん妹に近付いてくる感じに（笑）」。

　レムの「DESTINARE!」は斉藤さんいわく「王道な感じ。ストリングスに注目してください」。全編、エモーショナルで攻撃的なストリングスが印象的で、こちらもアップテンポ。狂おしく焦がれる想いを情熱的に歌います。曲が終わると斉藤さんは「歌詞のルビが多くて。一番好きなのが“裸”と書いて“ありのまま”。歌も低めで、最初にいただいた曲よりも更にキーを下げて。あと、歌の中でめっちゃしゃべってます（笑）。素敵な曲なのですっと体に入ってきました」。

　2曲共、Rejetの岩崎大介さんの作詞、Elements Gardenの作編曲。途中にはキャラのセリフも、もちろん入っています。藤田淳平さん（Elements Garden）からのビデオコメントも寄せられ、レコーディングでは2人から楽曲へのアイデアが出され、それも楽曲に反映されていると話してくれました。またアニメ本編では同じ曲でも違う歌詞で流れるとのこと。楽しみですね！　なお4月29日よりレムの1コーラスバージョンが公式サイトにて公開されます。
　EDで「もっとやりたい！」と口をそろえた2人ですが、『デビルズソワレ』の第2弾の配信も決定！　初夏頃予定とのこと。TVアニメ&ゲームの続報など今後も公式サイトを要チェックですよ！

■斉藤壮馬さん&羽多野渉さん収録後インタビュー

――ニコニコ生放送を終えての感想は？
レム役・斉藤壮馬さん：非常に楽しく、あっという間に過ぎていった1時間でした。羽多野さんの安定感があるキャッチングを信頼しきった暴挙の数々を皆さんは楽しんでいただけましたでしょうか？（笑）　こういう形で皆さんに情報をお伝えして、アニメの放送前に盛り上がっていこうという試みは大切なことだと思いますし、皆さんも多くのコメントで楽しみにしている様子が伝わってきました。今後もいろいろな機会で情報や魅力をお伝えして、『ダンデビ』というジャンルを創世すべく挑戦していきたいと思います。皆さん、よろしくお願いします。

リンド役・羽多野渉さん：まずはホッとしました。この作品は新たな試みのため、皆さんにお伝えできる情報にも順序があるし、僕らもまだ収録が始まったばかりという状況の中で生放送をさせていただくことになって、どういうふうにお話しすれば皆さんに作品の魅力が伝えられるのかなと放送前は難しく考えていました。ですが、いざ放送が始まったらびっくりするほど楽しかったし、『Dance with Devils』の楽しみ方も無限大だなと。例えばキャラソン一つとってもそのまま楽しむのもいいし、歌詞の内容を読み込んでいったり、ぞっとしたり、ときめくのもいいし。僕が情報をお伝えしていくと皆さんの反応も温かくてうれしかったです。キャラクターそれぞれが個性的で、僕らが演じるレムやリンド以外の魅力も今後、伝えていけたらいいなと思っています。

【ニコニコ生放送概要】
番組名：斉藤壮馬＆羽多野 渉のアクマの夜会 from Dance with Devils
放送日時：4月18日(土) 22:00～23:00
番組URL：http://live.nicovideo.jp/watch/lv215867607


【アニメ概要】
『Dance with Devils』

どこか懐かしい姿をした街、四皇町（しこうちょう）。
主人公の立華リツカは四皇學園に通う、高校二年生の少女。
母親マリアと共に慎ましやかな学園生活を送っていたが、ある日、その均衡が崩れることになる───。
ヒトか、アクマか？
これは魔に愛され、魔に魅入られた、ひとりの少女の物語。

＜STAFF＞
原案：岩崎大介（Rejet）
原作：グリモワール編纂室
監督：吉村 愛
シリーズ構成：金春智子
キャラクター原案：前田浩孝（Rejet）
キャラクターデザイン：高品有桂
音楽プロデューサー：藤田淳平
音楽：Elements Garden
音楽制作：DIVEIIentertainment
アニメーション制作：ブレインズ・ベース

＜CAST＞
鉤貫レム：斉藤壮馬
立華リンド：羽多野 渉
楚神ウリエ：近藤 隆
南那城メィジ：木村 昴
棗坂シキ：平川大輔

>>『Dance with Devils』公式サイト