“生っぽい”楽曲に「いつもとは違う不思議な感覚」 ゲームアプリ『夢色キャスト』朝日奈響也役・逢坂良太さんのコメント公開
小さなミュージカル劇団で、脚本を務めていた主人公。かねてからの夢だったその仕事に、やり甲斐を感じながら日々を過ごしていたが……次なる演目の執筆にとりかかっていた最中、劇団は突然解散。一瞬で演劇の道が絶たれてしまった。
行き場を失い、茫然とする主人公。そんな彼女のもとに「夢色カンパニー」という劇団の団員があらわれ、こう言った。「俺たちに力を貸して欲しいんだ!」と――
ミュージカル劇団「夢色カンパニー」の脚本家となり、キャストと絆を深めながら“日本一のミュージカル劇団”目指す、スマートフォン用ゲーム『夢色キャスト』。恋愛ドラマ、リズムアクション、ファームという3つの要素を備えた女性向けアプリで、セガとランティスがタッグを組んだことでも話題作だ。加えて、メインキャラとなる7人の団員役には、逢坂良太さん、花江夏樹さん、豊永利行さんら豪華声優陣を起用! リズムゲーム内楽曲には、Lyric Producerとして畑亜貴さんを迎えるなど、さまざまな面から注目が集まっている。
そんなアプリについてもっと詳しくお伝えするべく、アニメイトTVでは声優陣からのコメントを紹介! これから7回に分けてお届けしていく。ひとり目に登場するのは、逢坂良太さんだ。果たして、逢坂さんは自身の役とどう向き合ったのか? “劇団”や“音楽”についてのこぼれ話も含め、一問一答形式で見ていただこう。
■ “ソシャゲ中心の生活”だった過去もポツリ 朝日奈響也役・逢坂良太さん一問一答
Q. ご自身が演じる役に共感する部分はありますか?
A. 共感するところは、ぶっちゃけないですね。というのも、響也が顔も性格もイケメンであまりにも王子様すぎるので悪いところが見当たらないんですよ。あえて挙げるとするなら“暑苦しすぎるところ”だと思うんですけど、そのへんはシナリオを進めていただけると「ああ、こういう性格になるよね」と納得していただけるところだと思いますし。本当に、悪いところがないヤツなんです。だからこそ、収録では“悪さ”が出ないように気をつけました。誰かをいじるようなセリフでも、悪口に聞こえないようにと意識して演じています。
Q. 逢坂さんから見て、主人公はどのように映りましたか?
A. 主人公も本当に純粋な性格しているので、響也と似た感じはあります。脚本家と役者っていう違いこそありますけど「お客さんに楽しんでもらいたい」っていう、持っている目標は一緒ですし。そこから、いろんな劇団員と触れ合ってそれぞれのルートに入るんですけど、例えばちょっとひねくれた性格のキャラクターでも、惹かれたり「おもしろいやつだな」と思ったりするようなので。やっぱり、どのキャラクターも主人公に触れることでちょっとずつ影響されていくっていう印象は受けました。
Q. 『夢色キャスト』のリズムゲームパートをプレイしてみて、どう感じましたか?
A. 僕自身、昔から音ゲーはよくやっていたんですが、実際にプレイしてみて、わかりやすくて楽しいなと思いましたね。ぶっちゃけ音ゲーって、シングルタップ、ダブルタップ、長押しの3つをおぼえれば大体できるじゃないですか。あとは、自分の反射神経次第。なので、あまり人を選ばないと思うんです。慣れてない人は最初こそ「難しい」と感じるでしょうけど、ちょこちょことやっていくうちに慣れてきて、「もっと難しい曲にも挑戦したい!」って気持ちになると思います。楽曲はゲームを進めていくごとに増えるので、長く楽しんでもらえると思います。
Q. リズムゲーム以外にもさまざまなパートがありますが、こちらに関してはどう感じましたか?
A. そうそう、音ゲーだけでも遊べるのに、乙女ゲーの要素もあるし、劇場もいじれる(ファーム要素)んですよね。やることがいっぱいありすぎて、睡眠時間削られるんだろうなって思ったりします……(笑)。スタミナ制とはいえ、とくに最初のうちはいろんなアイテムがもらえたりするので、際限なくできちゃってやめどころがわからなかったりしますからね。
ちなみに、僕はそういう経験あるんですよ。一番最初にやったソーシャルゲームは、朝5時にリセットされる設定だったので、その時間まで寝るか起きてるかでよく悩んでました(笑)。それに、その時間帯に対戦すると勝ちやすかったりもしたので。仲間と一緒にずーっとやってましたね。僕はそのくらいソーシャルゲーム中心の生活を送っていたことがありますが、みなさんはそこまで無理することなくあいた時間に気軽にやってもらって、長く続けてもらえたらいいなと思います。要素は本当に充実しているので。
Q. 畑亜貴さんが歌詞を担当しているという点でも注目されている楽曲ですが、聴いたときの印象を教えてください。
A. 今回のテーマがミュージカルということで、“生っぽい”感じがしました。音楽プレイヤーで、いつでもどこでも繰り返し聴くのとはまた違うというか。1日1回やる舞台を観に行って、そこで聴いているみたいなライブ感がありますね。いつもとは違う不思議な感覚です。しかも、舞台の演目に合わせて作っているので、楽曲によってテーマも曲調もかなり違うんですよ。そういう意味でも新しさが感じられると思います。実際に歌ってみて、自分一人の時はそんなに感じることは多くなかったんですけど、全員の声が合わさったものを聴いたら、ここまで違うか!っていうくらいミュージカル感があって。それが印象的でした。
Q. 逢坂さんが夢色カンパニーのような劇団に入るとしたら、どんな分野で活躍したいですか?
A. うーーん、活躍できないですね……。とくにミュージカルは、確実にダンスがあるじゃないですか。演じなきゃいけないプラス、歌わなきゃいけないプラス、踊りもってなったら、今の僕には無理です!(笑) 裏方だったとしても、演出とかができるわけでもないしなあ……。やれることないですね(笑)。強いて言うなら、男なので体力仕事になるのかなあ? 声だけならなんとかなるんですけど(笑)。
Q. 『夢色キャスト』は音楽も大切な要素になっていますが、どんな音楽を聴くことが多いですか?
A. 僕、アニソンが好きでよく聴いてますけど、最近はちょっと昔の曲を聴いたりもしてます。昔と言っても、子どものころ聴いてた90年代の曲なんですけど。そういうのを聴いて、懐かしく感じることが多いですね。今は、V6のベストアルバムを毎日聴いています。世代だったっていうのもあってV6が好きで、衝動買いしちゃったんですよ。V6は、歌はもちろんなんですけど、ひとりひとりのキャラクターも好きなんです。坂本さんやイノッチさんの落ち着いた雰囲気とか。それに、長野さんはティガ(※)で、思いっきり世代なんで(笑)。主題歌もV6でしたし。そういう、いろんな思い出も含めて浸ってます。V6の初期の曲は、ユーロビートっぽいのが多いので、元気にもなれますね。
※:ウルトラマンティガ。1996年より放送。ティガに変身するマドカ・ダイゴ役を、V6の長野博さんが演じた
Q. いろいろ聞いてきましたが、最後に『夢色キャスト』のなかで逢坂さんがとくに押したいところを教えてください!
A. 個別シナリオも魅力的なんですけど、ゲーム好き・音ゲー好きとしては、やっぱり音ゲーのほうに注目していただきたいなと思います。このゲームは、そこがキモだと思いますので。始めたばかりの頃はプレイできる曲も少ないと思いますけど、徐々に徐々に開放していく楽しみっていうのもあるでしょうし、気長に楽しんでいただくゲームだなと思います。前の質問のときにも言いましたが、あいてる時間に少しずつ楽しんでもらって、長い目で見てもらえればいいなと思います。続けるかたが多ければ多いほど、追加コンテンツとかもあるでしょうし、曲も増えるでしょうし。幅広く広げられる作品だなと感じますので!
◆夢色キャストとは
『夢色キャスト』とは、ミュージカル劇団「夢色カンパニー」に脚本家として入団したプレイヤーが、7人のキャストと共に劇団を盛り上げていく、笑いあり、涙あり、恋あり!の新感覚ドラマチックミュージカルリズムゲームです。
【夢色キャスト】
ジャンル:ミュージカルリズムゲーム
価格:基本無料(アイテム課金あり)
サービス開始:iOS/Android 今秋配信予定
メーカー:セガゲームス
[クリエイター]
Lyric Producer:畑 亜貴
メインキャラクターデザイン:ののかなこ[FiFS]
キャラクタースーパーバイザー:曽我部修司[FiFS]
原作・シナリオ:夢色カンパニー
[CAST]
逢坂良太、花江夏樹、豊永利行、上村祐翔、林勇、小野友樹、畠中祐
>>『夢色キャスト』公式サイト
>>『夢色キャスト』公式Twitter(@yumecast)
>>『夢色キャスト』公式Facebook