やりごたえがあるリズムゲームに驚愕! 濃密なストーリーに没頭! 新作アプリ『アイドリッシュセブン』プレイレポート&種村有菜先生コメント
『神風怪盗ジャンヌ』『満月をさがして』などで知られる人気少女漫画家・種村有菜先生がキャラクターデザインを務めたことでも話題となった、女性向けスマートフォンアプリ『アイドリッシュセブン』が、8月20日(木)いよいよリリース!
先日、マスコミ向けに開かれた完成披露・ゲーム先行体験会に関する記事を公開したが、ここではゲーム内容をより深く掘り下げたプレイレポートをお届け。項目別に順を追って伝えていこう。もうすでにプレイしている人、これからプレイしようと思っている人、やるかはわからないけど興味はある!という人、どの人にも参考になれば幸いだ。また、記事の後半では種村先生から特別にもらったコメントも公開! どちらもチェックすべし!
★使用端末:iPhone5c(Wi-Fi環境)
●4項目に分けてレポート! 約2時間でストーリーはどこまで進んだ……?
■チュートリアル
ほとんどのゲームアプリでは、はじめてプレイする際にチュートリアルをこなすが、本作では、IDOLiSH7結成までを描いたストーリーをとともに進んでいく。ライブ(リズムゲームパート)のほか、編成・育成などの操作練習もストーリーの途中に行うような感覚なので、特有の“作業感”が少ない。最初から最後まで、無駄なくサクサクと終えられた。
ここでのストーリーは、第1章全6話(!)。詳しい内容はネタバレになるので伏せるが、この章だけでも7人の人となりやアイドルとしての力量、主人公との距離感が伝わってきて、自然と感情移入できる。全メンバー(主人公のぞく)フルボイスと耳でも楽しめるので、イヤホンなどをつけてプレイしたいところ。
■ガシャ・編成
最初にあがる目標といえば、“メンバーを増やす”。本アプリでは「オーディション」と呼ばれるガシャでそれが行える。現状、フレンドポイントを消費して行うノーマルのものと、ステラストーンを消費するレアオーディションの2種があり、レアオーディションのほうが高確率で能力の高いカードを得られるようだ。筆者はひとまず11連を回してみた。
カードがある程度揃ったら、編成。「Shout」「Beat」「Melody」という各属性それぞれに特化したデッキを組んだ。「おまかせ編成」なら、属性ごとに自動で組んでくれるからラク♪
■リズムゲーム
準備が整ったところで、いよいよ“ライブ”へ。IDOLiSH7の『MONSTER GENERATiON』をプレイした。チュートリアルのテストプレイでタップの練習は済んでいるのだが、いざ本番となるとやはり難しい! 他のリズムゲームより判定が厳しく、「やりごたえを感じる作りになっている」といった印象だ。もともとリズムゲームが不得意というのもあるが、最低難度のEASYでも5回やってようやくフルコンボできた(普段は、初期なら1発フルコンが多い)。
また、タップの種類が特徴的で、通常タップ、同時タップ、長押しのほかに“フリック”と“スライド”が。ちなみにEASYより上の難度は、NORMAL、HARD、EXPERT。難度が上がるにつれ、ノーツ(球)をタップする回数が増えたり、アイコンの流れが早くなったりするので、「難しい!」と思ったらまずは特訓あるのみ。最上位判定が出たときの達成感はひとしおだ!
環境によっては、ノーツが見づらい!!ということもあるだろう。そんな時は、【メニュー→オプション→ライブ設定→ノーツカラー変更】の手順でノーツの明るさを変えられるのでお試しあれ。
■ストーリー・メンバー
ストーリーは、約2時間ほどのプレイで3章の3話まで読むことができた。前述のとおり、具体的な内容は記述しないが、新人らしい失敗や衝突を乗り越えていく様が丁寧に描かれており、かなり引き込まれる展開。どのメンバーも、次の行動への“動機”を生む無くてはならない存在になっていて、そういった面からも7人である必要性や、際だつ個性を感じた。
さらに、ストーリーの端々には各メンバーの“秘密”がにおう場面も。「続きを読めば明かされるかも?」と、止まらなくなるほど没頭していた。先行体験会で、「1話あたり5分」「30分アニメに換算すると、18本から20本分」という説明があったのだが、これほどまでの大ボリュームのストーリーを、この内容で読めるのは嬉しい。“推し”が定まったら、イチから読み返すのも楽しいだろう。
また、メンバーの個性を知る方法として、上記ストーリーのほかに「ラビットチャット」がある。各カードに用意されたもので、リズムゲームをこなすことで増える「信頼度」が一定数を満たすと、1話ずつ順に開放されていく。メンバーと主人公、1対1でのメッセージのやりとりということで、親密度倍増♪ より繊細な部分まで垣間見ることができる。気になるメンバーとのチャットからのぞいてみよう。
リズムゲームでのMV映像をはじめ、凝った演出を楽しめるパートも多いのだが、プレイ状態は終始快適。困ることはなかった。これも、ひとつの基準として参考にしてもらいたい。アイドルとして成長していくIDOLiSH7を、みなさんも応援しよう!
●「アイドルらしくさわやかなCMとか観てみたい」種村先生のコメント到着!
そしてここからは、『アイドリッシュセブン』のキャラクターデザインを担当した、種村有菜先生登場! 先日の先行体験会直後にもらったコメントを紹介する。
――ついにリリースとなりますが、直前の今の心境はいかがですか?
種村有菜先生(以下、種村):1年以上前から関わらせていただいていた企画ですので、とても感慨深いです。そしてプロデューサーさんや文太先生、キャストやスタッフの皆様におめでとうございますという祝福の気持ちです。
――新宿駅のイベントなど盛りだくさんの情報が解禁され、リリースを待ち望むファンの間ではすでにたくさんの反響があったようです。そこまでの反響があることについてどう思われますか?
種村:コンテンツとして、注目していただけるのはとても嬉しいですし、個人的にもお仕事の励みになります。事前登録にもたくさんの方が参加してくださったようで、本当にありがとうございます。
――リズムゲームをプレイしてみて、コツはつかめそうでしたか? もしあれば、先生なりのコツを教えてください(タップのタイミングなど)。
種村:私はせっかちな性分なので、つい早めにタップしてしまってBAD判定になることが多いです。曲を聴きこんでリズムに乗ることが大切かなと思います。
――この先も本作に関わるとするなら、どんなふうに関わりたいですか?
種村:もちろんイラストで、どんな形でもいいので参加し続けられたら幸せです。IDOLiSH7の曲を聴きながらIDOLiSH7のイラストを描く時、最高に幸せだと噛み締めてます。
――そもそも、先生にとってアイドルとはどんな存在なのでしょうか?
種村:とにかく可愛い、元気で可愛い。笑顔になりたいとか考える前に笑顔にさせてくれる、そんな存在です。
――IDOLiSH7、TRIGGERそれぞれのグループとしての魅力はどこにあると思いますか?
種村:IDOLiSH7は7人のバランス・アンバランスが魅力だと思っています。とにかくみんながそれぞれに一生懸命で誰かが誰かを支えてる…そんなところがとても可愛くてつい応援したくなります。
TRIGGERはとにかくセクシーで、プロ意識が高いところが素晴らしいです。冷たいように見える関係もお互いを尊重しあって繋がっている…かっこいいなと思います。デザインをした時点ではTRIGGERに肩入れしていましたが、ゲームを進めて内面を知っていくと本当にみんな甲乙つけがたいほど、全員同じくらい大好きになりました。
――この2組は名実ともに“アイドル”として本格始動していきますが、「こんな姿を観てみたい!」といった希望はありますか?
種村:夢は紅白ですかね、あとアイドルらしくさわやかなCMとか観てみたいです。清涼飲料水とかアイスとか。
――最後に、IDOLiSH7とTRIGGERのメンバーに向けて、応援メッセージをお願いします!
種村:みんながアイドルとしてさらに輝けるように、笑顔に華を瞳に光を、添えて力を送ります。一生懸命なみんなが大好きです! これからも頑張りましょう!
ついにサービス開始したアイドリッシュセブン!興味を持った方はダウンロードしてみてはどうだろうか。
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[取材・文/松本まゆげ]
>>『アイドリッシュセブン』公式サイト
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