ドSなヴァンパイアのセクシーな吸血シーンにハラハラ、ドキドキ! 舞台『DIABOLIK LOVERS(ディアボリックラヴァーズ)』ゲネプロレポート
2015年8月26日(水)~30日(日)の期間、六行会ホールにてRejetの大人気作品『DIABOLIK LOVERS(ディアボリックラヴァーズ)』の舞台が公演中です。ドSのヴァンパイア・逆巻6兄弟がヒロイン・小森ユイに次々と迫るシーンはとってもセクシー! 今回は、同作品ゲネプロの様子をお届けいたします!
【メインキャスト】
山崎大輝さん(逆巻アヤト役)
橋本祥平さん(逆巻カナト役)
井深克彦さん(逆巻ライト役)
安里勇哉(TOKYO流星群)さん(逆巻シュウ役)
髙﨑俊吾さん(逆巻レイジ役)
土井一海さん(逆巻スバル役)
高宗歩未さん(小森ユイ役)
末原拓馬(おぼんろ)さん(リヒター役)
雨宮優さん(コーデリア役)
●ドキドキが止まらず、目が釘付け!
開幕と同時に小森ユイが客席から登場。舞台に上がると次々と逆巻兄弟が現れ、血を吸おうと襲い掛かります。ヒロインを取り合う兄弟たちの迫力と、吸血シーンのセクシーさのギャップで終始ドキドキが止まりません! オープニングの兄弟たちが歌って踊るシーンも見どころです。
兄弟たちの過去を知り葛藤する小森ユイに、新たにリヒターとコーデリアの魔の手が伸びます。一難去ってまた一難と、常に危機的な状態に置かれているため、どのシーンも目が離せません。また、ドSな逆巻兄弟たちがふいに見せる甘~い部分はキュンとすること間違いなし! クライマックスには殺陣もあり、あっという間に時間が過ぎていきました。
●キャストインタビュー!
――キャラクターの魅力や本作の見どころについてお聞かせください。
逆巻アヤト役・山崎大輝さん(以下、山崎):乱暴だけど愛されたい願望の強いキャラなので、そういう部分をしっかり表現するよう心掛けました。
逆巻カナト役・橋本祥平さん(以下、橋本):ドSな6人兄弟のバラバラな個性や、吸血シーンでのそれぞれの噛み方に注目して欲しいです。
逆巻ライト役・井深克彦さん(以下、井深):ライトは粘着質ドSなので、2.5次元として表現するときに、普段することがない行動に恥じらいを感じることがありました。最初は戸惑いもあったのですが、原作ファンの方はライトの粘着質ドSな部分が見たいと思ってくださっていると信じて、誇りを持ってユイちゃんを吸血したので、そこを見ていただきたいと思います。
逆巻シュウ役・安里勇哉さん(以下、安里):6兄弟の長男で、無気力系ドSなんですけど、めんどくさがりな部分をどの程度出すのかというところを頑張りました。
逆巻レイジ役・髙﨑俊吾さん(以下、髙﨑):レイジは執事系、真面目ドSです。同じ母を持つシュウとは深い溝があったり、闇の部分を抱えていたりするので、内面的な部分もしっかり皆さんに見せていけるようにしたいと思っています。
逆巻スバル役・土井一海さん(以下、土井):スバルは6兄弟のなかで1番人間味があると思っていて、物を壊したりするのも「強い自分を見せて弱い自分を隠す」っていう人間的な部分だと思うので、そういうところをしっかり表現するようにしました。
小森ユイ役・高宗歩未さん(以下、高宗さん):すごく可愛らしくて、でもたくましいという素晴らしい女性を演じさせていただきました。本作はお客様が主人公なので、いかに共感していただけるか、近い距離で演じられるかということを意識しました。
リヒター役・末原拓馬さん(以下、末原さん):ゲームと原作が長く愛されているので、用意された時間にその魅力が入りきらない部分もあるかと思いますが、この舞台にしかないメッセージ性やエッセンスをお見せできればと思っています。リヒターはとても繊細で、コーデリアを生き返らすことを夢見たり、強がっていても弱かったり…人間より強い存在であるヴァンパイアなのに人間以上にぐずぐずで。でも泥沼状態のところに身を置いているのが心地よくもあったり。こういう世界観だからこそ伝えられるものがあると思っています。
コーデリア役・雨宮優さん(以下、雨宮さん):本作は1人1人のキャラクターが魅力的で個性が際立っているので、そのなかでコーデリアとして存在するため、息子たちのドSに負けないくらいのドSで演じられるよう頑張りました。
――役作りをする上で意識したことはなんですか?
山崎:この作品で重要な色気ですね。皆それぞれ吸血シーンがあるんですけど、そのときにいかにスイッチを入れて色気を出してユイちゃんに迫るかっていう部分にかなり苦戦しました。頑張りました。
橋本:ヤンデレドSと言われる、良く言えば感情豊か、悪く言えば情緒不安定という素晴らしい役を演じさせていただいているのですが、そのなかでも母親がかまってくれなかった寂しさであったり、カナトの様々な感情だったりを舞台上で表現するように意識しました。
井深:自分自身はライトの粘着質ドSとは真逆でサラサラドMなので、自分のなかから粘着質ドSな部分を引き出すのに苦労しました。相手役のユイちゃんと相談しながら演じてきたのですが、原作にもある太ももを噛むシーンが過激なので、ユイ役・高宗さんの事務所の人はどう見るんだろうってドキドキしてました(笑)。でも、原作ファンの方も楽しみにしているシーンだと思うので、しっかり演じられるように頑張りました。
安里:どんなにめんどくさがりでも服を着たままお風呂に入ることってなかなかないので、そのシーンでの気持ちの持っていき方が難しかったです。また、それぞれがユイちゃんを欲しいと思っているけれどシュウはどんな風に思っているのか、レイジに敵対心を持たれていることに対してシュウは何を思うのか、そういった感情をどうして表現していくかを考えました。
髙﨑:6兄弟のなかで1番立ち居振る舞いが綺麗なのが印象的だったので、常に足をピッと揃えることを意識しました。あと、僕自身笑い上戸なんですけど、大笑いすることができないキャラなので、そこは少し苦労しました(笑)。
土井:スバルは出生秘話が悲しい子で、実際自分がそうだったらどう思うだろう、やっぱり悲しいだろうなと感情移入しつつ演じたり、原作の声優さんに寄せられるように心がけました。
高宗:唯一人間ということで、ヴァンパイアのなかに1人で飛び込んでいって吸血されながらも許しているところはドMだなぁって(笑)。でもその懐の深さを表現していったつもりです。また、ヴァンパイアの皆さんをいかにかっこよく見せるか、いかに吸血したいと思ってもらえるか、という部分を頑張りました。
末原:悪役なので、僕がしっかりしないと話しが進まない。悪役って言っても悪いことをしているわけじゃなくて、逆巻兄弟たちとベクトルが違うだけで…そこをどう表現したら綺麗に回っていくのかなって考えました。僕がしっかり演じることで逆巻兄弟たちのベクトルもよく見えるんだろうなと。あと、言葉ではこう言っているけど、本当はこういうことを考えているんじゃないかっていうことを読み込んで演じました。また、当主になりたいって言うヒエラルキーのところと、悲しさや誰かを愛する気持ちと、オジサンっぽく見せるにはどうすればいいかなどを意識しました。
雨宮:見た目から受ける印象は強くてセクシーなんですが、彼女のなかにある欲深さやかっこよさを大切に演じました。
―――最後に代表で山崎さんから挨拶をお願いいたします。
山崎:本当に魅力的な作品になっています。また、キャストそれぞれ新たな魅力を本作の舞台で引き出せたらと思っています。皆様ぜひよろしくお願いいたします。
◆公演情報
原作:アニメDIABOLIK LOVERS/原作協力:DIABOLIK LOVERS PROJECT
脚本:太田ぐいや/演出:なるせゆうせい
出演:山崎大輝、橋本祥平、井深克彦、安里勇哉(TOKYO流星群)、髙﨑俊吾、土井一海、
高宗歩未、雨宮優、末原拓馬(おぼんろ)
公演日程:2015年8月26日(水)~30日(日)
会場:六行会ホール (東京都品川区北品川2-32-3)
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(C)舞台「DIABOLIK LOVERS」製作委員会