人間か、吸血鬼か!? 『「終わりのセラフ」The Musical』佐野岳さん、鈴木勝大さんら役者陣が舞台で大立ち回り
2016年2月4日(木)~11日(木・祝日)、渋谷『AiiA 2.5 Theater Tokyo』にて、『「終わりのセラフ」The Musical』が開演しました。コミック、アニメと人気を博した本作ですが、その勢いは舞台でも健在。開演に先駆け、2月4日(木)には公開ゲネプロが行われ、関係者、メディアからも大好評でした。そこで本稿ではゲネプロの様子をフォトレポートにてお届けします。人間と吸血鬼、優一朗とミカエラの運命やいかに!
■ 再び描かれる数奇な運命……
本作はアニメ前期で放送された主人公・百夜優一郎と、百夜ミカエラの再会、優一郎崩壊までをミュージカルで展開。殺陣、音楽、ダンス、全てが原作と引けを取らない美しさで人間と吸血鬼の戦いを描いていきます。
また、優一郎が学校で柊シノアたちと過ごす日常パートはコミカルかつ可愛らしく進んでいきます。かと思えば、キャラクターたちの内面に迫るシーンや吸血鬼との戦いでは一転して緊迫感が会場中を包み込みます。このONとOFFの切り替えは見るものを引きつけて離しません。
■ 素晴らしいビジュアルと歌声を堪能!
優一郎たちの力強い歌や演技に比べて、ミカエラ、クルル・ツェペシ、フェリド・バートリーの吸血鬼組は歌もダンスもとても妖艶な雰囲気。クルルとフェリドの対立シーンではワルツを踊る演出も。ビジュアルだけではなく、アニメの世界観を存分に盛り込んだ歌やダンスにも注目してください。
後半はそれぞれの想いがどんどん加速! 優一郎とミカエラの再会シーンはアニメ同様ハラハラする展開に。最後は全員で力強く歌い上げるラストソングで締めくくられ、約2時間のステージはあっという間に終幕。原作ファンでなくとも楽しめること間違いなし! ぜひ劇場まで足を運んで、「終わりのセラフ」の世界観を堪能してください。
■ 「終りのセラフ」The Musical 公演概要
■公演タイトル:「終りのセラフ」The Musical
■公演期間:2016年2月4日(木)~2月11日(木・祝)
■劇場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
■原作:「終わりのセラフ」原作/鏡 貴也 漫画/山本ヤマト コンテ構成/降矢大輔(集英社「ジャンプスクエア」連載)
■演出:元吉庸泰
■脚本:赤澤ムック、三浦 香
■音楽:和田俊輔
■振付:本山新之助
■出演:佐野 岳(百夜優一郎役) 鈴木勝大(百夜ミカエラ役) 小野健斗(一瀬グレン役) 美山加恋(三宮三葉役) 水石亜飛夢(君月士方役) 橋本真一 (早乙女与一役) 甲斐千尋(柊 シノア役) 知念紗耶(阿朱羅丸役) 永尾まりや(クルル・ツェペシ役) 中村誠治郎(フェリド・バートリー役) ほか
>>『「終わりのセラフ」The Musical』公式サイト