数分間にも及ぶ千夏のアドリブに注目!? 篠田みなみさん、鈴木絵理さんが出演した『ふらいんぐうぃっち』先行上映会レポート
2016年3月19日(日)、AKIHABARA ゲーマーズ本店にて、4月10日(日)より放送開始となるTVアニメ『ふらいんぐうぃっち』の第1話先行上映会&キャストトークショーが開催されました! トークショーに出演したキャストは、木幡真琴役・篠田みなみさんと倉本千夏役・鈴木絵理さんの2名。
本稿では、第1話の見どころやアフレコの裏話などが飛び出したトークショーの模様を、レポートとしてお届けします!
■ リアル千夏がステージにまさかの登場!?
本編が最速上映された今回のイベントでは、上映会の前後にトークショーを実施。早速、篠田さんと鈴木さんが登場すると、2人も驚くほどの大きな歓声が沸き起こり、温かい雰囲気でイベントはスタートします。
初めに司会から、作中で2人が演じているキャラクターの紹介や、魅力についての質問が投げかけられました。また、キャラクターと自身の似ている点について尋ねられると、篠田さんは方向音痴なところが似ていると告白。すると、アフレコで普段の篠田さんを見ている鈴木さんも同意しており、マイペースな部分も真琴みたいだと明かしました。
一方で鈴木さんは、好奇心旺盛な性格が千夏と共通していると話します。ちなみに当日の鈴木さんは、オーバオールを着て髪を2つに結っており、まさに千夏をイメージした服装や髪型となっていました。ここで「この格好、千夏に似ていると思う?」と篠田さんに聞いてみたものの「身長が似てる!(笑)」と、身長が143cmの鈴木さんに対して鋭いツッコミを入れられ、会場の笑いを誘います。
また、メインキャストの一人でもある、倉本圭役の菅原慎介さんの話題も浮上。アフレコを重ねる内に“菅さん”との愛称で親しまれつつ、そのゆったりとした優しさから“おじいちゃん系男子”が確立していたことが明らかになりました。他にも、真琴の姉・木幡茜を自由人でワイルドと表現したり、真琴と茜の使い魔・チトとケニーの猫同士の会話が面白いと話したり、作品の見どころを次々に語っていきます。
そんなトークで和みつつ、ここで一度キャスト陣が降壇して本編の上映がスタート。第1話は、真琴が青森県弘前市にある居候先・倉本家に引っ越してから、周りの人間と親睦を深めていく場面が描かれます。作中には、弘前市に実在する地名や建物などが忠実に再現されており、例えアニメであっても青森県の空気に触れられるほどです。
上映が終了すると再びキャストが登壇し、お客さん生の反応を聴くことができて嬉しかったことを話します。またアフレコ現場は、作中のように穏やかでキャスト同士が仲の良い現場とのことも、2人の口から明かされました。
演じる上で気を付けた点やポイントを尋ねれられると、篠田さんは真琴のマイペースな性格を考慮して、上げ過ぎず下げ過ぎない声のトーンで演じたと話します。鈴木さんは千夏を演じるにあたり、第1話の長いアドリブのシーンが見どころかつ、大変だったポイントとのこと。また、鈴木さんのアドリブ中は手がジタバタ動いており、子供っぽくて可愛かったと篠田さんがカミングアウトする一幕も。
ここで作中に登場する“魔法”にちなんで「もしも魔法が使えるなら、どんな魔法が使いたい?」との質問が投げかけられました。青森県に行きたいと話す篠田さんは、“好きなところに一瞬で移動できる魔法”を使用したいと話します。一方で鈴木さんは“多くの人が『ふらいんぐうぃっち』を観てくれる魔法”を使えるようになりたいと口にするも、「ここにいる皆さんは、そんな魔法を使わなくても観てくれますよねー?」と呼びかけ、会場からは多くの拍手による返答が送られました。
■ エンディングテーマは『ふらいんぐうぃっち』そのもの!?
また本作が初共演となる2人ですが、ここで改めてお互いの印象を告白することに。篠田さんは鈴木さんに対し、第一印象でしっかりしていると思っていたものの、アフレコを重ねるごとにお茶目な部分が見えてきたことを話しました。そんな鈴木さんは、最初に篠田さんのことを、ゆったりしているマイペースな印象を受けたと明かします。しかし、芯の通った部分も根底にあると述べ、両者の魅力がより露わになった一幕となりました。
その後は、気になる第2話以降の見どころを紹介していきます。篠田さんがオススメする見どころは、今後登場する圭のお父さん。青森県の方言の一つ・津軽弁が堪能なお父さんとのことで、どのような喋り方なのか期待が高まります。
そして鈴木さんは、間の使い方と実在する観光地の2つを見どころに挙げました。間の使い方は、作中に出てくるギャグやシュールなシーンにおいて、絶妙な間をとって笑いを誘う点に注目してほしいと話します。また、弘前市に実在する駅や観光地が忠実に描かれており、地元の人間なら思わず唸ってしまうような、もしくは青森県に行ってみたくなるようなシーンも満載と、意気揚々に語っていきました。
そんなお二人ですが、本作のエンディングテーマ「日常の魔法」を歌っていることもあり、楽曲についても質問されれます。すると歌詞が『ふらいんぐうぃっち』そのもので、何も知らない相手に歌詞カードを読んでもらうだけで、作品が理解されるようなエンディングになっているとのこと。
またカップリング曲には、篠田さんがソロで歌う楽曲「あしたもあした」も収録。内容について尋ねられると「真琴が1人で散歩しているような曲になっています!」と、こちらも作品を映し出したような、穏やかな楽曲になっていることが明らかに。ちなみに本楽曲は、WEBショートアニメ『ふらいんぐうぃっち ぷち』の主題歌となっているので、本編に先駆けてチェックしてみはいかがでしょうか。
最後は篠田さんと鈴木さんから、本作に懸ける想いを熱く語っていただいたところで、先行上映会は終了となりました。
■ イベント情報
TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』
先行試写&ゆるゆるキャストトーク!
出演者:篠田みなみ(木幡真琴役)
三上枝織(石渡なお役)
日時:2016年4月3日(日)
1回目 12:00~(11:30開場)
2回目 15:00~(14:30開場)
場所:青森県弘前市・弘前文化センター
料金:1席 1,800円(税込)※全席指定
全国ローソンで3月5日(土)10:00から発売開始!(Lコード:26742)
※前売券は4月1日(金)17:00まで
※販売、以降は当日会場でのみ販売)
■ 作品情報
<イントロダクション>
木幡真琴 15 歳。一人前の魔女めざします。 魔女-。 自然が多く、資源が豊富な東北地方に住むことが多い彼女達には、 「15歳になったらひとり立ちし、社会に出る。」 そんなしきたりがあるのだとか……。 木幡真琴、魔女。15歳の春。 高校入学をすることになった彼女は、一人前の魔女になるため、黒猫のチトと一緒に青森の親戚の家に引っ 越してきます。 久しぶりに再会した又いとこの圭や千夏、新しく友達になったなお達と過ごす悠々自適な毎日は楽しいことばかり。時折起こるちょっと不思議な出来事と魔女の修行もほどほどに、今日も楽しく過ごします。 のんびり魔女の青森でのまったり生活、始まります。
<放送情報>
日本テレビ:4月10日(日)AM2:25
青森放送:4月16日(土)AM1:27/4月16日(土)PM4:30
サンテレビ:4月14日(木)AM0:30
BS日テレ:4月20日(水)AM2:30
<キャスト>
木幡真琴:篠田みなみ
倉本千夏:鈴木絵理
倉本 圭:菅原慎介
木幡 茜:葵井歌菜
石渡なお:三上枝織
犬養:日野まり
椎名杏子:井口裕香
チト:茅野愛衣
ケニー:佐倉綾音
アル:小澤亜李
<スタッフ>
原作:石塚千尋(講談社「別冊少年マガジン」連載)
監督:桜美かつし
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:安野将人
美術監督:奥村泰浩(ムーンフラワー)
色彩設計:安藤智美
撮影監督:大河内喜夫
編集:後藤正浩(REAL-T)
音響監督:岩浪美和
音響効果:小山恭正
録音調整:星野賢爾
音楽:出羽良彰
アニメーション制作:J.C.STAFF
>>TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』公式サイト
>>TVアニメ『ふらいんぐうぃっち』公式Twitter(@flying_tv)
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