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TVアニメ『ハッカドール』OP&ED曲でも楽しく捗らせます!

OP&ED曲でも楽しく捗らせます!『ハッカドール』高木美佑さん、奥野香耶さん、山下七海さんにインタビュー

 好評放送中のTVアニメ『ハッカドール THE あにめ?しょん』 。衝撃的なエピソードの数々はお茶の間を爆笑の渦に巻き込んでいます。そんな本作のOP曲「Touch Tap Baby」とED曲「Happy Days Refrain」が2015年11月25日に発売! こちらもドタバタなキャラクターたちと同様に、楽しませてくれる1枚になること間違いなしです。

 本稿では、高木美佑さん(1号 役)、奥野香耶さん(2号 役)、山下七海さん(3号 役)へ発売されたばかりのCDについて伺ったインタビューの模様をお伝えしていきます。今回は、3人に歌詞やMVを実際に見てもらいながらのインタビューです。読者のみなさんも曲を聴きながら、歌詞カードを見ながら、MVを見ながら、3人の空気感をお楽しみください。

 また、前回行ったアニメについてのインタビューのお話しも登場しているので、まだ読まれていない方は下記の記事をチェックすることをオススメします!

>>夢は止まらない!?『ハッカドール』キャストインタビュー


■ ご家族からは予想通りの反応が……!

──前回はアニメ放送前にインタビューをさせていただきましたが、放送後の反響はいかがでしたか?

高木美佑さん(以下、高木):お渡し会などでファンの方からは「すごく面白かった」「笑った」って言ってもらえました。よかったです(笑)。

山下七海さん(以下、山下):だいぶ攻めてるから「大丈夫なのかな……?」と思っていたんですけど、無事に放送されてよかったです(笑)。

高木:家族も「面白かったよ」って喜んでくれたんですけど、お母さんに「お婆ちゃんには見せられないかな……」って言われちゃいました(笑)。

一同:(笑)。

奥野香耶さん(以下、奥野):第4話とかね……(笑)。あれは母に、「お父さんには絶対見せないでね」ってお願いしました。


──確かに(笑)。見せたら怒られそう……。

山下:「うちの香耶が!」ってなりそう!


──みなさんなかなかの反響があるみたいで……。そしてついに11月25日にOPとEDが発売になります。今までを振り返っていかがですか?

山下:『ハッカドール』ではいろんなことをやったので、ひとつひとつのことをあまり覚えてないですね(笑)。バーッと時間が過ぎちゃって。

高木:あっという間でした。イベントもやったし、曲の収録とかMVの撮影とかもやりました。

奥野:アニメが始まる前までは「アニメ始まるんだ! 信じられない!」と思っていた時期があって、いざ始まってみるとドドドドって怒涛の日々が待っていて。『ハッカドール』ってここまでやるんだってビックリしましたね。

──それぞれの曲の印象もお聞きしたいのですが。まずはOP「Touch Tap Baby」はいかがでしょう?

高木:「Touch Tap Baby」はハッカドールちゃんたちの可愛らしいところが出ている曲で、3人が楽しんでいる様子がよく出ていると思います。「わーいわーい」とか擬音も多くて、歌っていても『ハッカドール』らしさがあって、しっくりきましたね。「TOUCH TOUCH BABY」っていうところも、スマホアプリに影響されている感じがしていいなと思います。

山下:畑亜貴さんは、よくあんなすごい歌詞書けるなと思いますよね。「机上の愛を語りたい」っていう歌詞があるんですけど、収録のときは「3号だから語りたくなさそうに歌って」って言われたんです。私自身、机上の愛っていうのがよくわからなくて(笑)。わからないまま歌っちゃいました(笑)。

他にもキャラクターらしさを出して歌ってほしいと言われたんですけど、ポップな曲調で3号のテンションの低さを出すバランスが難しかったです。

奥野:音程という意味では2号は歌いやすかったですね。でも、合間合間の「わーいわーい」みたいなところを2号ちゃんがどうやって言うのか全然想像がつなかったんです。なんとか、周りのみなさんのおかげで収録できましたね。

──やっぱりキャラクターで歌うのと、ご自身で歌うのは心持が違うものなんですか?

高木:今回で言うと、1号の元気のよさを落とさないように歌うのとか違うかなと思います。普通に歌おうとすると年齢感が上がっちゃいますから。収録では、自分が楽しく歌ったら1号に反映されるかなと思って挑みましたね。キャラクターがあまり何も考えていない感じじゃないですか(笑)。なので、とにかく楽しくやろうと思いました。

山下:私は3号を演じるときに普段の自分と全然違った声色を意識的に使っているので、それを歌に反映させるのが難しかったです。3号の声色で歌えるように、イントロで3号台詞を言ったりしていました。

奥野:2号はやっぱりセクシーさを求められるので、語尾をしゃくってみたりはしていました。私も自分の歌声とは全然違うので、ちょっと落ち着いた感じを出せるように頑張りました。


──なるほど。EDの「Happy Days Refrain」の方はいかがでしたか?

高木:実は収録はけっこう前にやっていて、EDに使われるのは知らなかったんです。アプリの『ハッカドール』で何かやるのかな? くらいに思っていました。そういう意味ではOPよりも自由に歌っているかもしれませんね。

山下:アニメのアフレコも始まっていないときに収録していたので、キャラクター性も出しているんですけど、素の自分も入りながら歌っていると思います。

奥野:EDはサビの音が2号で出なくて……。けっこう高くて自分の限界を出してる感じはします。高かった~(笑)。出来上がったものを聴くと、二人になんとか支えられて成り立っている私! みたいでした(笑)。二人に感謝ですね。

 
 
■ 可愛らしい声、軽快なダンスに注目!

──先ほどお話しにも出ていましたが、みなさんの好きな歌詞やフレーズをお聞きしたいのですが。まずはOPから。

高木:「TAP TAP DARLING」っていう言い回しが可愛いですよね。げそいくお監督も「ここOPで使いたい!」って言ってくださったんですよ。

山下:3号って生意気な感じなので、だいたいダルダルに歌ってます。でもここだけ、みんなで歌っているので聴こえにくいかもしれないけど、3号のオンリーのやつで聴いたらすごくデレているんです! 個人的に「DARLING」の後にハートがついてる感じで歌いました。CDには3人のバージョンしかないけど、耳を澄ませて聴いてほしいなー。

高木:私も上目遣いを意識して歌ったから、レコーディング中は目線が上に行ってたかもしれない(笑)。

奥野:「サブカルチャー・メインカルチャー」「マイノリティ・マジョリティ」っていうところが語呂が良くて歌っていてしっくりきました。


──自分が好きなところでテンションが上がったりとかもするんですか?

山下:だいたい歌いやすいところが好きですね!

一同:(笑)。

高木:私もー!

──なるほどね(笑)。奥野さんは「ウェーイ」系が嫌いだそうですが、その後どうですか?

奥野:相変わらず嫌いです(笑)。

一同:(笑)。

高木:でも、ライブは盛り上がりましたね。アニメが始まる前に「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2015」で披露させてもらったんですけど、まだ始まってもいないのにお客さんがコールを入れてくれて嬉しかったです。すごいなって思いました。


──流石ファンですね。続いてEDの歌詞はどうでしょう?

高木:出だしの「過ぎちゃうのエブリデイ」っていうところの「の」は可愛く歌ったので聴いてほしいですね。高いところをはじけるような感じで歌っています。

山下:私は「イミフなことなんてケチらせ」っていうところが好きですね。生意気な感じが3号にも合っていますし。

高木:「ぐるぐる回り道」のバックの音楽も可愛いよね。曲調がAメロからガラッと変わって、本当に回り道しているような感じがしました。

奥野:振りも含めて「ワンツースリーではじめよう!」っていうところが好きです。3人で1、2、3って指でポーズするところが可愛くて。


──せっかくなので、MVを見ながら収録中の感想などを聞いていきましょうか。

奥野:私、ED最後まで見れてない……。


──本当ですか!? ではぜひこの機会に。まずはOPから。

高木:背景が付けたされてる! ビックリした! 背景の三角のセットがとっても綺麗でしたよ。ピカピカして本当にステージみたいでした。

山下:殺風景なスタジオだったので、こんなに効果がついているとは思いませんでした!

高木:このMVをスタッフさんと一緒に見たんだけど、香港のアイドルみたいって言われて(笑)。

奥野&山下:えー!

スタッフ:香港とかで流れてそうだよねって言ってました(笑)。

高木:これけっこう踊ったよね。20~30くらい?

山下:次の日、足がパンパンでした……(笑)。


──では続いてEDを。

山下:腕についているビーズの数が1号がひとつ、2号がふたつ、3号が3つになっているんですよ。スタイリストさんが手縫いで作ってくださったんです。

高木&奥野:すごく可愛かった!

山下:アップになるところは照明がまぶしくて……。目が開かないくらいでした。

高木:3人で立ってバラバラにポーズ取っているところが、すごくアーティストっぽいよね(笑)。

山下:気取ってるよね(笑)。


──みなさんアーティストじゃないんですか?(笑)

一同:(笑)。

高木:こっちもスタッフさんと見たんだけど、テレビとかで流れてそうだよねって話してました。

スタッフ:エイベックスっぽいなって周りから言われます(笑)。

一同:確かに!(笑)

高木:私が髪を下して撮影しているのは初めてかもしれませんね。

山下:これダンスがけっこう激しいんですよ。

高木:なかなかハードだよね。


──最後は決めてお終いですね。奥野さん、MVご覧になっていかがでしたか?

奥野:カッコよかった……。

山下:本当に!?(笑)

一同:(笑)。

奥野:この日の服が今までに着たことがないようなカッコイイ服だったので嬉しかったです。髪もいつもは下しているんですけど、今回は初めてアップで。メイクも目の下に赤を引いたりして面白かったですね。


──MVでも個性的なダンスをしていますが、振りつけの作業ってどんな感じで進むんですか?

高木:一気にザッとやっちゃいますね。

山下:日によってすごく頭に入ってくる時と、全然入ってこない日があって。

高木&奥野:そうそう!

山下:全然集中できない日に振り入れがあるとMV前に泣いています……(笑)。

高木:みんなでやっている『Wake Up Girls!』と同じ先生が振りつけを考えてくださったんですけど、それとは全然違っていて。そういう意味では覚えやすかったかも。

山下:あとフォーメーションが3人だから、なんかね!

高木:覚えやすいんです(笑)。パターンが少ないから。


──実際、どのくらいの期間で覚えて披露するものなんですか?

奥野:EDはまだ披露していないんですけど、3時間くらいで覚えて。


──3時間ですか!?

奥野:そうです。

高木:3時間で覚えて、ちょっと期間が空いて、もう一回確認して、あとはやったれ! みたいな。


■ 『ハッカドール』は、夢です――

──前回インタビューさせていただいたときに、「夢はアニサマ、ハワイ旅行、宇宙旅行、30分アニメ!」と仰っていましたが、あれからどうですか……?

高木:変わりませんよ! そのままです!

山下:徳島までは行きましたから! ちょっと下には行きましたよ! もうすぐ沖縄辺りまで行けるんじゃないかな~。

高木:ハワイ行きたいな~。

山下:もう仕事じゃなくてもいいから行きたいです! 海外旅行とか。

高木:仕事終わってから残って旅行とかもいいんじゃない? 『ハッカドール』で行きましょう!(笑)


──相変わらず野望は大きいですね(笑)。みなさんは『ハッカドール』に長く関われていると思いますが、本作がみなさんにとってどんなものになっているのかを最後にお聞かせください。

山下:ドキュメントみたいな質問だ。ヤバい!

高木:うーん、そうですね。情報社会を一緒に生き抜く、大切なパートナーかな? アプリも大活躍ですし。アニメではお茶の間を騒がせ、これからも私の中で大きな存在になっていくと思います。野望や大きく、いろんな人のやりたいことをやっていければ嬉しいですね。どこでも捗らせに行きます!

奥野:なんだろう。スマホを立ち上げればいつでも「ハッカトーク」で話せるし、日本中のパートナーになれるんじゃないかなと思っています。『ハッカドール』はギャグ性も強い作品なので、演技面でも挑戦させてもらいました。引き続き、楽しんでいただけたら嬉しいです。

山下:1号たちみたいに毎日いろんなことをしながら、ドタバタと過ごしてみたいですよね。現実世界では絶対ありえないようなこともやっていますし、『ハッカドール』にしかできないこともたくさんやっているので。『ハッカドール』は夢ですね! 夢が詰まっています! アプリだったのがイベントもやって、歌も歌って、シンデレラストーリーな感じがありますよね。これからもずっと遠くの存在であって欲しいです。私の希望ですが(笑)。


──本日はありがとうございました!

■TVアニメ『ハッカドール THE・あにめ~しょん』

【放送情報】
TOKYO MX USAT枠 10月2日(金) 23:00~
BS11 USAT枠 10月4日(日) 25:00~
AT-X 10月4日(日) 23:15~23:25

【配信情報】
niconico 10月4日(日) 25:30~
GYAO/GYAOストア 10月5日(月) 13:30~
U-NEXT/アニメ放題
マイシアターDD 10月6日(火) 13:30~
ビデオマーケット 10月6日(火) 13:30~
バンダイチャンネル 10月7日(水) 13:30~
dアニメストア 10月22日(水) 12:00~

【スタッフ】
原作: ハッカドールチーム(DeNA)
監督・キャラクターデザイン: げそいくお
シリーズ構成:真衣沢かなと
脚本:佐藤裕(TRIGGER)
美術監督:田代一志
色彩設定:鈴木咲絵
撮影監督:廣岡岳
編集:長谷川舞
音響監督:打越領一
音楽:鳴瀬シュウヘイ
音楽制作:DIVEⅡentertainment
制作スタジオ:Creators in Pack
制作協力:TRIGGER

主題歌:
・「Touch Tap Baby」
作詞:畑亜貴、作曲・編曲:RAMM)
歌:ハッカドール(高木美佑、奥野香耶、山下七海)

ED主題歌:
・「Happy Days Refrain」
作詞:畑亜貴、作曲・編曲:RAMM)
歌:ハッカドール(高木美佑、奥野香耶、山下七海)

【キャスト】
ハッカドール1号:高木美佑
ハッカドール2号:奥野香耶
ハッカドール3号:山下七海



【ストーリー】
 悩める人類を捗らせるために生まれたパーソナルエンタメAI“ハッカドール”

ポンコツだけどどこか憎めない彼女たちが体を張っていろんな人のお悩みを解決!

今日はアイドル!
明日はコンビニ店員!
明後日はエンジニア!
お次はアニメ制作進行で…
その次は魔法少女!?

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>>TVアニメ『ハッカドール THE・あにめ~しょん』公式サイト
>>「ハッカドール」公式Twitter(@Hackadoll)
>>ハッカドール 公式HP
(C)DeNA/ハッカドール THE あにめ~しょん製作委員会
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