【写真追加!】4部アニメ化も発表! 小野大輔さんら出演「ジョジョの奇妙な冒険SC」イベントレポート
2015年10月24日(土)、東京国際フォーラムにおいて、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』スペシャルイベント「THE LAST CRUSADERS」が開催された。空条承太郎役の小野大輔さん、ジョセフ・ジョースター役の石塚運昇さん、モハメド・アヴドゥル役の三宅健太さん、花京院典明役の平川大輔さん、ジャン・ピエール・ポルナレフ役の小松史法さん、イギー役の福圓美里さん、そしてOPアーティストの富永TOMMY弘明さん、Codaさん、橋本仁さんが登壇。スターダストクルセイダースのイベントは数多く行われているが、主要キャスト全員が揃うのはこれが初。豪華キャストとアーティストが出演。そして4部のアニメ化が発表されたイベントの様子をレポートしよう。
■ キャスト陣の願望を叶える!? 「スターダストクルセイダースラストトーク!」
まずは、アニメイベントではお馴染みのニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんがナビゲーターとして登場。このイベントはBD/DVDにはならないことが決定していると衝撃のアナウンス。今回のイベントは、今後どこにも映像が出ません。
つづいて、ジョセフ・ジョースター役の石塚運昇さん、モハメド・アヴドゥル役の三宅健太さん、花京院典明役の平川大輔さん、ジャン・ピエール・ポルナレフ役の小松史法さん、イギー役の福圓美里さん、そして、空条承太郎役の小野大輔さんが順に登壇。みなさん、ご自身の役をイメージした服装でのご登場で、後でMCの吉田さんにキャストのみなさんはこの機会にコスプレをしようとしすぎだと指摘されるほどの素晴らしい衣装っぷりだった。
キャスト6名が登壇し、順にコメント。小野さんの「やかましい! うっとおしいぞこのアマ!」から始まり、石塚さんが楽しんでいってくださいと普通に挨拶したのも束の間、三宅さんは「YES I AM!」、平川さんも第一声は花京院の声で、小松さんも「トレビアン」、福圓さんに至っては人語ではなくイギー語(?)で「こんにちは」と挨拶し、会場はジョジョらしい空気に時折歓声があがっていた。
ステージのセットにも話が及び、発注した先にもジョジョ好きの方がいらして、DIOの館をイメージした素晴らしいセットができあがったのだと明かされた。
最初のコーナーは、「スターダストクルセイダース ラストトーク!」。
前日に配信されたラジオの中でも語られていた、キャストに何をやりたいのかを聞いたというコーナーで、まずは小野さんの「時を止めたいッ!」という希望を叶えることに。承太郎と同じように時を止める能力を身に付けたという小野さんが、まずは3秒で石塚さんの椅子をまわして後ろ向きにし、次の3秒では平川さんを殴り飛ばし、さらには9秒で小松さんを舞台の袖に連れて行くという、キャストのあたたかい協力で成り立っている茶番劇だったが、小野さんも会場も上機嫌な様子だった。最後に、「小野時間での9秒」として、かなり長い時間を停止。ステージ中央にキャスト全員を集め、デジカメで集合写真を撮影した。
次は、石塚さんが希望を出さなかったとのことで、またしても小野さんの希望。「今、再びジョセフ・ジョースターに言って欲しい」として、若き日のジョースター(CV杉田智和さん)のセリフを、今のジョースターさんで言って欲しいというもの。「早く逃げないと舌入れてキスするぞ」「ハッピーうれピーよろピくね」を石塚さんが熱演。会場は大いにわいた。
そして、「表面張力ゲームがやりたいッ!」と三宅さん。
三宅さんの指名で石塚さんと実際に表面張力ゲームをすることに。テーブルには、かっこいいウイスキーっぽい烏龍茶と、脱脂綿とチョコと大量の500円玉。さすがはジョジョのイベント! 負けた方には、コインになってもらうべく、福圓さんに頬を挟まれるという罰ゲーム付きです。なぜか脱脂綿を使う二人だが、小野さんのジャッジでイカサマ判定はされず。結局、3枚を入れて失敗した三宅さんが負けたが、どうやらご満悦いただけたようだ。
さらに、「アイズオブヘブンの映像を大スクリーンで見たいッ!」という三宅さんのリクエストで、なんとこのイベントで初出しになる映像を公開。花京院が生き返るシーンでは、思わず感動の声が漏れた。
アイズオブヘブンは、第3部が終わった後から始まるアナザー・ストーリー。PS4とPS3で、それぞれパッケージ版とダウンロード版が、12月17日に発売予定だ。1部から8部のキャラクタを自由に組み合わせて使うことができ、オンライン対戦などもできるらしい。また、荒木飛呂彦先生の完全監修とのこと。発売が待ち遠しい。
つづいて、「みんなで記念撮影がしたいッ!」と平川さん。
単に記念撮影をしてもジョジョのイベントらしくないため、ジョジョらしいポーズを取って撮影しようという趣向だ。福圓さんのアブドゥルの後ろで小松さんがマジシャンズレッドのポーズをしたり、ハーミットパープルを平川さんが全身で表現したりと、なかなかに面白い撮影の後、全員でイギーの変顔(とても映像化はできないであろう再現率だった)、最後に、パンフレットの表紙にも使われている、6人全員のかっこいいポーズの撮影で終了した。
小松さんは、「会場の皆さんに聞きたいッ!」として、持参したメモをもとに会場にアンケート。「ここにいる6人の中で、ポルナレフが一番好きだ!」では、残念ながらNOの人もわりといたが、「細マッチョよりムキムキマッチョが好きだ」では、会場から「YES YES YES」と大きな声があがった。最後の「もしかしてオラオラですか?」では、会場は「YES」。そして小野さんが「オラオラ」を披露してくれた。
最後に、福圓さんが「コーヒー味のチューインガムを食べてみたいッ!」とリクエスト。
昔は日本でも販売されていたというコーヒー味のガムは、現在は国内で唯一作っていたところもすべて賞味期限切れで、入手は困難だと言われていたが、なんとスタッフが海外でも探し、アメリカにはあったと会場に登場。通常のガムよりも高く、5倍くらいの値段がするのだそうですよ。
■ 豪華10曲生ライブ!
全員がクチャクチャとガムを噛み始めてしまったところで、キャスト陣はいったん袖へ。そして、ここからライブパートに突入。
富永TOMMY弘明さんが「ジョジョ ~その血の運命(さだめ)~」を、Codaさんが「BLOODY STREAM」を、そして橋本仁さんが「STAND PROUD」をと、ジョジョの歴代OP曲を熱唱した。
さらに、それぞれが出している「ジョジョの奇妙な冒険 The anthology songs」より、「OH MY GOD,JAHHHHHHH!」「IGGY WALK」「Fire of Soul」「NAKED SILVER」「Goodbye Nostalgia」「Star Platinum」の6曲を歌い上げ、最後に最新のエジプト編OPである「ジョジョ その血の記憶~end of THE WORLD~」でライブパートを終えた。
■ そして感動の生アフレコへ…
最後のコーナーは、「スペシャル生アテレコ」。
再びキャスト陣が登場し、第25、26話より「愚者」のイギーと「ゲブ神」のンドゥール、第31話より「バステト女神」のマライア、第39話より地獄の門番ペット・ショップ、第42~44話より亜空の瘴気ヴァニラ・アイス、第46話よりDIOの世界その2、そして最終話第48話より遥かなる旅路 さらば友よ、が生アテレコされた。
アブドゥルとジョースターが磁力でくっつくシーンなどでは笑いが起こっていたが、終盤になるにつれ、会場は波を打ったように静かになり、キャストも感極まった様子が印象的だった。最後には大きな拍手が沸き起こった。
その後最後のトークでは、キャスト全員が「もう一度できるのかという不安があった」といい、そして同時に、「この人たちと一緒なら」「共演者の顔を見れば」できると思えたのだと語った。
最後に、アーティスト3名も呼び込んでひとことずつ挨拶。自分の記憶だったのではないかと錯覚するほどにみんなと素敵な旅を過ごせたという福圓さん、この時間を過ごせたことを宝物にしたいという小松さん、ここにはいらっしゃらないDIO役の子安武人さんにも力をもらえたという平川さん、ジョジョ愛という肉の芽を植え付けられたみなさんと過ごせて幸せだという三宅さん、最初はまったくどんな作品かもわからなかったがこの旅は本当に楽しかったという石塚さん、そして、ずっと仲間と一緒に旅をしてきた感覚があり、いちばん身近にいるSCのメンバーはもちろん、老若男女問わずそれぞれがジョジョという星の引力にひかれてきた星で、それが集まってSCがここまでこれたという小野さん。小野さんの「終わったよ」の声で、思わず会場のファンが涙ぐみ、感動の中でフィナーレを迎えた。
■ 第4部アニメ化決定イイー!!
エンディングロールで終了、と思われたところに、新たな告知!
なんと、『ジョジョの奇妙な冒険』の第4部、「ダイヤモンドは砕けない」が、TVアニメ化決定イイー!!
詳細は今後のジョジョの奇妙な冒険公式サイトほかで要チェックだ。
<第三部 『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』>
【キャスト】
空条承太郎:小野大輔
ジョセフ・ジョースター:石塚運昇
モハメド・アヴドゥル:三宅健太
花京院典明:平川大輔
ジャン・ピエール・ポルナレフ:小松史法
イギー:福圓美里
DIO:子安武人
<第四部情報>
第四部「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」
TVアニメ化決定
公式サイト:http://jojo-animation.com/
マルシー
(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会
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