松岡禎丞さんがイジられまくり!? 原由実さんや東山奈央さんら豪華キャストに加え、ZAQさんらアーティストも大集合の『トリニティセブン』“魔道祭”昼の部をレポート!
5月31日(日)、東京の豊洲PITにて、アニメ『トリニティセブン』のスペシャルイベント“魔道祭”が、昼と夜の2部開催。 春日アラタ役の松岡禎丞さん、 浅見リリス役の原由実さんら9人のキャスト陣と、アーティストであるZAQさん、TECHNOBOYSも参加し、トークあり、ライブありの内容で会場を盛り上げた。今回の記事では、その昼の部の様子をレポートする。
<出演者>(敬称略)
【春日アラタ役】松岡禎丞
【浅見リリス役】原由実
【春日聖役】諏訪彩花
【風間レヴィ役】佐倉綾音
【山奈ミラ役】日笠陽子
【不動アキオ役】柚木涼香
【倉田ユイ役】村川梨衣
【セリナ・シャルロック役】洲崎綾
【リーゼロッテ・シャルロック役】東山奈央
~アーティスト~
ZAQ
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND(文中:TECHNOBOYS)
■ゲームコーナーの主役は松岡さん!?
イベントが始まると、さっそく9人のキャスト陣が各キャラクターの決め台詞を披露して登場。ステージに勢揃いしたみなさんが挨拶を終えると、さっそく最初のコーナー“ベストシーンセブン”へと突入する。
このコーナーでは、アニメの特定シーンから観客たちに“かっこいいと思うシーン”をアンケートで集計し、ランキング化。その順位を松岡さんが1位から7位までを、女性陣は最下位を当てるというクイズが行われていく。なお、対象となったシーンは「#06 ミラ、白き時冬の世界」「#07 アキオ、アラタに力を託す」「#08 リリス、温泉でのアラタへのご褒美」「#09 アラタ、魔法“アストラルトリニティ”に変貌」「#11 リーゼ、友達の忍者を救うために登場」「#11 レヴィ、嫉妬の魔道極法“混沌渦界”」「#12 メテオドラグナー」だ。
解答については、先に女性陣から確認することになり、トップバッターを務めた洲崎さんは「アストラルトリニティのシーンが、一番クールではありませんでした!」とコメント。これには「ありませんでした!?」と松岡さんも猛抗議するのだが、次の東山さんも「アストラルトリニティのシーンです」と答え、続く村川さんも「アストラルトリニティのシーン」、佐倉さんも「アストラルトリニティ!」と続き、なんと全員が“アラタがアストラルトリニティに変貌”を選んでいるという奇跡的な結果に。これには松岡さんも「これ、裏で合わせてませんよね!?」とツッコミをいれ、観客たちも大盛り上がり。
一方、なぜか全部の順位を当てるハードモードでの挑戦となった松岡さんは特製のフリップで順位を解答したのだが、ランキングの結果発表中にこのフリップが“夜の部”で使う物だったことが発覚! よって、松岡さんは自動的に全問不正解となったうえに、“今年一番良い笑顔で謝罪”することになり、会場の巨大スクリーンに「申し訳ございません!」と清々しい顔で謝る松岡さんが映し出され爆笑を誘っていた。
なお、ランキングの結果は1位が「#11 レヴィ、嫉妬の魔道極法“混沌渦界”」で、佐倉さんは「海外では人気だけど、日本では……と言われていたので、とっても嬉しいです! ありがとう豊洲!」と大喜び。一方、女性陣が満場一致で選んだ「アストラルトリニティ」は第5位であった。
また、結果の発表中には本日は欠席となった神無月アリン役・内田彩さんからのビデオメッセージも上映。そのビデオで内田さんは好きなシーンが「第2話でみんながトイレを我慢するところ」と話し、佐倉さんからはそのシーンがオーディションでも使われていたという裏話も明かされた。
■ライブパフォーマンスでまさかの御二人が参戦!?
続いての“カードヴォイスセブン”コーナーでは、SNSゲーム『トリニティセブン』のカード画像を使い“松岡さんがカードのキャラクターに言わせたいこと”を女性陣が当てるという企画を実施。カードにはアキオの女医姿や、セリナのアニマル服、浴衣のユイ、リリスの体操着姿が選ばれ、女性陣が想像を膨らませていく。
ただし、そこは『トリニティセブン』の女性キャスト陣である。もちろん普通に解答する人のほうが少なく、最初の質問から柚木さんが下ネタで大暴走したかと思うと、村川さんはもはや“松岡さんが言わせたいこと”という趣旨から逸脱する答えを披露。これで火がついたほかの女性陣もどんどん悪ノリし、気づけば「松岡さんの妄想を考える大喜利」に近いコーナとなり、「もう、当てる気ないよね!」とツッコミ役状態になってしまう松岡さんであった。
そんなゲームで場も暖まったところで、お次の“オリジナルドラマセブン”コーナでは9人が演技を生披露。ストーリーは“魔道祭と隠し芸大会”というタイトルで、原作者であるサイトウケンジ氏描きおろしの内容だ。
その全貌は「魔道祭(スクールフェスティバル)の出し物を全員で考え、かくし芸を披露することに……」という流れ。もちろん演技中はアドリブも満載で、アラタがミラに向け「よし、ババーンと行け!」とエールを送るシーンでは、日笠さんは素の声で「え? ババア?」と松岡さんを試すような台詞を追加。対する松岡さんは「ババーンと! ババーンと! ババーン! ババーン!」と“ババーン”を連呼して反撃するなど、キャスト同士の仲の良さを感じさせる一幕も多かった。
演技が終わると、観客たちの盛大な拍手に見送られてキャスト陣は一度退場。ここからはライブパフォーマンスのコーナーとなり、気持ちいいテクノサウンドとともに本作の音楽を担当するアーティスト“TECHNOBOYS”のみなさんがステージに現れる。さらに、メンバーの中には原作者のサイトウケンジ氏とアニメの監督である錦織博氏が紛れており、“TECHNOBOYS SEVEN”というスペシャルユニットとして一緒に演奏を披露するというサプライズまで行われた!
そんなスペシャルな2曲が終わると、サイトウケンジ氏と錦織監督と入れ替わるように原さんが登場して『BEAUTIFUL≒SENTENCE』を。それに続いて、佐倉さんと村川さんが『SHaVaDaVa in AMAZING♪』、日笠さんと柚木さんが『TRINITY×SEVENTH+HEAVEN』、東山さんと洲崎さんが『ReSTART "THE WORLD"』と、エンディングテーマソングを次々と披露していく。
そして、大トリを務めたのがZAQさんで、曲はオープニングテーマ『Seven Doors』。“TECHNOBOYS”によるノリノリのサウンドと、ZAQさんの力強い歌声が響き渡り、会場は本日一番の熱気で包まれた。
かくしてイベントはエンディングとなり、ステージに本日の出演者が集合。ひとりずつメッセージを贈り、ラストは松岡さんとの「トリニティセブン、魔動祭のアーカイブに接続。テーマを……」「実行する!」というコールアンドレスポンスでイベントを締めくくった。