【夏の学園祭2015】作品初のイベントは、キャラクターごとの名場面や物語の根幹にかかわる話も!? 『Classroom☆Crisis』ステージイベントレポート
現在放送中のTVアニメ『Classroom☆Crisis』より、森久保祥太郎さん(瀬良カイト役)、小澤亜李さん(瀬良ミズキ役)、内田雄馬さん(霧羽ナギサ役)のメインキャスト3名が登場したステージイベント「霧科コーポレーション ビジネスセミナー」が、MF文庫J「夏の学園祭2015」(2015年7月19日(日)開催)にて行われた。
第3話までの名場面や、本作の両翼を担う二人の主人公を演じる森久保さんと内田さんのトークが印象的だったこのイベントの模様を、本稿にてお伝えする。
●夢と現実、相対するふたりの主人公の似ている面は信じる物のために真っ直ぐなところ!
まずは、当日出演のお三方が演じられている3人のキャラクターの第3話までの名場面がスクリーンに流され、その場面についてトークをしていくことに。流されたシーンは、カイトが第2話ラストで、自分自身が過去に出演したTV番組の、自分がインタビューされている映像を見て奮起して、ナギサへ物申しに行くシーン。ミズキは、イリスにスルーされたナギサに一緒に帰ろうか? と声をかけた場面。ナギサは、まさかの第3話エンディング後のシャワーシーンといったラインナップ。
カイトを演じた森久保さんは、今回のシーンに代表されるように、過去に自分がしゃべったことに感化されてもう一度動き出せるような単純さや、熱さ、この真っ直ぐさを「いいじゃないですか!」と語った。「そういうふうに生きられたら良いよなってきっと男なら思うし、僕も演じていてカイトみたいな真っ直ぐな気持ちを忘れちゃいけないなと改めて思った。」とコメント。日常の中でふと忘れがちになるそういった熱い思いを持っている物語で、何かしら見てくれている人に刺さる要素があると、この作品への熱い思いをあらわに。
そんなカイトに対するもう一人の主人公であるナギサを演じる内田さんは、巨大企業のなかで大きな成果を上げてきたからこそ、利益の追求や予算の削減などの現実的な面を高校生ながらも知り、夢を追いかけ続けるカイトとは真っ向からぶつかっているが、カイトとナギサには似ている面があると語る。今はカイトたち「A-TEC」の面々と敵対しているが、自分の信じる物のために真っ直ぐなところはすごく似ているのではとのことで、いつかこのふたりが相容れるようなことはあるのだろうか? と、この先の展開に期待が深まった。
最後はミズキ役の小澤さんが、そんなふたりの男性とは別の視点でコメント。途中で自身が社長を務める本作のWEBラジオ「株式会社 小澤亜季」のネタから、社長と呼ばれるようなネタを挟みつつ、ミズキのことを「優しくて素直で、嫁にしたい(笑)。」と評した。やはり、カイトやナギサのように真っ直ぐな男のフォロー役として、ミズキのような女の子は重要なのだろう。
それぞれのキャラクターの名場面についてのトークが終了すると、続いては「激論! 朝まで生クラ☆クラ!イベントバージョン」のコーナー! これは、本作の公式サイトにて行われている視聴者アンケートの結果について、キャストのみなさんがトークをしていくというもの。
まず最初のテーマは「突然会社から、リストラ宣言!さて、あなたはどうする?」。出演者のみなさんは、森久保さんが“受け入れる”。内田さんが“食い下がる”。小澤さんが“ゴネたら気まずいので諦める”とそれぞれの意見を披露。そして気になるファンの意見は“受け入れる”という回答が78.2パーセントになったが、それでも“食い下がる”という人が2割くらいはいるのかと、キャストのみなさんは少し驚いていた様子。
続いては「会社員のあなた 会社人生で目指すものは?」というテーマ。社長を目指すか目指さないかという問いに、森久保さんは、社長ではなく副社長的な2番手ポジションがいいや、小澤さんもなりたいと思ってなるものじゃないという意見と同じように、会場のみなさんも社長なんて考えもしなかった様子。
やはり人それぞれ色々な考え方があり、目指すものは違うのだろうか? ファンのみなさんの意見も様々で、もちろん目指すならトップがいいという方もいれば、責任を負う立場にではなく現場で働きたいという人も見られ、ファンのみなさんの貴重な意見を聞くことができる有意義なコーナーとなった。
最後は告知コーナーを挟んで、キャストのみなさんの締めの挨拶となったのだが、第5話までの上映会の告知の場面で「5話まで見たらもうやめられない」という意味深なコメントが……。本作を見ていないという人は、物語が盛り上がるのはこれからのようなので、まだ間に合う! ぜひ『Classroom☆Crisis』を一緒に追いかけよう!
■TVアニメ『Classroom☆Crisis』
【放送情報】
MBS: 7月3日より毎週金曜深夜26時10分~
TBS: 7月3日より毎週金曜深夜25時55分~
CBC: 7月3日より毎週金曜深夜26時37分~
BS-TBS:7月4日より毎週土曜深夜24時00分~
GYAO!:7月4日より毎週土曜深夜24時30分~
※放送日時は変更になる場合があります。
[配信情報]
GYAO!:7月4日より毎週土曜深夜24時30分~ ほか各サイトでの配信も実施予定!
【スタッフ】
監督: 長崎健司
シリーズ構成・脚本: 丸戸史明
キャラクター原案: かんざきひろ
キャラクターデザイン: かんざきひろ・石野 聡
アニメーションディレクター: 石野 聡
総作画監督: 石野 聡・吉岡 毅・倉島亜由美
コンセプト美術デザイン: ホッチカズヒロ
メカニカルデザイン: 田中俊成
メカニカルプロップデザイン: 赤石沢貴士
色彩設計: 岩沢れい子
美術監督: 青井 孝・小幡和寛
美術設定: 海老澤卓也
撮影監督: 後藤晴香
編集: 定松 剛
音響監督: 藤田亜紀子
音楽: 林 ゆうき
原作: MONTWO
アニメーション制作: Lay-duce
製作: CC PROJECT
【キャスト】
瀬良カイト:森久保祥太郎
霧羽ナギサ:内田雄馬
白崎イリス:雨宮 天
瀬良ミズキ:小澤亜李
アンジェリーナ:小林ゆう
領家マコト:津田美波
北原コジロー:豊永利行
花岡ツバサ:洲崎 綾
舞岡サクゴ:近藤孝行
能年ユナ:阿澄佳奈
上永谷アキ:夏川椎菜
八槙スバル:南條愛乃
小鳥遊カオルコ:堀江由衣
霧羽カズヒサ:井上和彦
霧羽ユウジ:吉野裕行
笹山セイゴウ:西村知道
【あらすじ】
火星に作られた日本の新たな都道府県のひとつ、「第4東京都」。この都市の経済特区である「霧科市」に、航空宇宙事業で名をあげた超一流企業、「霧科コーポレーション」があった。この会社は様々なジャンルにシェアを広げつつ、「霧科科学技術学園」という私立学校も運営していた。これだけでも特殊なのだが、さらに異彩を放つクラスが学園内にある。
昼は学園で生徒として勉学に勤しみ、放課後は社員として会社に出社し発展型試作ロケットの開発という重要なプロジェクトに携わっているのだ。それが「霧科コーポレーション先行技術開発部 教育開発室」――通称「A-TEC」である。この部署の室長を務める若き天才エンジニア瀬良カイトは、学園に通うA-TECの生徒達の担任教師でもあり、熱血ロケット先生と呼ばれ親しまれて(?)いた。
物語はこのA-TECに転校生がやってくることから始まる。新しい仲間を迎え入れようとするA-TECだが、火星へ向かう途上で転校生が誘拐されてしまう事件が発生。この難局を乗り切れるのは自分たちだけだと判断したカイトはA-TECのメンバーたちと共に、前代未聞の救出作戦に乗り出した――
>>『Classroom☆Crisis』公式サイト
>>『Classroom☆Crisis』公式Twitter