【速報】「ガンダム」最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が10月よりスタート 監督に『あの花』の長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏
2015年7月15日(水)に開催された「ガンダム」新作発表会にて、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が2015年10月4日より放送が開始される事が発表された。
『鉄血のオルフェンズ』には2つのキーワードがあり、1つ目は「ドラマ性の強い、少年たちの物語としてのガンダム」。昨年に35周年を迎えた『機動戦士ガンダム』シリーズの長い歴史の中で、どの作品よりも主人公の少年たちの絆や挫折、成長といった人間ドラマに焦点を絞り、少年たちの物語としての魅力と、それに伴って変化を遂げてゆく『ガンダム』の姿を描く。若いクリエイターたちが作り上げる本作は、主人公をはじめ、皆強い意志と生きる活力をもった少年たちばかり。親もなく、戦いの中でしか生きることの出来なかった主人公たちは、生きるために強くなり、生きるために這い上がっていく。その力強い人物像が、個性の強いガンダムと織りなす物語は、新世代のガンダムそのものだ。
2つ目は「段階的な変革を遂げるガンダム」。前の戦争で廃棄されたガンダム・バルバトスを少年たちが自分の身を守るために、起動し使用する。当初、ボロボロだったガンダムは敵のモビルスーツを倒し、装甲や武器を奪い、強化されていく。少年たちが自分たちの生きる場所を求めてはじめた旅路の中で、ライバルとの戦い、大人たちとの軋轢を経て、彼らの武器であり、守り人でもあるガンダムも成長し、生きるための活路を見出していく。
発表会にはバンダイ代表取締役社長らが登壇。放送開始となる10月以降、株式会社バンダイ、株式会社バンダイナムコエンターテイメント、バンダイビジュアル株式会社など、バンダイナムコグループ各社で、ガンプラ、カード、フィギュア、玩具菓子、カプセルトイ、アパレルや家庭用ゲームソフト、携帯端末向けゲームアプリなどの各種ゲーム、映像パッケージなど各種商品・サービスの展開をスタートし、グループを挙げて『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』を盛り上げていく。
<作品概要>
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
放送情報…2015年10月4日より毎週日曜日午後5時~ MBS/TBS系列全国28局ネットにて放送開始
企画…サンライズ
原作…矢立肇 富野由悠季
監督…長井龍雪
シリーズ構成…岡田麿里
キャラクターデザイン原案…伊藤悠
キャラクターデザイン…千葉道徳
メカデザイン…鷲尾直広 海老川兼武 刑部一平 寺岡賢司 篠原保
美術…草薙
音楽…横山克
企画協力…バンダイホビー事業部
制作…MBS・サンライズ
<あらすじ>
かつて「厄祭戦(やくさいせん)」と呼ばれる大きな戦争があった。その戦争が終結してから約300年。
地球圏はそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されていた。仮初めの平和が訪れる一方で、地球から離れた火星圏では、新たな戦いの火種が生まれつつあった。
主人公の少年「三日月(みかづき・オーガス」が所属する民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(CCG)」は、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、「クーデリア・藍那・バーンスタイン」の護衛任務を受ける。しかし、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織「ギャラルホルン」の襲撃を受けたCGSは、三日月ら子供たちを囮にして撤退を始めてしまう。少年達のリーダー「オルガ・イツカ」はこれを機に自分たちを虐げてきた大人たちに反旗を翻してクーデターを決意。オルガに「ギャラルホルン」の撃退を託された三日月は、CGSの動力炉として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」を用いて戦いに挑む。
300年前の「厄祭戦」に用いられたガンダムフレームの一機で、長い間CGSの動力炉として使用されていたモビルスーツ。「ギャラホルン」の襲撃にあったCGSの少年たちが急遽起動させ、三日月に乗り込んだ。「厄祭戦」から長い年月が経っているため、装甲は劣化し、本来の性能は発揮できない。
火星の民間警備会社CGSに所属する少年。おおらかな性格で、あまり細かいことを気にしないが、仲間のためならばいかなる犠牲も厭わない。CGSの中でも機動兵器の操縦技術に長け、「ガンダム・バルバトス」のパイロットを任せられる。
世界を監視する武力組織「ギャラルホルン」が建造した最新鋭モビルスーツ。豊富な武装を持ち、戦況に応じて武器、装備を換装することができる。
CGSの少年たちのリーダー的存在。リーダーシップに優れ、少年たちからの信頼が厚く、本人もそれに応えようと努力している。特に三日月とは幼少の頃から一緒で、兄弟以上の信頼関係を築いている。少年たちが虐げられることなく暮らせるようになるため、CGSへクーデターを決意する。
オルガを支える参謀的なポジションの少年。読書が趣味で穏やかな性格。祖母と年の離れた双子の妹の生活費を稼ぐために、CGSに志願、入隊した。就学経験が有り、少年たちの中では珍しく読み書きができる。
CGS所属の少年の一人で、オルガが入隊するまでは少年たちのリーダー的存在だった。身体能力に優れ頭も良いが、思慮浅い部分があるためカリスマ性は低い。年少組がオルガになつくのが気に入らず、度々オルガに反発する。
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