おそ松、“本領”発揮か!? TVアニメ『おそ松さん』第6話「おたんじょうび会ダジョー」「イヤミの大発見」を【振り返り松】
TVアニメ『おそ松さん』の各話エピーソードを、ネット上にあがった視聴者の声とともに振り返る【振り返り松】。今回は、11月9日深夜より順次放送された第6話について紹介していきます。
ハタ坊から誕生日会の招待状を受け取った6つ子たち。ナゾの多い彼が今どんな暮らしをしているのか? なかば興味本位で行ってみると……そこには、松野家とは比べものにならない超セレブな光景が!! 6つ子は「子どもの頃ないがしろにしてたヤツが……」と、すっかり縮みあがってしまいます。
……というわけで、ついに『おそ松さん』でハタ坊が本格始動! 6つ子とのやりとりが存分にみられました。金儲けに関する嗅覚は身につけてしまったものの、6つ子との再会をよろこび駆けまわるなど、基本的には昔のままなハタ坊。なかでも、兄弟げんかをはじめたおそ松たちを見て「仲良くするジョー」と泣き出す彼は印象的なものに。視聴者から「ハタ坊かわいすぎ!」との声が続出しました。
また、そんなハタ坊に向かって「お金分けてよ」とねだったおそ松からは、本作で描くべき彼の真の姿を見たような気も。「ゲスい! おそ松最低だな(笑)」「『1億? 10億?』って聞いてくれたのに、そこは100万でいいんだ(笑)」と、「(笑)」とともに受け入れる視聴者が多数見られました。何も成さぬまま、「なりたいものはカリスマ・レジェンド・人間国宝!」と自信満々に言えてしまう彼だからこそ、光るシーンになった……のかも!?
ハタ坊とは打って変わって、没落生活をおくるイヤミ。そんな彼に“とある秘密”が発見され、急激に成り上がっていくという波乱万丈ストーリー。6つ子のうち、主に登場したのはおそ松のみという点も特徴的でした。
そんなわけで、Bパートはイヤミ回! 第3話の「こぼれ話集」のなかで、6つ子たちに家具やら壁やらなにからなにまで取り払われたために、住まいをなくしたイヤミ。今回のエピーソードは、それを経たイヤミが描かれた……? 憶測の域は超えませんが、視聴者からも「だから橋の下に住んでるのかな?」といった声が多数あがっていました。しかも、それに追い打ちをかけるように、競馬に負けまくる姿まで……。あまりの不憫さに、「ああ……」と言葉を失う様子まで見られました。
ともあれ、これぞ『おそ松さん』! 競馬のくだりをはじめ、“赤塚イズム”を継承したかのような超次元ギャグが多発! オチへ向けて、めまぐるしい展開が楽しめました。そのためか、ネット上では「こういう話が観たかった!」といった賞賛の声が後を絶ちませんでした。
ちなみにこのエピーソードでのおそ松は、「ハタ坊をかばう姿ににキュンとした」など、“お兄ちゃん”ぶりが要所で見られました。オチでは、ハタ坊回同様ゲスい面も見せていましたが、ハタ坊とイヤミの陰でしっかりと魅力を押し出した彼は、やはり本作タイトルにふさわしい存在ですね♪
■TVアニメ『おそ松さん』
【放送情報】
テレビ東京、テレビ大阪 毎週月曜深夜1時35分
テレビ愛知 毎週月曜深夜3時05分
BSジャパン 毎週土曜深夜0時00分
AT-X 毎週火曜深夜0時30分
【スタッフ】
原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫/「週刊少年サンデー」(1962年~1969年)他で連載
監督:藤田 陽一
キャラクターデザイン:浅野 直之
シリーズ構成:松原 秀
美術監督:田村 せいき
色彩設計:垣田 由紀子
撮影監督:福士 享
編集:坂本 久美子
音楽:橋本 由香利
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
音響監督:菊田 浩巳
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:studioぴえろ
【キャスト】
櫻井 孝宏(おそ松)
中村 悠一(カラ松)
神谷 浩史(チョロ松)
福山 潤(一松)
小野 大輔(十四松)
入野 自由(トド松)
遠藤 綾(トト子)
鈴村 健一(イヤミ)
國立 幸(チビ太)
上田燿司(デカパン)
飛田 展男(ダヨーン)
斎藤 桃子(ハタ坊) ほか
【楽曲情報】
●OPテーマ/A応P「はなまるぴっぴはよいこだけ」
2015年11月11日(水)発売 1,204円(税抜) 発売元:アルテメイト
●EDテーマ
『SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~』
VOICE by イヤミ feat.おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松
2015年12月16日発売 1500円(税抜)
【パッケージ情報】
●Blu-ray&DVD『おそ松さん』第一松
2016年1月29日(金)発売
Blu-ray 6800円(税抜) DVD 5800円(税抜)
>>TVアニメ『おそ松さん』公式サイト
>>TVアニメ『おそ松さん』公式Twitter(@osomatsu_PR)