神vs悪の結果に視聴者騒然!!TVアニメ『おそ松さん』第21話「麻雀」「神松」を【振り返り松】
TVアニメ『おそ松さん』の各話エピソードを、視聴者の声とともに振り返る【振り返り松】。2月最後の放送となった第21話は、麻雀牌の「ジャラジャラ」という音からスタートしました。
麻雀
それもそのはず、はじまったエピソードは「麻雀」。入れ替わりながら対戦する6つ子たちの模様が、カラ松の解説とともに描かれました。起家(註:対局開始時の親のこと)チョロ松から幕を開けた長い夜。果たして、勝負の行方は!?
どうやら、相当やりこんでいる様子の彼ら。相手の手の内を読むモノローグでは専門用語が頻出。将棋ができない十四松(第10話参照)も、ここでは真剣な表情を見せます! とはいえ、ルールを知る視聴者からは「別に全員強いわけではないんだ(笑)」とのツッコミが。「おそ松はカッコよく見えるけど、勢いだけなんだね」「トド松、麻雀なのに『パス』って!」「少牌(註:通常より手配が少ない状態で反則)は凡ミスすぎるけど、十四松はまだ強いのかも。この6人の中ではだけど」と、カラ松の解説を参考に、個々のクセを読み取りながら観る視聴者が多く見られました。
ルールを知らない視聴者は、「専門用語が呪文のように聞こえる」「緊迫した雰囲気なのはわかるけど……」といった不安の声が多く見られましたが、「親に教えてもらったらなんとなくわかった気がする」「録画を何度も見返せばわかるかな」といった人も多々。これを機に、麻雀に目覚める人が続出するかも?
神松
ある日、突如として「神松(かみまつ)」と名乗る7番目の兄弟が降臨! 6つ子が落としに落とした“善の心”から生まれたという、完璧超人の彼。徐々に日常を蝕み(両親やチビ太らを良い方向へと導いて)6つ子の居場所をなくしていく……。
完璧且つ理想型の神松。まわりに次々と幸運をもたらしていくも、6つ子も視聴者も警戒心全開。「チビ太もお父さんお母さんもなんでそんなにすぐ受け入れちゃうの!?」「お父さんはすでに『神松っちゃん』呼びだけど(笑)、なんかこわいよ!」との声をあげます。ただ、危機感をおぼえた6つ子たちの神松抹消計画に触れ、「あれ、やっぱ6つ子のほうが怖いぞ?」「さすが、正真正銘の○○だなあ(笑)」とも。「もはや、どっちにつけばいいかわからなくなってきた」と困惑する声も多く見られました。
CMをはさんで描かれたクライマックスでは、6つ子が神松の真逆の存在「悪松(あくまつ)」を召喚。すさまじいオーラを放ち神松を消してしまいました。「6人の『クソの部分』が集まるとこんなに怖いバケモノを生み出すのか」「もう6つ子に逆らえないじゃん」と震え上がる視聴者。2月最後の放送にして、私たちは衝撃的な瞬間を目の当たりにしてしまったのかもしれません……。
TVアニメ『おそ松さん』
【放送情報】
テレビ東京、テレビ大阪 毎週月曜深夜1時35分
テレビ愛知 毎週月曜深夜3時05分
BSジャパン 毎週土曜深夜0時00分
AT-X 毎週火曜深夜0時30分
【スタッフ】
原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫/「週刊少年サンデー」(1962年~1969年)他で連載
監督:藤田 陽一
キャラクターデザイン:浅野 直之
シリーズ構成:松原 秀
美術監督:田村 せいき
色彩設計:垣田 由紀子
撮影監督:福士 享
編集:坂本 久美子
音楽:橋本 由香利
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
音響監督:菊田 浩巳
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:studioぴえろ
【キャスト】
櫻井 孝宏(おそ松)
中村 悠一(カラ松)
神谷 浩史(チョロ松)
福山 潤(一松)
小野 大輔(十四松)
入野 自由(トド松)
遠藤 綾(トト子)
鈴村 健一(イヤミ)
國立 幸(チビ太)
上田燿司(デカパン)
飛田 展男(ダヨーン)
斎藤 桃子(ハタ坊) ほか
【パッケージ情報】
●Blu-ray&DVD『おそ松さん』第三松
2016年3月25日(金)発売
Blu-ray 6800円(税抜) DVD 5800円(税抜)
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